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信念があると選挙には勝てないよ。

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結月でございます。

東京都知事選が終わったみたいとはいえ、今は東京都民でなく栃木県民(登記上)なわたしにはカンケーねーし。

いやいや、東京にいた頃から選挙には興味がなくて、選挙には行っていなかったので住む場所が変われど人としての中身は同じ。

だから、栃木県で選挙があって、投票用紙が送られても、いつも通り選挙には行かない。

と、民主主義に興味がなくて、民主主義ってそれほどいいものとも思っていなくて、ただしょーがなく民主主義に落ち着いている現状にもとりわけ不満もなく、やっぱどーでもいい。

だから政治的にもそれほどムカつくこともなく、まあ勝手にやっておいてよーなんて思っていて、政治的意見に熱を上げている人なんかSNSで見ると、

「ご苦労様です」

なんて思ってる。

さて、そんなわたしにとってはどーでもいい選挙をネットの記事だけで眺めていて、今更言うのもなんだけど、

「リベラルって勝てないんだよね」

という事実。

ほぼ、左派っていうかリベラル政党や候補者に投票に行くのって無駄だと思うんだけど、左派の人ってお熱いんだよね。それでもってやっぱり候補者が落選しても、

「これは負けじゃない!次がある。次につなげる!」

みたいな言い回しで、無理やりポジティヴで諦めない気持ちを奮い立たせ、毎回負けている。

といったことを言うと、わたしが右翼?なんて思われそうだけど、別に右翼でもない。どっちも興味ないから。

でも、客観的な視点で話すととにかく左派は勝てない。

その理由は簡単で、左派というのは信念が強いからなんだよね。自分たちの信念が正しいっていう気持ちも強いし。だから駄目なんだよ。

選挙というのは得票数が多いほうが勝つわけだから、信念があっちゃ駄目なの。だって信念が強ければ強いほど、間口が狭くなるから。

安倍晋三が長期にわたって首相ができたり、小池百合子が勝ったりするのはね、それは彼らに信念がないからなんです。つまり、ノンポリだから。

安倍晋三は一時期は極右なんて言われたこともあったけど、いえいえ、あの人はノンポリだからそんな右な人じゃないよ。

ノンポリがゆえに、右的なものが受ける時期にはそっちに行って、左派的なものが受けるときにはそっちに行く。だから、給付金だって10万円出す決定もしたしね。

小池百合子も政治的にはノンポリだから、トレンドに乗っかって目立つことに徹するわけ。

で、そうしたことでなぜ選挙に強くなるかというと、有権者の大半こそがノンポリだから。だって、政治的信条を持って日常を生活している人なんていねーし。ほとんどがワイドショーレベルで生きてる。

だから、左派のこだわりまくった鬱陶しい信念を見せつけられるより、トレンドに乗ったノンポリらしい柔軟さがあったほうが幅広く好印象を与えられる。

どちらかと言うと、左派ってインテリ層が多いんだよね、昔から。それはインテリ層は考えなくていいことまで考えて憂えてしまうから、弱者目線でこだわりを見せちゃう。

だから、財布の勘定ができない人ばかりなんだよ。

言いたいことはわかるけど、財政的にはちょっと無理ゲーなんだよねってところがわかる能力が彼らにはない。金勘定ができないところがリベラルの弱点。

弱者救済のために国から金を引き出すことに熱くなって、正義感に燃えてしまう。

もちろん生活保護とか、そう言うセーフティーネットは必要なんだけど、弱者目線が強すぎて、その他大勢の普通にはちょっと共感してもらえない。

結局のところ、経済を大きく回して、稼げる状態にしておく、つまり民主主義以前に資本主義を回すことを頑張ったほうが全体がお金持ちになれるんだよね。

アルバイトの時給を上げるには、企業に賃上げを要求するより、大きな経済を回したほうが早い。もちろんそんな単純でもないのだけれど、まあ大きく見えればそうなんだよ。

だからどうしても左派はお財布事情とか、経営の難しさとか、そういった現実を知らぬまま、信念や気持ちが強くなって理想に走りがち。

その理想は社会を救うための正義になるつもりだろうけど、ところが多くの有権者はもっと現実を知っているので、それがただの理想であることを普通に見抜いている。

だから左派は結局選挙には勝てない。

そして、選挙は金をたくさん持っているほうが強いという構造的なところがあるしね。

左派が選挙に勝てない理由は他にもたくさんあるけれど、とにかく選挙には信念なんかないほうがいい。

千葉県知事の森田健作なんて、その王道を行ってる。

左派がする政治批判は内容が正しくても、選挙となれば、

「いやいや、そこはポイントじゃないんで」

なんてわたしは思うけど、左派は信念で正義感で生きてたりするから、現実とズレちゃうんだよね。その現実というのは、有権者の程度、なんて言ったら怒られるけど、ワイドショーレベルだっていう現実。

ワイドショーを信じて、そこに同調する人たちにとって、小難しい正義なんていらないの。だから、選挙はノンポリで、票を入れてくれる人だったら誰にでもお願いできるタイプがいい。

そういう柔軟さが左派にはないんだよね。

そして左派の人って、インテリっぽく見せて、自分が嫌いな政治家や政党に対してはネトウヨよりも汚い言葉で批判しがちなんだよね。ところが自分たちは正義だと思っているから、自分の言葉のおぞましさに気づいていない。悪に対して戦っているという気持ちなんだろうね。

いや、ほんと、左派とかリベラルの言葉遣いはひどい。それでいて、選挙に負けたらセンチメンタルになってたりしてさ。メンヘラ&ツンデレだよ。

そこは政治的信条で日常生活を送っていないいわば大半の有権者から見ると、

「ちょっとね…」

となる。

まあ、いずれにせよ、民主主義なんてそんなものだよ。誰がやっても、大したことないっていう。

だからこそいいのかもね。大したことないけど、すごく悪くもならない。

独裁制だとすごく優秀な為政者がトップに立てばすばらしいけど、そうでない場合はかなりひどい。

というわけで、大したことない民主主義の日本には、政治的には要求もなく、不満もないわたし。

小池百合子の東京も、宇都宮健児の東京でも、山本太郎の東京でも、まあどれもベストでないことは確かで、

「内容は違えど、結局どれも同じ水準だよ」

と思う。

日本の場合は官僚が優秀なので、特段ひどいことにはならないよ。

でも、わたしとしてはアベノマスクブラが落選したのはちょっと残念でした。おっぱいが好きというわけでなく、ああいう悪ふざけが好きだから気持ちだけは応援してたので。

わたしはマスクをブラにすることを批判する面倒な人よりもマスクブラのおっぱい姿を選挙ポスターに晒す女のほうが好きです。

だって、あれ、批判される以前に、自分のそんな姿を見せるってなかなかの根性だと思うから。

批判するのは簡単で楽だけど、自分の体をポスターにして世間に見せるというのはね、覚悟のある人間でなきゃ、できないですよ。

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