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チケット販売をどうするか悩ましい。

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結月です。

11月22日のマロオケ・レクイエム公演に向けて、今日はチケット販売の準備。

マロオケ窓口専用ダイヤルの電話番号を取得し、チケットぴあ、そしてイープラスにアカウント登録が完了。

5年前はチケットぴあに座席登録するときは、こちらで預ける座席番号をまとめてメールで送り、それを受け取ったぴあの担当者が向こうでさらにそれを登録するというちょっぴりアナログ的なやり方だったのが、今はオンラインで公演者が登録できるようになっていた。

イープラスは昔からオンライン登録が進んでいて、ぴあは人間的なところがあった。それも企業文化の違いで、イープラスはプログラマー的な会社で、ぴあは公演が好きな人が対面で仕事してるって感じ。

それはいいとして、現在わたしは猛烈に頭が重くて、ぐったりなのである。

数時間、スマホでいろいろ調べては考えて、頭を使って脳内グロッキー状態な真夜中0時過ぎ。

だったら、ブログなんて書かなきゃいいじゃないかと思われつつ、頭が緊張状態になると疲れているのに冴えてしまって眠れない。それにわたしはこうしてつらつら書いているほうが落ち着く性分だから。

考えていることをこうして書いていると落ち着いてくるし、書くことでパッとアイデアが閃いたりする。

と、どうして脳内グロッキーになったかというと、公演の座席をホール収容人数の半分にするか、一気に全席で売り出すか悩んで、そして調べ、また考え、悩んでいたからである。

まん防中の現在はホールとしては半分に制限されていている。

とりあえず様子見で、半数だけを販売しようと一度は決めつつも、やはり連番で売りたい気もするし、11月下旬はワクチンの接種率を考えても緊急事態やまん防が発令されることはない、とわたしは読んでいる。

しかしながら、万一を考えると、もし全席で売ってまん防なりが発令されると、せっかくチケットを買ってくれたお客さんの半数を断って返金しなければならなくなる。

返金業務がかなり面倒というのもあるし、それ以前にマロオケに来てくれるラブすぎるお客さんにキャンセルの申し出をする残酷な処理をしなければならないなんて、わたしのハートがズタボロになる。それに連番の場合、友達同士で申し込んだのに片方だけが来れないなんて悲劇にもなる。

というわけで、ひとまずは1席空けの半数で売り出し、後ほど残りを万一を想定しての了承済みの販売をしようと思ってはいる。

とはいえ、ワクチン接種の進行からして、11月下旬はもう大丈夫という希望的観測でない、データに基づいた予測がわたしにはある。

だったら、全席販売をしようと思い、同時に「万一」のときのプランBを考えていたら脳内グロッキーになってしまった。

データに基づいた予測とはいえ、万一を想定するかしないか、しないとすれば博打っぽい勝負になり、本命で鉄板に賭ける気持ちになり、大昔は競輪に夢中になっていた頃の記憶が蘇る。

本命鉄板で勝負して外したときの記憶。

ほろ苦いどころではない絶望的気分が思い出され、わたしにプランBを模索させる。

ともかく、結論はまだ出ておらず、明日、チケットぴあに電話して相談しようと思う。

クラシックだけでなく、様々な公演を見ると、どの主催者もここが悩ましいところであるらしく、全席で売るところもあれば、手堅く最初から半数のみのところもある。

しかし、半数のスカスカでは音楽は躍動しない。音楽は演奏者と観客の両者のエネルギーの核融合が必要なのである。

さて、コロナの収束はワクチン接種にかかっているわけだが、日本のワクチン接種は世界もびっくりなほど驚異的なスピードで進んでいて、6月の終わりで1回接種が人口比22.2%、そして2回接種完了で10.9%。

グラフを見ると、5月下旬からの加速がすごくて、ワクチン接種に関しては日本政府も厚生労働省もそして現場の医療機関もものすごくよくやっている。接種がうまく進みすぎて、供給が間に合わないといううなぎ上りで、日本人ってゼロからの発想力は弱いけど、一度決ったことにシステムが構築されるとやたらと優秀になる。

と、ひと昔前にテレビでよくあった「日本ってすごい!」という気味の悪い番組には冷ややかであったわたしもワクチン接種に関しては日本を肯定的に捉えている。

あとはワクチン陰謀論とか、クソすぎるまでに非科学的なガセ情報をいかに駆逐しながら、そういうものを信じやすい経験値の浅い若年層にワクチンをきっちりと広めるか。

いずれにせよ、夏が終わって涼しくなるくらいには今とは随分違う風景になっているはず。

というような平常時とはちょっと違ったご時世の中で行うコンサート。もちろん、わたしにとっても初めてだし、今までとは異なり、常に先読みをしながら進めていく緊張感がある。

賭けはしない。合理的判断で進める。そう思ってはいても、結局のところ近未来が確定しないまま進めなければならない事案は「決断」をしなくてはならず、そこは賭けになる。

あとは結果を待つだけ。思えばこの公演はそうやってここまで来た。

さて、ワクチン接種が広まると、ワクチンを打った人は居酒屋で生ビールが1杯無料になるとか、宿泊施設が安くなるとか、そういうサービスが出てくるんじゃないかとここで以前話したら、ワタミが早速、生ビール1杯無料をやるらしい。

また、ワクチン接種者は温泉が割引になる旅館もあるとのこと。

これからはワクチン接種したかどうかが一つの線引きになる。いくら打ちたくないなんていう人がいて、それが個人の意思だと言っても、社会的には「コロナ撒き散らす危ないヤツ」と認定されるから、ワクチン拒否は個人的な損失が大きいだろう。

そもそも社会的善を考えれば、ワクチンは個人的好みが優先されるものではなく、かつてのような集団接種であるべきものだから。

ともかくもワクチン接種したことでサービスが受けられることが広まると、さらにワクチン普及が進むからビジネス的な戦略と社会的善がつながる。

いち早くワクチン接種で集団免疫が獲得されて、コンサートホールのお客さんがマスク姿でないようになってほしい。

やはりマスクをした顔というのは異様なものだし、古くは全学連、革マル、さらにはスケバンというように顔の半分以上を隠す行為は美しくない。

そして、マスクは笑顔が見えない。

コロナで失われたものは笑顔であり、マスクの下に笑顔が隠蔽され、いやそもそも笑えるような空気でなかった。

しかし、まもなく夜明け。

夜明けが、来る。

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