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アントン・ヴェーベルンのことがなんとなくわかった。

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結月でございます。

今日はなんだかアヴァンギャルドな気分で、アントン・ヴェーベルンのCDをセット。

十二音技法バリバリで無調な音楽を聴いていると、ちょっと気持ち悪くなったり、猫も神妙な顔つきになってりする。

しかし、ヴェーベルンを聴いていて、なんとなく、なるほどそんな感じで作曲したんだなっていうことがわかった。

「わかった」という表現をすると怪しくて、得てして「わかった」という奴に限って全然わかってない。

だから、わかったというか、フィーリングとして作曲したヴェーベルンの「気分」が感じられた。

これはもう言葉で説明できない言語以前のフィーリング。

言葉でそれを説明できないけれど、言葉を使ってそういう表現はできる。できるというか可能。不可能じゃない。

インターネットが出てきて、さらにTwitterが出てきて、言葉は一直線でないことが可視化されたのはずっと興味深く思っている。不特定多数の人の想念が短い言葉で混在している。これもフィーリングで捉えるもので、ヴェーベルンの音楽はそれに近いと思った。

と言っても、やっぱり説明不可能だからやめた。説明できなくはないかもしれなくても、説明しちゃうとおもしろくなくなる。

さて、今日は市役所のワクチン接種推進係にネットで接種券発送の申し込みをした。

わたしの年代はまだまだ先になるのだけれど、特定の基礎疾患があれば早く申し込めるという案内が昨日出ていたから。

わたしは公的機関のサイトは結構まめに見ていて、公的機関はかなりちゃんと仕事をしていて、役所は自分の味方だと今は思っている。

昔は左翼的で役所は敵、というか鼻持ちならない連中だと思っていたが、これはわたしの若さゆえの過ちで、日本の役所は実にちゃんとしていて、親身にやってくれているのである。

だから、役所のサイトは有益な情報があって、そこに情弱だと得るものが得られない。

コロナに関してもこの危機に行政は何もしてないとか文句垂れるのがいるが、それはただの情弱で、そういうことを言うやつに限って、ちゃんと公的機関の情報を見ていない。

ついでに日本政府も駄目なところはあれど、結構ちゃんとやってるよ。ちゃんとやってないのはマスコミだよ。で、情報ソースをマスコミにしている人は文句垂れが多いよ。

と、それはいいとして、わたしは子供の頃から生粋の喘息持ちで、今年はこれほど苦しめられていないが、昨年は一年の半分以上、咳をしていた。

それが今年は治っているのは、栃木に来てから「趣味・病院」を徹するようになり、何か異変があればすぐに病院に行き薬を処方してもらうから。昨年は人間ドックもやり、恐怖の大腸カメラもやった。

その流れで軟弱な喉対策もやるようになり、

「あっ、来るな…」

と思えば、すぐに病院で薬をもらう。ドンピシャの薬を発見したからで、それを得てから大きなことにはなっていない。喉が過敏な人は、微々たる異変もすぐに察知できるのである。

と、そんなわけで、「慢性の呼吸器の病気」という項目で申し込みを完了。これで同世代より早くワクチンが接種できる。

と、新しいもの好きなわたしはいち早くワクチンを打って自慢したいのだけれど、相変わらずアホすぎるワクチン陰謀論があって、さすがに公衆衛生上の問題だけに笑って済ませられない。

それを河野大臣がブログで発信してくれていて、内容のしっかりしている。

www.taro.org

反ワクチンの活動家とか、組織化されたところもあるらしいことは知っていた。EUによれば、その情報源が中国やロシアだったりして、効果抜群のmRNAワクチンのガセ情報を流しているともある。

これは政治外交上、十分にあり得る話で、中国もいち早くワクチン開発に成功したとはいえ、それはmRNAワクチンでなく、有効性もファイザーやモデルナには及ばない。

しかしながら、WHOも承認しているし、ワクチンとしては悪いものではない。

ただ、ファイザーとモデルナがすごすぎて、比較すると劣る。

こうなると中国としては国家のメンツにも関わるし、政治的な立場も弱くなることから、mRNAワクチンのガセ情報を世界に流すのは戦略的にやるのはわかる。

問題はそれを真に受けた人たちで、それが日本でもうじゃうじゃいる。

とはいえ、中国嫌いな日本人が多い事情を考えれば、元情報が中国からの発信となれば、手のひら返しでmRNAワクチンを信頼するかもしれない。

それもどうかと思いつつも、結局のところ、ワクチン陰謀論を信じてしまう人たちは基本的に科学的な知識がなかったり、政治的に偏屈、つまりなんでも自民党を批判したいとかであったり、浅はかなものい流されたやすい情弱であったりするのだから、ワクチンの陰謀論が中国の政治的戦略という位置付けだと思うと意外と接種率は上がるかもしれない。

しかし、新型コロナは世界を覆ったため、ワクチンは世界的なニーズとなり、国際政治化する。

mRNAワクチンを開発した西側諸国に対して、それはロシアや中国は、

「マジムカつく!」

と思うのが政治であり、ロシア人や中国人だって有効性が高くてさらに安全であるなら自国のワクチンよりもmRNAワクチンを打ちたいと思うのが自然。

そうなると国家の統治に関わってくるから、中国政府がファイザーやモデルナのことをどこまで情報統制しているかはよく知らないが、ありそうなことではある。

ともかくも、ファイザーかモデルナを2回接種すれば、新型コロナに関してはほぼ無敵になるのだから、副反応がどうとか言ってないで早く打つべし。

しかし、ワクチン接種すると腕が痛くなるとか一時的な発熱があるから打たないなんて言う人がいることに驚く。

コロナ感染したほうがよほどハードなのに、そんな簡単な天秤の釣り合いがわからないとなると、なるほど荒唐無稽な陰謀論も信じてしまうか…

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