結月でございます。
昨年からのコロナ騒動も今年の後半には終わりそう、とわたしは予測。
終わりそうと言っても、2年近くのコロナ禍のダメージは業界によっては凄まじく大きいので、ウイルス的には落ち着いてから、ダメージの修復に忙しくなるに違いない。
飲食店は大型のところは負債が大きいので、利幅の低い飲食では返済が滞る。来年あたりの倒産が多いかも。それは旅行業界も同じだけれど、旅行業界はまとまりがあって政治力があるのでそこは飲食よりは乗り越えられるんじゃないかな。
今年の後半からは景気は回復傾向に入る。とはいえ、サラリーマンの給与が上がることには直結しない。
自営業で自分でどうにかできる立場はチャンス。
いつまでもコロナに憂いていちゃいけない。景気回復に向けての準備を今から始めておくべき。
もちろんオリンピックも開催される。
政府が進めるやり方でいけば、それほど大きな感染の脅威はないと見る。ゼロではないけど、さほどでもない。
ただ、無観客で盛り上がるかどうかは別として、でも日本人のことだからオリンピックはやったらやったで池江選手など見て、
「オリンピック、やってよかったね」
と、なると思うよ。
あとはコロナによって社会の構造が変わった。リモートワークはその典型で、不動産業などはオフィスの空室率が高くなって大変かもしれない。
しかし、リモートワークで可処分時間は増えるので、エンタメやレジャー関連は期待大。
ところで「金持ちは金持ちになって、貧乏人は貧乏のまま」なのだということがよくわかる。
リモートワークできるのはある程度のグレードの企業に限られる。牛丼屋のバイトはリモートできない。
つまり、所得が高い仕事ほど楽になり、そこに発注なども増え、社会的底辺に位置する仕事はたとえ仕事量は増えても賃金は上がらない。
これは社会の構造としての事実であり、不景気に対する経済対策も結局のところ仕事ができて、有能で、もともと賃金が高いところに流れていくのである。
わたしはこの事実に対して、批判的なことはさほど思わない。事実として認めている。
経済が高度になればなるほど能力が求められ、能力がないと対応できないのだから、勉強してこなかっただとか、高卒であるとか、そこにはどうしても賃金の高い仕事は回ってこない。
と、同時に安い仕事は安い賃金でもいい外国人がいたり、物価の低い海外での生産になるから日本国内ではやはり厳しくなる。
ともかく、コロナで一流企業も大打撃を受けたけれど、今年の後半からその修復が始まる。
だから、おもしろくなるよ。コロナである程度、今までのくだらない価値観が破壊されたので今までにない価値観で動きやすくなるから。
今までの価値観に戻りたいと思うと没落するし、今までにない新しさを求めるとおもしろく過ごせそう。
それのどっちにつくかは、その人の性格によるかな。
政府に批判ばかりしている体質の人は、批判に一生懸命で新しいことを考える時間を批判に費やすから出遅れるしね。
世界が体験した大転換だった、コロナは。
そして、コロナによってmRNAワクチンという人類の叡智の最高傑作ができあがった。この技術のおかげで、これからは感染症に怯えることがなくなるかもしれない。もちろんウイルスが変異したってすぐに対応できる。
感染による死者は伴うけれど、大きな視点から見ればコロナウイルスが人類に与えた恩恵も結果的にはある。ウイルスによって人は進化する学説だってある。
小さい視野に立つか、大きい視野に立つか。
もちろん人間は個として小さい視野で生きているには違いない。しかし、大きい視野を取り入れて生きるかどうかで俄然、違ってくる。
毎日、煽るテレビばかり見ていては、大きなものは見えない。なぜなら、テレビは小さい視野向けに煽ることで番組を作っているから。
というわけで、コロナの終わりが見えてきた、と思うわたしはそういう立場で生きていく。
コロナが怖いというのは実はすでに時代遅れになっているから。
もちろん、感染して死亡する人がまだ存続することは事実であるけれど。
そして、自分だって感染して死んでしまう確率はゼロではない。
でも、そこを気にすることはいいことはないし、罹ってしまえば、その時に考える。
ともかく、コロナウイルスの話題はもう古い。コロナの次の世界というステージにもう入ったのは確実だから。