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マイナス10kg間近

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結月です。

減量を始めて78日目。まもなくマイナス10kgというところ。

今月の結美堂山ガール部の山登りまでに10kgは落としておきたいと思っていたので、まあまあ到達。

しかしながら、17年前の大規模減量のときよりはペースは遅い。あれから17年後の今、当時より基礎代謝が落ちていることに加え、やはり東京にいないことが大きい。田舎のクルマ生活でほぼ歩かない。歩くのは家の中くらいで、あとは駐車場の行き来で、おそらく1日に数百歩しか歩いていない。

東京にいると自宅から最寄り駅、そして銀座までの乗り換え、その他営業諸々でそれだけでも500kcalは毎日消費していたはずで、今はそれがない。500kcal×78日で39,00kcal。1kg体重を落とすのに7,000kcalとすると、単純に東京にいたなら今よりも5.5kgは落とせている。ということは、本来なら現段階で15kgの減量を達成していたという計算。

クルマ生活のことは仕方がないが、クルマでは毎日100kmも走っているというのに自分の脚は数百歩。いかに田舎が不健康であるかがわかる。

それを補うためにエアロバイクの時間は1日最低でも1時間半は費やしているが、もっと体は動かしたいところ。

そんなことを考えていたら、究極の運動音痴のくせにラケット競技はできないのに好きで、テニス教室にでも通おうかと本気ではないがちょっと思う。

でも通わない。だって人間付き合いが苦手なわたしはやる気満々の人たちとは話せないし、体力もついていけないから三日で嫌になる。テニスは好きでも周囲が意識高いとついていけない。それにそこまで猛烈にテニスをすることに興味があるわけでない。

あとはタップダンスをやってみたいのは中学生の頃からの願望。今のタップではなく「雨に唄えば」のジーン・ケリーや「トップハット」のフレッド・アステアなどあの時代の古いアメリカ映画のタップが好き。あんなタップが踊れたら楽しそうである。

テニスよりは一生懸命になれそうだが、あまりにも運動能力がなさ過ぎてこれまた自分に絶望して長続きしなさそう。それにダンスの時のあの独特の作り笑いが無理で、恥ずかしくて顔が引きつる。

というわけで、わたしみたいな社交が苦手で、引きこもりで人間嫌いはボッチでひっそりとエアロバイクを漕ぐのがよろしい。

さて、減量の当初の目標はマイナス15kgであり、あとわずか5kgというところ。10kgほど痩せると確かに見た目も違っていて、自分で鏡を見ても顔の大きさが違うし、減量前は何かの拍子に自分の全身が映ると、

「ひどいわ、これ…」

と、服の上からでさえ自分であることを認めたくないほど醜かったが、今日も愛娘と宇都宮のドンキがあるショッピングモールに行って自分の姿の映り込みを見ると、そんなにひどくはなかった。

栃木に来る前くらいには戻ってきたなと実感するわけで、しかしそれでも自分の裸体を見ると、あと5kgの減量じゃまだ足りない気がする。

肥満度の指標であるBMIもあるが、あれは大まかな目安程度で、骨格によっても違うだろうからそこまで厳密には考えていない。それにBMIでの適正を基準にすると、わたしの場合、かなりガリガリになる体重であるから適正範囲内のちょっと太めがいい。

そもそも健康はデブも問題だが、痩せ過ぎもかなりヤバい。とは言え、これはデブでいいという口実にしてはならず、ガリガリがよくないという意味。

ともかく、様子を見ながら体重をさらに落としていくが、取り急ぎあと5kg落として、あとどれくらい追加するかを考える。おそらくはあと6〜7kgがいいところだろう。

しかし、肥満状態からみるみる体重が落ちると楽しくなってきて、この間、短くしたベルトがまたずり落ちてくるようになった。このずり落ちは嬉しいもので、減量を実感できる現象のひとつ。というわけで、またベルトを切断し短くする。

着物でいうと、デブだと名古屋帯でも袋帯でも長さが足りなくてお太鼓の折り上げが短くて柄も理想的に出せない。下手すると、どうやっても帯が巻けない状態になる。ところが痩せると帯が巻きやすくなって、お太鼓も大きく織り上げられるため、余裕をもって帯締めで固定できる。

とまあ、いろいろなところでデブだといいことがない現象が出てくる。服が黒ばかりになったり、夏は暑苦しく見られて、電車に乗っても無言で周囲からウザく見られる。

あとは肥満ということは体内に中性脂肪が多いわけだから、なんだか脂っぽい汗が出て不快だし、不潔である。また服がひたすらサイズアップするので、着れない服ばかりが増える。

そして何より病気になる確率が実に高くて、そうなると生涯にわたって金がかかる。

というわけだから、これを読んでいる肥満気味な人はわたしに続いて減量すべきである。それができなければ、減量の成功者となったわたしは上から目線で減量できないその甘さを馬鹿にして差し上げるのである。

しかし、この愚弄は愛のある苦労である。なぜなら、減量には甘さが禁物であり、減量ができない精神的弱さに対して同情的であったり、優しさでもって対応してはいけないから。傷つけないことを優先して甘やかすと、デブは生活習慣病になって早死にする。だから痩せられないことを甘やかせてはいかん。

そう思うからこそ、わたしは自分にストイックになって、栃木に来てからの体重増量生活を一気に清算するためにこの減量を成功させ、態度で示すことで生活習慣病予備軍の諸兄諸姉を応援するのである。

企画として、ジェネオケヘルシーダイエットクラブなるものをオンナ限定のオンラインサロンでやってもいいと考えていて、それは目標体重に合致する服を事前に購入し、それが着られる体型になるまでダイエットの報告をし合うというもの。そして、スリムになった姿で来年のサントリーホールでのジェネオケ公演の客席に座れるというものである。

とまあ、ひとまずはわたしがさらに7kgほど落とす。はっきり言って余裕。だって今だって減量していることにはなんの苦もないし。モードにさえ入ればなんてことない。あとは肉体という物質であるから、それがなくなっていくには最低限の時間が必要というだけ。

あと2ヶ月ほどで達成できるんじゃないかな。

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