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日本政府のコロナ対応はナッシュ均衡を目指してる?

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結月でございます。

なんだかまたコロナが騒がれ出して、オールドメディアのテレビはまたしても視聴率ゲットの大チャンスというわけで、また煽るのかな。

って、テレビを見ないわたしは今、どんな風に報じられているのか知らない。

しかし、居酒屋など飲食店が目の敵にされて、これはもう飲食店には悲劇。おまけに食事しながらマスクとか、原理主義も行き着くとギャグになるという法則。

そもそも飲食で酒飲むって言っても、飛沫ガンガン飛ばすような飲み会をするのって一部なんだよね。酔っ払って大声で叫びまくって大はしゃぎっていうのは確かにいるよ。でも、そうでないのが大半で、普通に飲み食いしているのとひとまとめにされるとおかしくなる。

マスクもそうで、外を歩いているのに四六時中マスクっていうのもそういう分別がされなくて、よくわかんないから全てのケースをひとまとめにしてずっとマスク!みたいになってるわけ。

とまあ、感染の知識はすべての人に一様に広がり、一様に理解されるものじゃないのでこんなことになるのだけれど、そこに日本独特の同調圧力が加わると、さらに面倒なことになる。

しかし、飲食店は受難で、アクリル板の仕切りとかで経費はかかるし、それでいてそんなもんがあったら美味しく食べられない!とも思うから感染対策なるものをすればするほど客足は遠のくこともあろうし、マナーの悪い泥酔客が騒ぎ出して、

「お客様、飛沫が…」

なんて言っても相手は酔っ払い。聞き分けるわけがない。

というわけで、飲食店は自分の店に愛着があっても、給付金をもらってここは潔く撤退が数ヶ月前の解であり、余力を残してコロナワクチンが広まったら再出発がよかった。

地獄の持久戦にはさすがにもう耐えられないだろうから、残るのは資金力があるところか、常連がしっかりしていてギリでやっていけるところくらいかな。

さて、感染が広がると口々に政府の悪口を言うメディアに引きづられて、個人もそれを受け売りする。

でも、わたしは日本政府はコロナ対策をまあまあ良くやっていると認識している。それは為政者の立場として想像すればよくやってるなということ。

感染を食い止めるには、中国のように個人情報をガッツリ管理して感染状態をすべて把握するのがいいわけだけれど、これはマイナンバーカードをやると言ったら個人情報に敏感なリベラルというか、パヨクみたいなのがアレルギー反応を起こすくらいだから、受け入れられない。

だから、政府はその飛車角の手段を使えないまま戦わなければならない。

中国はそこんとこ、強権でやれるから飛車角を何枚でも打ち込める。

で、こんなこと言うと中国がすごい管理社会で息苦しいかと思われそうだけれど、住んでみると全然そんなことはない。日本のような同調圧力がないからむしろ楽とも言える。

だから、わたしだって中国にいたら健康の個人情報をスマホで提示しなければならないことなんて、な〜んとも思わないだろう。いや、ほんと、そうなんだよ。現地では。

それに中国は日本では考えられないような身勝手なのが多いから、むしろ管理されてそういうクソみたいな奴らがいなくなることは歓迎される。監視カメラだって、それがあることで安心して暮らせるようになった。

だから、日本だとジョージ・オーウェル的な恐怖を中国に感じるだろうけど、実際はそんなことないんだよ。

でも、それと同じことを日本でやるとなると、わたしだって嫌だね。日本社会でそこまで徹底して管理されると、すごく鬱陶しい。

なぜなら、日本は社会の民度にある程度委ねて、まあまあの秩序を保つ社会だから。

それは同調圧力が倫理を作るところもあるけれど、同調圧力が高い上に管理強化となると、これは最悪だよ。

中国は同調圧力がない楽さがあって、管理があっても差し引かれて楽なわけで。

ともかく、選挙がある都合、政府も強権的なことはできない。だから今のようなコロナ対応になる。

でもこれは「ゲーム理論」のナッシュ均衡を頑張って目指してるんだろうなって思うわけ。

いろんなプレイヤーがいて、なんとかほどほどにやってる。

結局、コロナに思うことってすべてがポジショントークだから。

医者は医療現場が勤務先で、コロナが増えると現場が耐えられないことを知ってるし、そうなると仕事もやってられなくなる。だから医者の発言は医療というポジショントーク。

超絶優秀な尾身先生が飲食のときのマスク付け外しという珍ルールを言ってしまうのも、感染症という狭いポジションのことを限定して考えていて、社会だとか、一般常識だとか、人々の生活だとか、そういうことを抜け落ちてるからなんだよ。

そして、飲食店を経営していればGoToは大歓迎で、それは自分のポジションがあるから。

さらにGoToの中止を呼びかける人は飲食店で働いていなくて、おそらく今のところ給料もちゃんともらえて生活に金銭的苦労がない層だろうしね。

もっと言えば、飲食店や宿泊施設、観光地でバイトやフリーターをしている人にとっては、GoTo中止なんて言う奴はぶっ殺したい!と思ってるだろうし。だってクビにされたら生活できないから。

とまあ、そのようにいろんなポジションで生きているプレイヤーがいるってことで、これはゲーム理論なんだよ。

そこでナッシュ均衡を探らなければならない立場が政府であって、そういう意味で日本政府は限られた中でよくやってるし、日本人の特性を踏まえた上でのらりくらりとやりつつ、時には批判を受けることに我慢している。

だから、わたしは政府には理解を示していて、逆に不安を煽りまくるワイドショーとか、無知のままで適切な考えができない盲目的な生き方をしていたり、無用に怯えてアルコール消毒ばかりを強迫神経症状態でやっている人のほうが社会悪だと思うわけ。

でも、それも俯瞰的に見ればそういうプレイヤーがいるっていうゲーム理論に落ち着くわけで、そう考えたらおもしろい現象かなってね。

まあ、相手はウイルスだからね。すげえ小さいからねえ。

そりゃ、うつるよね。

マスクとか言ってるけど、何ヶ月も前から日本人は同調圧力で要らないところでもずっとマスクしてる人が多かったし、それでも感染するっていうのはしょーがないっていう領域なんじゃないかな。

それを重箱の隅を突くようにご飯を一口食べたらマスクとか、

「いやいやいや〜 それはもう無理でしょ! そんなことしていたらコロナに罹らなくても精神病になるって!」

と、わたしは普通に過ごしてます。

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