結月でございます。
ここではちょっと前からご案内していたジェネオケのテーマソング「JOYFUL〜よろこびの詩〜」がYouTubeで公開です。
実は数日前に公開していたのですが、歌詞字幕バージョンに差し替えました。
歌詞字幕を入れることに気づかなかったのは、歌詞がないクラシック音楽をやっていたせいだという自分の特性を新たに知ることに。
なるほど、歌は歌詞が表示されたほうが覚えやすい。というわけで、この歌を歌ってください。
この歌は12月12日の第九公演のコンセプトをもとにドンキの歌の人、シンガーソングライターの田中マイミさんにお願いしたもの。
クラシックとなるとどうしてもマニア的な趣味というか、閉鎖的になりがちなので、親しみを持ちやすいテーマソングというかたちでできるだけ多くの人に馴染んでもらえればと思う。
少子高齢化の日本では従来のクラシックファンだけではこれからやりきれないのははっきりしているので、クラシック音楽に接したことがない人がジェネオケのこれからのメインターゲットです。
もちろん今のクラシックファンを無視するわけでなく公演には訪れてほしいけれど、でも新しい取り組みをやっていかないとクラシック音楽界に将来がないのは人口分布からも明らかで、この直視したくない事実をわたしは直視しているのです。
幸いジェネオケは定期公演などもないし、いつやるかも決めていないスタイルなので自由度が高く、次から次への公演をやっていかないと立ち行かない他のプロオケとは違って、新しいことをゆっくりと考えられる余裕がある。
やはり忙しいと長期的視野を持つ時間がなく、目の前にある業務をこなし続けなければならないので、大局観は持ちにくい。
というわけで、このテーマソングは第九公演を皮切りとして、ジェネオケを知ってもらうために広めていきたい。
例えば、クラシックのコンサート当日は開場されてからロビーにも音楽がなく、雰囲気として殺風景であるから、この歌をBGMをしてかけてみてもいいかなと思ってる。
もちろんコンサートの演目によるけれど、明るく元気な曲だったらいいんじゃないかな。
オーケストラのコンセプトを歌が事前に伝えてくれると、コンサートへのわたしたちの思いをお客さんと共有することができる。
それだけでなく、歌としていいからジェネオケ関係なく、この歌が社会に浸透すればいいと思ってる。
生きていれば嫌なこともあるし、辛いこともあるし、死んだほうが楽だと思う人だっている。しかし、実は生きているからこそ、未来に可能性があり、その可能性から幸せが生まれる。だから、生きてることに、歓喜しよう。
そういうジェネオケのメッセージがこの歌を通じて多くの人に伝わればいい。
と、田中マイミさんが作ってくれた素敵な曲「JOYFUL〜よろこびの詩〜」のPVをご覧ください。歌詞字幕付きです。
ついでにわたしとマイミさん、そして振付・演出の戸辺久美子さんのテーマソング案内動画はこちら。
テーマソングができた経緯なんかを話してます。
「JOYFUL〜よろこびの詩〜」をどうぞよろしくお願いします。
PV制作&スタッフ
作詞作曲・歌:田中マイミ
編曲:荒木陽太郎
ダンサー: Ryo Kamon y-u-kari Ryo→ suke 天野花穂
演出・振付:戸辺久美子(HIPJIVE)
カメラ・編集:まさきフィルム
撮影協力:佐々木亮
ヘアメイク:太田順子
制作プロダクション:株式会社ヒップジャイブ
企画・立案:結月美妃(有限会社結美堂)