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こんなにも安物の鍋

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結月です。

毎朝の減量メニューでは今は小松菜の中国炒めをお食べている。ほうれん草は夏場は高いし、弱々しいから安くてしっかりしている小松菜がいいというわけ。でも、小松菜も本来は冬野菜だから、夏用に品種改良されたものだろう。

中国料理屋に行くと空芯菜の炒めがあるが、あれと同じ要領で小松菜。ニンニクをスライスして少量の油で香り付けをし、そこに小松菜をザッと入れて茎から順に炒める。火が通ったら塩を少々、調味料を少しを加え、混ぜればできあがり。もちろん、ニンニクに唐辛子を加えてもいい。

これは美味しいだけでなく、数分でできあがる上に安い。

あとは木綿豆腐で冷奴。さらに春雨と玉子スープ。

スープを作るのに用いていたアルミ製の鍋の取手が外れてしまった。思えばこれは大学生で一人暮らしをするようになるとき、母が調理セットとしてもらせたものだった。かなり年季が入っている。

仕方がないので6歳の愛娘と共に近所のダイソーに出かけてみると、アルミ鍋が200円だった。しかし、今まで使っていたものと同じアルミといえどもかなり薄くて、見るからに安物。値段通りである。

でもまあ、春雨スープを作るだけだからこれでいいかと買った。こだわって他の店に行くのも猛暑の中で億劫だった。

いつも通り春雨スープは難なく作れる。200円で問題はない。ただ、よくここまで素材をケチって薄々のペラペラにまで作れるものだなと、そのケチぶり、というか価格を安く提供する気合いにはむしろ驚く。

これだけ薄くとも一応アルミだから何年かは毎日使っても穴が開くようなことはないだろう。

ただ、減量メニューの適当な春雨スープならいいが、まともなものを頑張って作ろうという気分にはなりにくい。

包丁などもいいものを使うと自然に気合が入るというか、ちゃんと作ろうという気になる。モノのオーラみたいなものはあるものである。

物事には下へ下へ行くものと上へ上へ行くものがある。

ダイソーは下へ下へ行く典型的な店で、とりあえず使える安物ばかりで、でも100円ならいいよねという驚きはある。

しかし、下へ下へのエネルギーが強いから、100均ばかりに行く人は貧乏になるなんて話があるのはよくわかる。100円で済ませて十分だと狙って買うのはいいが、100円だからというので闇雲に買い漁るのは貧乏路線なのである。

そういえば先月、行きつけのドンキで玉子焼き鍋、あの四角いフライパンを買った。確か700円くらいだった。

6歳の愛娘がだし巻き玉子が大好物なので、買うより作ったほうが安いし美味いから買ったのである。

もう少し値段が高いものもあって、確か1200円くらいだった。しかし、どちらも安物であるから一番安いものにした。

そんな玉子焼き鍋でだし巻きを作ったが、当たり前だが普通に作れた。

玉子焼き鍋でも1万円近くする料理人が使うようなものもある。ただ、いくらだし巻きが好きと言ってもそんな毎日作らないからそこまでの品物は要らない。

そう思うのは、だし巻きに対してもわたしの思いがその程度だからである。

結局のところ、どんな品物を選ぶかは思いの強さである。

100均ばかりというのは、何に対しても思いがない生き方をしているからきっと駄目なのだろう。

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