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グローバルダイニングの社長がかっこいい。

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結月です

さて、今日はKindleで買った本は、今話題のグローバルダイニング社長の著書『タフ&クール』である。

グローバルダイニングの長谷川耕造社長はコロナの時短営業命令に対し東京都に裁判を起こして、先日「実質勝訴」を勝ち得た。さらに従業員にもマスク着用を求めない方針を出したようで、この人、かなりのロックンロールである。

このような闘争心はわたしも好きだから著作があると知ってすぐにKindleにダウンロードした。今日読み始めたばかりだが、その反骨精神は生い立ちからさらに小学校、中学校、そして高校での生き様を知るとよく理解できる。

実はグローバルダイニングがどんな飲食店を展開しているかを知らなかったわたし。調べてみると「ラ・ボエム」じゃないか。ラ・ボエムは銀座にいた初期の頃に行きつけで、一人でよく通った。連日だったことも珍しくない。

ちょうど着物の仕事を立ち上げる頃で、たった一人のミーティングとしてゴルゴンゾーラの蜂蜜添えと赤ワインを選んでいた。

銀座6丁目のラ・ボエム、さらに1丁目にも行ったが、サイトを見ると1丁目店はなくなってしまったのだろうか。

とにかく料理が美味しかったのでラ・ボエムには生徒もよく連れて行ったし、打ち上げにも使った。

そんな大好きな店のオーナーが長谷川構造社長だと知り、時短営業に反骨したというので嬉しくなったのである。

時短営業がコロナの感染拡大を予防したかどうかはわからない。ある程度防いだところもあっただろうし、意味がないところもあっただろう。店の形態によってそれは異なるし、それを一律な命令にしたことに問題もあったと思う。

一方、行政の立場としては店の形態で分けていられない都合もあるのもよくわかる。しかし、都の命令に合理性はなかったとする判決が出たのであるから、時短営業命令は日本の法律的には無理があった。

コロナ禍の中では「そこは関係ないだろ!」というようなところまで一斉に規制されてしまって、わたしも昨年、コンサートをやったときは入場制限だとか合唱団や演奏者のディスタンスだとか正直、感染には関係なさそうなところにうるさく言われ、ムッとくることも多々あった。

しかし、それを言わなければならない職員も仕事でやっているわけで、一職員に文句を言っても始まらないから言う通りにするしかない。場所を借りて公演をする立場となっては、だったら場所は貸せませんと言われればおしまいだから仕方がないのである。

グローバルダイニングは自社の飲食店であるから法的拘束力がないものは従わなくてもいい。しかし、非科学的な批判を恐る風潮からほとんどの店が時短営業に従ったのであり、そんな中、グローバルダイニングは訴訟に踏み切った。

だから、時短営業による感染防止の是非は調べられないけれど、

「これは違うんじゃないか!?」

と自分が思うことを同調圧力が凄まじい中で突き進めるそのロックンロールな精神が頼もしいのである。

そういう根性が社会を変えていく。淀んだ雰囲気に風穴を開ける。

コロナ禍も明らかにフェーズが変わったのは世界的なところだが、人気のいない屋外ではマスクはしなくてもいいなんてことを政府が言い出した。それは最初からそうなのであって感染環境でないところでマスクしなって何の意味もない。

問題なのはそんなことさえ言ってもらわないとわからない国民性であろうか。

そんなことさえ自分で判断できない国民性であろうか。

合理的根拠に基づかず行動するというのはあまりいいことではない。

そんな理不尽と闘う長谷川社長のラ・ボエムに久しぶりに訪れたくなった。

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