結月でございます。
7月22日からGoToキャンペーンが始まるみたいです。このキャンペーンの内容が手厚すぎて、LOVE!
よおーし!どこに旅行に出かけようかな〜 どこか行きたいところは、
「特にないッス」
いや、マジで特別行ってみたいところってわたしはないんだけどさ。わたしは奥日光にいる時間が一番幸せなので、また奥日光へ行くかも。
でも、そんな奥日光だってたまたま行ってすごく気に入ったから、やっぱり出かけてみないとそういう出逢いはないものね。
上方のわたしとしては、もう西側にはあんまり行きたくない。学生時代は熊本で過ごしたし、もう西日本はいいやって気がする。
というか、ずっと東へやってきて、東京で長くいたけどさらに今は栃木にまで昇ってきた。だから西方面となると、なんか戻るって感じがして嫌なのよね。
しかし、旅行代金の半分が支援されるというのはすごい。
コロナの感染拡大がどうとかって言われるけど、わたしはこのキャンペーンには賛成。だって、日光に行っても全然観光客がいなくて、お土産物屋さんとか、あれはマジでやってられないのがわかるから。スカスカだもん。人が歩いてない。ああいうところが全国的にあって、地方財政を一層危うくしている。
ずっと銀座で店をやってきて、お客さんが来ないことの辛さをわたしは身にしみて知っている。東日本大震災のときなんか、もうギブアップ状態のまま家賃の請求書だけは来ていた。
そうやって自分で商売やったり、経営していると本当に苦しいわけで、その苦しさを思うとコロナどころではないことはわかるわけよ。
なので、GoToキャンペーンにコロナがどうとかって反対している人って、大半がサラリーマンだと思う。
とにかく旅行業界が壊滅的に危ない。旅館とかそんな個人経営レベルだけでなく、JALやANA、JR各社などそういう社会的になくては困るところが危ないのだろう。そこを政府は考えているのだと思う。
言ってみれば、このキャンペーンは利権なんだけどね。でも利権でもいいんじゃない?って思う。
だって、それによって経済が少しでも回るのならね。利権の力で良くなることもある。
補償でどの地方自治体も財源は使い切ったところもあるし、もうこれは経済を回さないとどうしようもないってことなんだよね。そうしないとコロナより破滅的になるという認識。財政的に緊急事態宣言はやってられないんだよ。
まあ、それでも結局は旅行へ行くのが怖いっていう人はキャンペーンがあっても旅行はしないだろうし、する人はするしで、人それぞれ。
ともかく、わたしはこの機会に愛娘を連れてどこかへ行きたいって思ってる。
人間は各々のポジションで生きている。だから統一なんてできやしない。
感染学者が自分の専門分野から8割云々というけれど、人ってそれで生きていけるほど単純じゃない。
客が来なくなって、自分が築き上げた店や会社が潰れるかもしれないっていう恐怖はそこには考慮されていない。
わたしは自分のポジションとして、そういう苦しみと猛烈な不安がどれだけ人間にとって辛いかをよく知っているから、GoToキャンペーンには賛成する。
もし病院関係者のポジションなら、余計なことはしないでくれってなるよね。
感染すれば重症化する高齢者だとこんなキャンペーン、非常識だって思うだろうし、感染してもどうってことない世代だと旅行行こうよってなるよね。
それくらい世界は多面的であるから、何をやっても賛否両論になる。
それが嫌なら、中国みたいに「あなたの都合は考えてられないんだよね」と国家的な強権で徹底するかだよ。
どっちがいいかってこと。
感染症対策だけで考えれば、中国は正しいんだよね。でも、それをあなたは受け入れられますかってことなんだよ。
だから、コロナなんてなるようにしかならない。だって、日本がコロナ感染者数も死亡者数も世界に比べて少ないのは、結局何が原因なのか、はっきりと特定はできないんだから。よくわかんないけど、結果としてこうなってるってだけで。
とはいえ、これはやっちゃまずいよねってこともはっきりしている。だから、そこまで馬鹿にはならないよね。
そんな中でもこのキャンペーン、地域経済を考えてもやるしかないと思うね。ベストではないかもしれないけど、全否定というものでもない。
じゃあ、感染したらどうする?って言われても、じゃあ、観光地で仕事している人が食えなくなることはどうする?って結論のない押し問答になるだけ。
だから、この国でそれが利権によるものであろうとも、その利権も事実であり、そういうところで社会が動いている現実の中で提示されたものを受け入れるか受け入れないかは自分で判断して生きるしかないんだよ。そこの自由は日本は中国と違ってあるわけだから。
そういう意味でわたしはキャンペーンを受け入れて、旅行へ行こうと思ってます。