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Unistellar eVscope 2が悶絶ほしい。

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結月でございます。

やっと三が日が終わり、保育園スタート。年末年始、5歳児と終日一緒だったためにまるで手をつけられなかった事務処理を再開。昨年の2つの公演のうち、ひとつは年末に仕上げたが、もうひとつ残っている。さらにまだ手をつけていない決算業務も。

今日はとりあえず決算の資料作りに専念。夕方までに終わらず、晩ご飯を食べたあともリビングルームで続行し、深夜0時超えの1時過ぎ、やっとExcelへの入力は終わった。9時間ほどはかかっている。

ひたすらに伝票の記載をExcelに入力するが、おもしろくもなんともない。とは言え、昔ならイラついてベートーヴェンのシンフォニーを大音量でかけて奮い立たせないとできなかった事務作業も今は静かな集中力でこなすことができるわたし。

事務作業のアレルギー反応を克服し、おもしろくはないけれどもできるようにはなった。こういうことができないと事業はできないと知ったから。

明日で仕上げて税理士に送る。そして、公演の事後処理のほうも進める。

保育園が始まったおかげで解放感を味わいたいところだが、公演と決算の締め切りが間近であるから悠長なことはしていられない。保育園だってたちまち土曜日にはまだ休みになるのだから、要するにこの3日間でやり切らなければならない。

さて、天体観測にハマりかけのわたしはすごい望遠鏡を見つけてしまった。

それは、Unistellar eVscope2という代物で、電子望遠鏡である。

これがすごいのがスマホのアプリと連動させるだけで、どんな天体も自動でピントを合わせるだけでなく、ハイレベルな写真が撮影できる。

つまり、星雲など暗い天体を写真にしようとすると、本来は長時間露光した写真を10枚以上撮影し、それをPCに取り込んでソフトで重ね合わせ画像処理しないとよく知る写真にはならない。ところがこの望遠鏡はそれを望遠鏡ないで処理し、スマホでそれを現場で見ることができるのである。

しかも赤道儀の極軸合わせなど面倒なこともやらなくてよく、望遠鏡が星を捉え、位置確認し、お目当ての天体を選ぶだけで望遠鏡は自動で動く。

この望遠鏡はお値段がなんと!649,800円である。

これは上位機種でその下にeVscope eQuinoxというのがあり、これは369,800円。その差は28万円。

違いはというとアイピースがあるかどうか、そして解像度の違いであるらしい。

eVscope eQuinoxのほうはアイピース、つまり覗き見することができずスマホで天体の画像を映し出す。解像度は実際のところはそこまで差は出ないようだ。

ここで迷うのはスマホで天体を見ると臨場感がないということ。

スマホで見るのならGoogleで検索した画像を見るのとあまり変わらない気もする。やはり望遠鏡らしくアイピースを覗き込むことはしたい。

しかしながら、覗き込んでもそれはデジタル処理された画像であり、いわばミラーレスカメラのファインダーのようである。

その違いで差額の28万をどう考えるか。

ちなみにアイピースはニコン製。

実際に使ってみるとスマホで見られるならアイピースは覗かないということもあり得る。

さて、光学式がもちろん臨場感は抜群であるけれど、暗い星雲となるとデジタル処理しないと図鑑のようには見えないわけで、その場では見ることができない。見れたとしてもちょっとビミョーなもので、映ってはいても小さいとか、ぼやけているとか、多分これなんだなみたいな見え方になる。

あとは赤道儀の設定など観測前にやることが面倒で、すぐに星を見たいわたしにはeVscope が良さそうなのである。

こういうのはプロセスの難しさを楽しむ魅力もあり、赤道儀を合わせたり、天体にピントを合わせるのにものすごく苦労し、時間をかけたり、写真を撮ってそれを処理したりと面倒であるからこそ楽しい側面もわかる。

そのプロセスを経たほうが感動があるに違いないが、基本的にめんどくさがり屋なわたしはそこまでしたくない。それにまた公演をやるとなるとそこまでやる暇がない。星を見るのが目的であり、プロセスを楽しむことはあまり目的には入っていない。

であるからして、このスーパー望遠鏡Unistellar eVscope2が猛烈にほしい。

年末に買ったものは光学式の良さとして同時併用する。やはり光学式はいいもので、カメラだってミラーレスのモニター画面より一眼レフのレンズを通したものはリアリティがあって皮膚感覚が得られていい。

天体望遠鏡のカタログを眺めていると、反射式の本格的なものがほしい。しかし高精度の赤道儀が付いて天体を追尾し、さらに撮影できるモデルとなると60万〜80万円はする。そこにデジタルカメラを買うとなればかなりのお値段になるわけで、そう考えるとUnistellar eVscope2は実はそんなに高いものでもないと言える。

ただやっぱり光学式の本格的なものを持っているとカッコいいというのがあって、これはポルシェを持つようなものなのである。

まずはオートマの普通車で運転に慣れ、そこからマニュアルトランスミッションのポルシェに乗る。とまあ、そんなところだろうか。

となると、Unistellar eVscope2はいきなり自動運転の電気自動車に乗るようなもので、運転が好きなクルマ好きには邪道に違いなく、天体写真を撮るプロセスを含めてこそ「楽しさ」と感じる人にはきっと認めないだろう。

ただ、天体望遠鏡を覗くとわかるが、はるかかなた先にある惑星に望遠鏡をピン合わせするのは大変難しい。望遠鏡がちょっとずれただけで天体はどこにあるかわからなくなる。そんなストレスにわたしは耐えられそうにない。

また長時間露光で何枚も写真を撮ってそれを重ね合わせる処理も5歳児の落ち着きのなさと共生している身としてはちょっとその余裕がない。

こういうのはよほどの暇人でないとできないわけで、定年後の趣味とか、会社員でウィークエンドは趣味に没頭したい独身などじゃないと難しい。

というわけで、Unistellar eVscope2がほしいわけだが、いきなりこのお値段にはビビる。昨年買ったサブカー、ダイハツミライース中古より高いじゃないか。となれば、アイピースは諦めてスマホだけで見るeVscope eQuinoxにしておくべきか。でもそれでも安いものじゃない。

いやいや、やっぱり望遠鏡は覗かないと見ている気がしない。これは重要な動作である。

いやいや、こんな全自動だったらかえって飽きるんじゃないか。

いやいや、夜の観察だから愛娘を放っておくわけにいかないから観測時は同伴である。となると、まだ落ち着きを形成されていない5歳児(まもなく6歳)が光学式のガチ望遠鏡でピント合わせをする手間を待ちきれやしない。

とまあ、悩むわけで、こんな出費はやめておいたほうがいいという基本原理も働き、でも星雲を図鑑でない姿をリアルに見たい夢もある。こういう楽しみがないと生きていてつまらなくなる。

先日、火星が小さく見えただけでも感動したのだから、星雲が図鑑にあるような姿で見られればもっと感動する。

それにeVscopeシリーズは月が明るかったり、街明かりがあるところでもデジタル処理ができるため観測ができる。ベランダからでも星雲が見られるのである。

光学式のガチモデルだと奥日光まで行き、どうせわたしが行けば真冬は吹雪、それ以外は雨がフルに決まってる。

と、生きる楽しさを考えている。

ところでeVscopeは5000以上の天体のデータがアプリに内蔵されている。これを全部見るのに何年かかるのだろう? 季節によって見えるもの見えないものがあるのだから、一生かかっても無理かもしれない。

すなわち、この望遠鏡があれば死ぬまで楽しめるというわけ。

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