結月です。
9月。
1月末日から始めた減量も7ヶ月が経過。
減量は継続中で現時点でマイナス18kgゾーン。8月はお盆休みで愛娘の学童保育が1週間も休みになり、満足にエアロバイクに乗ることができなかったこともあってややペースは落ちた。しかしお盆明けからはいつものモードになりエアロバイクは一日30分を3セット。
すでに当初の目標体重には到達しているのだけれど、もう少し落としてもいいかなと思うので、あと3kgくらいかなというところ。
とはいえ、エクササイズといい減量食生活といい、それが快適になってしまったのであと3kg落としたところで食べる量を増やそうとも思わない。たまにはカツ丼とかラーメンとか食べてもいいのだろうけど、炭水化物を大量摂取する欲望もなく、とりわけ食べたいという気にもなりそうにない。
体調がいいものをわざわざぶち壊してまでラーメン食べるかってことで、思えばこれまでにラーメンはたくさん食べてきたわけだから今更という感じなのである。
しかし、先日銀座に行ったとき、行きつけのインデアンカレーを食べに愛娘と丸の内まで歩いた。
インデアンカレーは大阪の難波にもともとあった店で終戦後からある古いカレー店。小学生の頃に父に連れて行かれてからはすっかり常連で、高校のときは週に3度は行った。その父も若い頃から通っていたのである。
そんなインデアンカレーは丸の内にも出店し、銀座にいた頃はよく歩いて食べに行った。
わたしは最後の晩餐はインデアンカレーがいいと本気で思うほどで、ここのカレーだけは減量中でも治外法権なのである。
そんなインデアンカレーで6歳の愛娘と並んでカウンターに座るのも感慨深いものがあった。しかしインデアンカレーは結構辛いので6歳児はミートソーススパゲティである。
というわけで、インデアンカレー以外には炭水化物ガッツリなものは食べたいものはなく、血糖値の上昇も脂肪肝も炭水化物を摂取しすぎることで起きやすいから米もパンもそんなに要らない。
そもそもそんなに炭水化物を必要とするような生活をしていない引きこもりである。
思い返せば大昔、渋谷の東急百貨店の青果売り場で一日に何度も重い台車を引くという肉体的重労働という性に合わないことをやっていたときは、社員食堂できつねうどんとたぬきそばをダブルでお盆にのせて食べていた。それくらいの炭水化物摂取でも全く太らないほどの労働だった。
とまあ、BMIでも標準体重にしっかりと収まるようになったのであるが、さすがに見た目も変わっている。減量前の食生活が今では信じられない。よくあれだけ飲み食いしていたものだ。脂質異常症のど真ん中を行く生活でわたしの血液中にはたっぷりと中性脂肪と悪玉コレステロールが循環していたのである。
さて、痩せると気分がいいものである。すなわちデブ状態だと自分では気づいているが気分が良くない。自分でデブ認定をしているからで、わかっちゃいるけど痩せられない。
そんな気分の悪さがあるから、人に会うのも憚られる。気持ちよく会えないというか、自信を持てないというか、ダサい自分だと思っている。だからメンタルがどこかでネガティヴになる。
しかし、痩せると気分がいいので、人に会っても気持ちでデブを隠すこともないし、清々しい。この快適さがあるものだから、わざわざカツ丼やラーメンは食べる気がしないわけである。この清々しさ、この快適さを失ってまでそんなもの、食べたくない。
だからわたしにはリバウンドなるものはないわけで、リバウンド云々な人はそのあたりの認識が振り切れていないのだろう。
もはや肥満は精神病なのである。
ところでYouTubeを久しぶりに復活させようと思っているが、それはコンサートのことなど情報発信が必要になったからである。予防医療のことも含め、伝えたいこともたくさんある。
昔はこうしたブログでよかったが、今は動画の時代でテキストの時代ではない。なので本来は引きこもりで人間嫌いだから自分の姿を見せるのはあまり好きではないが再びYouTubeをやることにする。
でもそれを続けることを目的にしないし、伝えたいことだけを話す方向性でいこうと思うので余計な編集もテロップもなしでシンプルにいく。
YouTubeをやる気になったのは伝えなければならないことが増えただけでなく、減量してルックスが痩せたというのもある。いくら伝えたいことがあっても自分がデブ状態でコンプレックスがあるとちょっとその姿はさらしたくない。昔の知り合いなんかに見られて、
「すげー太ってる」
なんて思われるのも嫌なものである。
とりあえずは人前に出てもコンプレックスを感じないほどに体重を落とせたのでいい頃合いというわけで、肥満を解消することは精神的には大変よろしい。
服だってデブを隠すような服を着出したら情けない。隠そうとしても見ればわかる。
「あっ、太ってきたんだね」
と、口にはしないが容易に見て取れる。
というわけで、YouTubeを撮る準備、というか話す内容をまとめたり、思いついたものがメモを取ったりしている。しかし、YouTubeで自分を撮影しながら喋るのは本当に久しぶりであるからそのモードになり切るまでは少し時間がかかるかもしれない。コロナ禍に関係なく、栃木に来てから特に引きこもりであるから。
しかも東京にいるときはお客さんなど毎日大人とお話していたのに、栃木に来た途端に話し相手は愛娘だけで今でこそ言葉を流暢に話すようになったがそれでも大人の会話とまではいかない。とどのつまり大人相手に日本語を話す時間がほぼない生活で、言語の運動不足である。
さて、YouTubeではジェネオケのことや音楽のこと、将来の日本のクラシック音楽のこと、そして予防医療のことなどをテーマにする予定。
2023年も9月。
やらなければならないことが山積。
とりあえず体重を落とすというやるべきことはほぼクリア。