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炭治郎!説明がくどいぞ!

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結月でございます。

昨晩は5歳になった愛娘とテレビで鬼滅を見る。今のところ、全話欠かさず見ている。

しかし、毎度思うのは、

「炭治郎、お前、説明がくどすぎ!」

ってこと。いちいち自分の心情や状況を説明すんな。しかもくどい。

「お前、絶対、女にモテんやろ?」

と、キャラで人気なのは主役の炭治郎ではなく、善逸らしい。わたしはしのぶさんが好きで、なぜならお姉さんが好きだから。

ところで前々回で鬼に変化した禰󠄀豆子に炭治郎が、

「闘わせてごめん」

というセリフがあるが、今風だなと思った。今は自虐的な偽善というか、自分の責任感を表に出して相手に迷惑をかけないようにするというメンタルだから。あのシーンでは普通は、

「ありがとう。禰󠄀豆子」

だと思うのだけれど、

「闘わせてごめん」

と、カッコつける。関西地方で言う「ええカッコしい」というやつである。

しかし、兄貴を助けようと闘ったのに、

「闘わせてごめん」

なんて言われたら、せっかくの努力が報われないというか、謝るよりお礼を言ってもらったほうが嬉しいなーと思うのだけれど。

つまり、「闘わせてごめん」というのは実は優しく見えるようで自己中心的な考え方であって、「自分が、自分が!」という押し付けがましい性格の裏返し。だから炭治郎は自己中な男なのである。そもそも、

「炭治郎、お前、弱えーじゃん!」

というのが毎度わたしが思うところであり、弱いくせにカッコつけてる。ああいう生真面目で、ええカッコしいは鼻持ちならなくて、だから人気でも善逸に負けるのだろう。

説明やウンチクがくどいわりに弱いという炭治郎。そもそも戦闘の場に妹を箱に入れて連れてくるところが迷惑な話で、

「蝶屋敷に置いてこいよ!」

と、5歳児とテレビを見ながらヤジってるわたし。

そんな5歳児はあっという間に次回に続くという展開に、

「短すぎ〜!もう映画で見る〜!」

なんて言っている。

それも説明のセリフが長すぎて物語が前に進みにくいわけで、何かと余計な説明が多い時代なのである。

マクドナルドのドリブスルーへ行くと、わたしはもうオーダーを決めているからさっさとマイクにそれを頼もうとすると出鼻を挫くように、

「当店おすすめ、何某バーガーはいかがでしょうか?ご注文お伺いします」

なんて言われて、毎度機嫌が悪い。

こっちが話そうとしているのに話を聞こうともしないで、自分のおすすめを出会い頭、一方的に押し付けて、そこからご注文お伺いしますなんて言いやがる。

サブカーとして買った中古の軽自動車ミライースにはドライブレコーダーが付いていて、エンジンをかけると、

「今日も安全運転でお願いします」

なんて音声が流れ、それが終わるとすぐに、

「ICカード、または運転免許証を読み込ませてください」

と、毎度うるさいったらない。

時速75キロを超えると、

「スピードが出過ぎています。速度に注意してください」

といちいち指図してくるし、ちょっとブレーキを踏むと、

「急ブレーキを感知しました」

と、言われなくてもわかることを言ってくる。

ずっと我慢してたけど、あまりにうるさくてイライラするし、そもそも高音の警告音をいきなり鳴らされるとビクッとして余計に運転が危ない。速度の注意が出ると思うと、80キロ制限の道路でもメーターを見たりしてしまい、結果脇見運転になる。

5歳児もいつも、

「うるさいー」

とクレームを言う始末で、いい加減我慢できなくなって、今日、ドラレコのケーブルを引っこ抜いた。録画なんかしなくていいから黙ってろ。

と、静かになると大変快適。

とまあ、日本はとにかく余計な説明がうるさい国なのである。

駅に行くと、

「正面が男子トイレ、右側が女子トイレになっております」

なんてアナウンスが流れ続けている。これはなんか意味があるのだろうか? 入り口の色も違うし、そんなこと言われなくても間違える馬鹿はいない。

ついでに言うと、ちょっと高めの飲食店で料理の説明をわざわざされるのがわたしが大嫌い。説明すればありがたみがあると思っているのだろうか? こっちはすぐに食べたいし、目の前には愛人がいて、トークをしたいのに勝手に割り込んでくるな。料理は黙ってテーブルに置いておくだけでよろしい。玉ねぎが北海道産なんてしょーもない情報を仰々しく言うな。玉ねぎなんてスーパーで売っているものも北海道産だ。

盛るのは簡単。足すのは簡単。引くのが難しい。そして、余分を引いて、本当に必要なものだけを残すことが上質。だから鬼滅はすべてが盛りすぎていて上質ではない。

上質なのは、やっぱり綾波レイちゃんで、必要なことしか言わない。しかも端的に。あとは何も喋らない。これは一番いい。

しかし、今は「言ってもらわないと理解できない」時代で、要するに読解力が低下しているのだろう。そして想像力が低下しているのだろう。

さて、今トレンドのオミクロン株。市役所のホームページを見ると、どうやらわたしのところには3回目のワクチン接種券は2月14日に来るらしい。それは2回目の接種日による。

わたしは喘息持ちであるということで年齢よりもかなり早く接種券をゲットし、さらに病院でキャンセルが出たところをすかさず捉えたのでよかった。とはいえ、2月14日としても抗体値が上がる頃にはオミクロンはピークアウトしているんじゃないか。遅い人なんかは3回目の接種券発送が7月なんて能天気なことを言っている。

5歳以上のワクチン接種も諸外国より4ヶ月遅れ。そして今頃になって保育園や小学校で蔓延し、休園が過去最高で慌てている。

岸田政権はアウト。何もしないという政権があるのは驚きで、コロナに関しては方針もなく、説明が皆無。

説明が必要なところは説明がなされず、説明がいらないところが説明がくどい。

どうも日本はおかしな国だと思いつつ、これも時代だろうか?

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