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猫に服を着せるって感じのお節介

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結月でございます。

たまに猫に服を着せたりした写真を見ることがある。その度にきっと猫はいい迷惑だろうなと思う。

猫に訊いたわけでないけれど、猫は服を着て喜ぶような動物じゃない。

冬は苦手で、暖かいのが好きならば、ホットカーペットなどそういうものがよろしく、服を着て温まろうとは猫は思わないのではないか。

つまり、服を着せたいのは人間のほうであり、一方的に服を着せて、

「かわいい!」

なんて喜んでいる。

なんだかそういう人とは付き合いたくない。

猫に限らず、男にネクタイをプレゼントする女はウザいって話は昔からあって、きっとそれはネクタイくらい自分で選びたいし、首に巻きつけるものを一方的に選ばれたら首に縄をつけられるみたいでなんとなく嫌ってフィーリング。

多分、男が女に「このブラつけろ」って渡されても嬉しくないのに似ているだろう。

食事なんかもそうで「これ、作ったから食べて」と食べたくないものをこれまた一方的にやられるのも気分が悪い。

今日日、そんな人がいるかは知らないけれど、ビスケットを焼いたからってプレゼントされても、

「いや、ビスケットなんか食べたくないし…」

という感じ。

食事を奢ってもらうにしたって、それが前提となっていると好きなものを頼みにくい。日本の場合は、奢るほうが威張る傾向にあるので勝手に注文されて、

「食えよ」

みたいに言われることがある。

これも迷惑で、好きなものを食べられないんだったら、金払うから自分で食べたい。

ちなみに食事を奢るからと横柄な態度になるのは男がほとんど。これは考えてみれば、日本は食事を奢るのは男であり、女はあまり奢らないからだろうか。

ともかく、恩着せがましいのは困るもので、そんなお節介はないほうが心地いい。

それを断れない時も多々あり、そんな時は黙っているしかなく、まるで服を着せられた猫のようになる。

ところで犬はどうなんだろう? 犬は寒いと服を着せられて喜ぶかもしれない。犬はサラリーマン的なところがあるから。

ともかく、望んでいないものを好意でごり押しされるのは困る。

対象物は違えど、これは男も女もやっている。

人は不思議と何かをプレゼントする時、自分の好きなテリトリーで選びたがる。それが自分にとってよくわかるものだろうから。

しかし、自分が好きな何かが他人も同じように好きなことはほとんどない。

それが食べ物や衣類といった身体に関係あるものならば、それを食べたり身につけたりすることは拷問に近いものになる。

だから、最初からプレゼントなどしないほうがいい。そう思う。

お互いがそれをわかっていればとても楽に過ごせる。

あげなくても、もらわなくてもいい関係。

中には何かを持ってこないと怒る人もいるようだ。

そんな傲慢な人とは付き合わないほうがいい。

さて、もらってうれしいもの。つまり、猫に服を買うとか、男にネクタイを買うとか、女にブラを買うとかでなくて、これならいいなと思えるもの。

それはお中元のコーナーに答えがあって、サラダ油の詰め合わせとか洗濯用洗剤のセット、さらにスーパードライ24缶入りなど。

こういったものはあると助かるもので、嫌味がなくていい。

これらはプレゼントの極意なのである。

日本のお中元がサラダ油だったりするようになって久しいけれど、これは先進的だと思う。民度が高い。

多くの人が望んでいるのはサラダ油なのである。だからお中元でも取り扱われるようになった。正直なニーズ。

ストライクゾーンが広く、被写界深度が深い。だから、どこにでもドンピシャで当てはまる。

そういえば、北京オリンピックが開催される前、中国からお客さんがうちにやってきた。

そして、プレゼントとして北京オリンピック開催記念のメダルをもらった。

このビミョーな感じ。こんなものもらって、どうしよう… 

当時の中国ではオリンピック開催がとてもエキサイトするものだったのだろうけど、その気持ちは日本人には通じない。

気持ちはあっても他者には通じないもの。

それは猫に服を着せるようなもの。

すなわち自分の満足を他者に押し付けること。

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