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胃カメラ呑んで、オエッ!

結月でございます。

勤め人でないと遠ざかってしまうもの。それは健康診断。

そんなもん、一切してこなかった、というか放置していたわたしは積年の無視を反省し、

「ここはまとめて人間ドックしかないでしょ!」

ということで、昨日、人間ドックを初めて受けてきた。

これも東京を離れて栃木に来たメリットのひとつで、東京にいたときのように日々、ピリピリすることもなく、ゆったりと過ごしているからで、しかもここは病院が田舎なのに勢ぞろいしているという充実ぶりであるから。

と、栃木に来てからは何かちょっとでも体に異変があると、すぐに病院へ行く生活になって、

「趣味・病院」

という有様。

さて、人間ドックは緊急事態宣言による中止の影響があって数ヶ月、受付が遅れていた。だから予約したのは9月だったけれど、受診は昨日。それでも急なキャンセルが出たおかげで取れた予約で、それがなければ1月だった。

とにかく、長年の健康放置生活で絶対どこかに異常があるはずだと見込んでいるわたし。

というわけで、人間ドックでも脳ドックもセットになった言わば、全身バージョンをしてきた。

これは市から補助金が出るので、本来なら全部やって6万円超のところ、お会計は41200円で約2万円安くなる。

と、保育園に愛娘を送り届け、そのまま病院へ。8時30分。

そこから身長や体重を計り、MRIをして、超音波をしたりと手際よく進められ、最後は懸案の胃カメラ。

胃カメラなんて飲んだことない。聞くところによれば、

「オエッ!」

ってなるらしいじゃないか。

予約の時、電話で、

「口からにしますか、鼻からにしますか?」

と訊かれたものの、やったことないからわからん。

しかし、鼻から管を入れるなんて想像しただけで恐怖であり、スタンダードに、

「じゃあ、口からで」

と伝えた。

その後、体験談など聞くと、鼻からのほうが「オエッ!」ってなりにくいそうじゃないか。

こうなったら病院に再び電話して、

「すみません、鼻からにチェンジで…」

と変更を申し出ようと思いつつ、すでに病院から予約表が届いていて、そこにはしっかりと胃カメラは口からと書いてある。

手続きされてしまったものを途中で変える手間を病院にかけさせるのもどうかと思い、ここは腹を括って変更なし。

それに口からのカメラのほうが鼻より太いから、画質がかなりよく、精密に見られるというじゃないか。

目的は病気の発見であるのだから、「オエッ!」が怖くてそれを避けちゃいかん。

と、怪しげな部屋に通され、変な味の薬と性感ローションみたいな麻酔薬を飲まされ、横たわる。

すると出てきたのは、宅八郎みたいなルックスの医者で、おでこがハゲでロン毛というこの部屋にふさわしいくらいの怪しさ。

しかし、まな板の鯉はハゲでロン毛を信じるしかない。相手は総合病院の医者なのだ。わたしなんかより頭が良くて、国家試験に合格する秀才で、胃カメラのテクニシャンなのだ。ルックスは関係ない。

「力抜いてね〜」とおばさん看護婦に言われ、胃カメラ挿入。

「ちょっとここ、きついとこね〜」

と言われたら、

「オエッ!」

来てしもうた… これが噂に聞くオエっってやつか…

その後、声も出せず、体内に管が入る妙な感覚のまま、苦しいっちゃ、苦しい。

こういう時は苦しいという概念を捨てることだ。精神統一のごとく、頭の電源をオフにする。死人の境地のモードにする。何も考えるな。

苦しさに執着すると人間はパニックになる。苦しさが恐怖ブレンドで倍増する。だから頭の電源を切る。

ハゲ&ロン毛のテクニシャンはオリンパスの胃カメラを両手で操作しながらわたしの胃の内部を診ていく。

「次は胃の上のほうです」

なんて聞きながら、管を突っ込まれた気持ち悪さを感じぬよう頭では考えないようにする。

「はい、終わりです〜」とようやくカメラを抜かれたら、溜まりに溜まっていた唾液がどろりと出る。

「落ち着いていて、すごく上手でしたよ!」

と、おばさん看護婦に褒められる。そりゃそうだ、頭の電源を切っていたのだから。

胃カメラの使い手は検査が終わると、

「食道も胃もきれいでしたよ。問題ありません」

と言ってくれた。

マジ!? よかった。ずいぶん長い間、バッカスも認めるドリンカーとしてお酒を飲みまくった毎日だったからダメだと思ってた。しかし、お盆明けからのほとんどノンアルライフで改善していたのだろう。

それに食道癌もなかったということ。ハードリカーをストレートでばかり飲んでいた時期が長かったから食道癌リスクは高いはずだった。

しかし、週刊プレイボーイの元編集長、島地勝彦さんから、

「ウイスキーはストレートで飲むのは禁止。食道癌になるから」

と言われていて、ずっとハイボールだった。島地さんに会ってからはドライマティーニも控えていたし、ウイスキーストレートもほとんど飲んでいなかった。

島地さんの愛した作家たちがストレートで飲みまくって食道癌で死んでいったからであり、その代表は開高健。

と、食道も胃もきれいだったのは、島地さんに会ったおかげかもしれない。

さて、そんな人間ドックは脳ドックも兼ねたものなのに午前11時過ぎに終わった。2時間ちょっと。

夕方までかかると思っていたのに、これは病院の手際がよかったからだろう。

あとは検査結果が出てから電話をもらい、郵便での通知ではなく、医者がリアルに説明してくれるのもその病院の良さ。

というわけで、何かと病院へ行きまくっているわたしはその翌日の今日は朝から内科にいつもの喉の薬をもらいに行き、そのまま今度は皮膚科に行って頭皮の炎症の診察に行った。ちなみに一昨日は循環器内科に行っている。

とにかく、食道と胃は大丈夫であっても、心臓や脳ミソは懸案のまま。何かあってもこの病院グセをつけておけば早期発見で何とかなるだろう。本当にこれは東京にいるときにはできなかった。東京は忙しすぎるから。それに電車移動で意外と病院へは行きにくい。

今いる栃木は車さえあれば、病院に楽に行ける。

何もしないで健康というのはほぼあり得ない。自動車と同じく、メンテをしながらいいコンディションを保つ。

ということで、

「趣味・病院」

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