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夜空は5,000年前

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結月でございます。

魔のゴールデンウィークが今年も始まってしまった。昨年までは保育園、今年からは小学校が休みになるGW。6歳児を終日、面倒看なければならないという鬱屈。

しかし、愛娘も6歳になっていろいろ自分でできるようになり随分楽にはなった。3歳のGWが最もハードだった。

さて、小学校への送り迎えがあるため、4月からは起床時間が5:15になってしまったわたし。生涯、こんな早起きが日課になることはなく、電車通学だった高校時代だって6:30起床だった。

というわけで、夜中に天体観測をするのが難しくなったのは、午前2時まで観測をすると睡眠時間が3時間になるため、金曜の夜のしかもピーカンの夜空を狙わなくてはいけないから。

と、やっとそのタイミングが揃い、ユニステラの望遠鏡をクルマに積んで観測スポットへ。

ちょうど半月か。

射手座にある三烈星雲(M20)。地球からの距離は5,000光年以上。

同じく射手座にあるオメガ星雲(M17)。

これも射手座の干潟星雲(M8)。

猟犬座にある球状星団(M3)。地球からの距離はおよそ34,000光年。50万個の恒星が集まっている。恒星だけで50万個なのだから、きっとどこかに宇宙人がいて文明がある。

とまあ、このほかにもいろいろ撮影したが、天体観測は何時間でも楽しめる。

宇宙を見ると、気が遠くなるほどの星がある。光り輝いているだけで夥しい数で、それらは恒星であって、その周囲に惑星もあると考えると確率的に宇宙人がいるはずなのである。天文学者や宇宙物理学者はそれを普通に認めている。

野鴨星団(M11)も撮影したが、白い粒がすべて恒星。

さて、日本のハクトRが月面着陸に失敗してしまったが、わたしが生きている間に月くらいには行けるだろうか? 数十年もすれば宇宙旅行も手短なものになっているかもしれないが、月面はまだ無理かもしれない。月面に基地が作れたとしても、旅行者を滞在させるものは数十年では間に合わないか。

今、6歳の愛娘なら死ぬまでに月面に行けるかもしれない。

そんなことを考えつつ、GWは雲がない夜空であれば天体観測に出かける。季節ごとに見える天体は変わっていくので飽きることがない。

しかし、5連休が控えている。昨年まではコロナのおかげで観光地もスカスカだったので大変居心地が良かった。ところが今年は人混みで、今日もよく行くショッピングモールに買い物に出かけると駐車場が満車に近いほどで大変な賑わいであった。

そんな人混みを見ると、コロナ禍が懐かしいと思う不謹慎ぶりで、GWでもフードコートがガラガラで愛娘とリンガーハットのちゃんぽんを悠々と食べたのがいい思い出になりつつある。

人間の営みがごちゃごちゃとありながら、空を見上げると5,000年前の光があった。

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