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ゴーストバスターズに就職したい。

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結月でございます。

先日たまたまテレビをつけたら映画の「ゴーストバスターズ」をやっていて、5歳児と一緒に見た。

告白すると、わたしはゴーストバスターズのことが大好きで、この映画はVHSで持っているし、何度も見ている。

それは子供の頃にゴーストバスターズを劇場に見に行って、ゴーストバスターズに心酔してしまったからで、サントラのカセットテープも親に買ってもらい今もまだ持っている。

当時、テレビで明石家さんまがゴーストバスターズのTシャツを着ているのを見てものすごくほしかったのだけれど、それは今、Amazonでも手に入る。昨年から買おうと思っていて、まだ買っていないのは綾波レイちゃんのことが好きすぎて綾波レイちゃんのTシャツとかを買ってしまったから。

今月、ゴーストバスターズの新作が劇場公開された。これは絶対に行く。予告編を見るとどうも映画的には大したことなさそうとわかりつつ、ゴーストバスターズとなれば行かなくてはいけない。

わたしはゴーストバスターズだったら就職したいと思っていて、あのツナギのユニフォームが手に入ったら躊躇なく着る。肩にゴーストバスターズのワッペンが貼り付けられていて、憧れなのである。

とにかくゴーストバスターズのことが好きでたまらないのであるが、今、池袋のパルコで公式グッズを売る店が展開されているらしい。この情報を得たのが昨日であり、もっと早く知っていれば一昨日、東京に行った時に爆買い大人買いをした。

仕方がないから再来週の日曜に東京に行くからその時に爆買い大人買いをすることにする。Tシャツは絶対に外せない。Amazonで売られているものはバッタものだから公式のものがほしい。

あとほしいのはゴーストバスターズのエンブレムがプリントされたトートバッグで、スーパーに行くときに使いたい。そして、ステッカーとワッペンも絶対にほしい。

ゴーストバスターズの新作が映画館で見られるという話をうちの愛娘にしたら一緒に観に行きたいと言う。

「いやだよ。だってさー あんた、うるさいじゃん。映画の最中にいつも質問攻めじゃん。映画館じゃ喋っちゃいけないし、アタシはゴーストバスターズに集中したいから一人で観に行く」

と、クルマの中で言ったら、助手席に座る5歳児はグスグスと泣いてしまった。

「ゴーストバスターズ、みたい、、、うえ〜ん」

こんなに泣かれると思わなかったので、とりあえず、

「わかった、わかった。じゃあ、連れて行ってあげるよ」

と、嘘をついた。わたしは一人で観に行くつもりなのである。

予告編を見る限り、5歳児が観てもあまりおもしろくはなさそう。やはり1作目がよくて、あれなら5歳児もテレビで観て楽しめた。

今の映画って、映像ができすぎていて逆につまんないんだよね。すごいことやっていてもハンドメイド感がなくて、人間臭さが乏しい。

ところで痛車なんて乗っている奴は馬鹿だと思うけれど、実は最近、わたしは自分のクルマを痛車にして喜んで乗っている人たちの気持ちがわかるようになった。

それは大好きな綾波レイちゃんのTシャツを買ってしまったからで、わたしはエヴァンゲリオンが好きなのではなく、綾波レイちゃんが好きなのである。レイちゃんのことが好きだから、レイちゃんがプリントされたTシャツを喜んで着ている。

Tシャツだけでなく、薄いジャンパーも持っていて、これを喜んで着ている。

まだ着ていないけれど、Tシャツが2枚、さらにボタン付きのシャツみたいなものも買ってあって、暖かくなったら着ようと準備してある。

なるほど、綾波レイちゃんの服を喜んで着て、さらにその服を着ていることが自慢げであることが痛車の魂なのである。

そこの興味がない人から見ると、文字通り「痛い」わけであるが、当の本人は自慢げである。

というわけで、わたしはここぞというときこそ綾波レイちゃんのTシャツを夏に着よう。

そこに加えたいのがゴーストバスターズであり、ゴーストバスターズのエンブレムがど真ん中にプリントされたTシャツを自慢げに着る。だから、

「あっ!それゴーストバスターズじゃないッスか!!」

と言われたいわけで、わたしは、

「モチよ」

と、答える。

綾波レイちゃんのことだって、

「あっ!綾波レイだ!!」

って言われたい。

と、ショッピングモールなんかを歩いていると、鬼滅の炭治郎が着ている羽織の柄マスクなんかしたガキがいたりして、

「バッカじゃねーの。ダサっ!」

とか思ってる。

そもそも炭治郎って主役のくせに弱えーじゃんかよ。どうせ柄物マスクするなら善逸にしろよ。わたしは炭治郎の柄なんて恥ずかしくて身に付けられない。

と、うちの愛娘の髪ゴムについたリボンは胡蝶しのぶの羽織の柄である。

さて、わたしはゴーストバスターズに就職したいわけだが、ゴーストバスターズの車に乗ってみたい。あれはゴーストバスターズ設立当初、金がないからボロ車を改造して作ったものだけれど、ドアにゴーストバスターズのエンブレムが描かれてあってカッコいいのである。

あれと同じように愛車のメルセデス・ベンツのドアに加工しちゃってもいいかと思ったが、

「むむっ!? それって痛車?」

う〜ん、じゃあ、サブカーのダイハツ・ミライースにする? いや、しかし軽自動車にゴーストバスターズだと、なんだか訪問医療やっているクリニックの車みたいで貫禄がない。

やはり、愛車のほうかと思うも、愛車はセダンだし、ゴーストバスターズであればステーションワゴンがいい。

と、アホなことを考えつつ、綾波レイちゃんのTシャツもゴーストバスターズのTシャツも基本引きこもりのわたしはあまり着る機会がない。

昨年買った綾波レイちゃんのTシャツも多分、4回くらいしか着ていない。やはり人に見せたいから東京にレッスンに行くときに着るわけだが、そうでないときは引きこもりで保育園の送迎くらいしか外に出ない。

あとは引きこもっているとせっかくの綾波レイちゃんも猫しか見ないということになるから出番がないのである。

薄手のジャンパーのほうはそこそこ出番があった。

とまあ、ゴーストバスターズの新作は映画としてはおもしろくなさそうであるけれど、一応は見ておいて、池袋のグッズ販売店で爆買いする。

わたしはゴーストバスターズのエンブレムを見ると恍惚となるのである。

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