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「漂えど沈まず」なんて暇人の言葉

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結月でございます。

凄まじい勢いで進化していく3歳児と暮らしていると、自分がこのままではいけない!と強く思う。

3歳の、例えば言語の習得など見ていると、なるほど人間はこのようにして言葉を話すようになるのかと、まるでエリクソンの心理社会的発達理論を直に感じたりする。

いやいや、そんなわたしだってその発達理論の中にいるわけで、

「さあ、勉強するぞ!」

なんて今さらながらに思っているのはその一過程なのかも知れない。

そう。わたしは今、いくつかのことを勉強していて、それらをマスターしたら次に別のジャンルへの勉強へ進む。

東京を離れ、栃木に来てからライフスタイルが変わってしまったわけで、これはつまり東京ならできることがこちらではできないという証であり、リニューアルではなく、またゼロから始めなければならない。

だから、自分にとって「初めて」のことを勉強し、習得する。3歳児の進化には負けていられないと意地を張りつつ、勉強をマジですることが楽しくてたまらない。

とにかく、コロナで時代もガラリと変わるのは確定しているし、「これまでの自分」ではとてもじゃないが対応できないのは目に見えている。

そういうわけで、勉強。

勉強とは自己満ではなく、自己実現のためにするものであり、ロケットに火薬を詰めるような作業だと言っていい。

しかしこれがまた新鮮であり、心地いい。

勉強そのものは金にはならないけれど、勉強した知識やノウハウはお金につながる。

それは長期プランでありながら、中期プランでもあり、つまり先を見据えてということ。

勉強って本来そういうものだよねってことが3歳児の進化で改めて知る。

「人生は死に向かってピークを持っていく」

わたしはいつもそう考えていて、寿命で死ぬその瞬間がピークがいい。そうすれば満足して死ねる。

プロ野球選手のように若くしてピークを迎え、30代でお払い箱というのは辛い。

しかし、死に向かう時間の中で少しずつクレッシェンドをしていけば最高のフィナーレを迎えられる。

そのためにはエネルギーを落とすことなく、勉強して火薬詰めをし、行動しながらまた新たな勉強で仕入れをし、爆発力を高めていく。

「漂えど沈まず」

なんて暇人の言葉。

そういうのはかっこよくもないということに今のわたしは気づいている。

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