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コロナ情報もヒップホップもうちの3歳児には要らない。

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結月でございます。

毎朝、3歳の愛娘に起こされている。

今朝は6時過ぎ。

「朝だよ〜」

と、隣に寝ているわたしは声をかけられる。ちょっと早いとは多いながらも、ここで親がダラダラしていると示しがつかないから、気合いでサッと起きる。

そんな今朝、起こされた時、頭の中でリムスキー=コルサコフのシェヘラザードが鳴っていたので、

「じゃあ、音楽でもかけようか」

と、ONKYOのコンポにシェヘラザードをセット。朝からロマン派の音楽。

この時間はテレビはつまらない。と言っても、うちでは朝のEテレ以外は基本的にテレビはつけない。でも、朝は7時15分からの「はなかっぱ」まではつまらないのである。

子供向けの「シャキーン!」というのがあるが、あれは内容も演出も趣味が悪い。うちの3歳児も、

「これ、おもしろくない」

という。

たまに朝の体操を見ることがある。こんな番組、まだやってたのかと驚きつつ、その内容も大昔から変わっていない。

体がガチガチなわたしは時々、これに倣って体操をやってみる。子供の頃は馬鹿にしていたのに、今はやってみると体が気持ちいい。

しかし、朝の体操にレオタード姿で出ているお姉さんたちは、どうしてああも大和民族体型なのだろう? 21世紀で、令和のこの時代に、古典的な日本人の体をしている。

やはり、朝からスタイルがいい女が出るとエロいから、あえて大和民族体型を選んでいるのだろうか。

とはいえ、人の趣味なんて色々だから、ああいう体型のほうがエロくて好き!というのもいるに違いなく、そこは特定できないのである。

さて、そんなわけで今日は朝からシェヘラザードを聴いた。

ハープがポロリンとやると、

「ながれぼし?」

と、3歳児は尋ねてくる。

美しい旋律。こうしたものを聴くほうが「シャキーン!」なんかよりはるかにいい。見るに堪えない寸劇や「パプリカ」なんか見てられない。

パプリカの熱く頑張ってます的な演出がヤラセ感満載でキモいし、そもそもあんな歌、いいかな? 別に悪かないけど、そんないいとも思わない。

まあ、東京オリンピックのゴリ押し応援歌なのだろうけど、そんな東京五輪もまあ中止だし、もうパプリカいらないんじゃね?

やっぱ、それよりシェヘラザードのほうがいい。わたしは美しいものが好きなんだ。美しくないものはいらん。

愛娘にはシェヘラザードくらい頭のいい女になってほしいと思ったり。

パプリカを歌っても頭良さそうにはならないからさ。と、まだひつこくパプリカのこと言ってる。

そういえば、先日のレッスンで、うちと同じく小さな娘がいる生徒と話してた。するとEテレでヒップホップがあるのが嫌という。

「うん、それわかる!アタシもヒップホップ大嫌い!」

で、テレビでそれをやられるのが困るって話だけど、

「それ、テレビ消せばいいんじゃね?」

と、わたし。

この意見、意外だったよう。そっか。テレビって付けっ放しで慣れてるってことか。だから消すっていう概念がなかった?

Eテレで、「Eダンスアカデミー」とか、ダンスの番組がある。あれ、超絶ウザい。わたしにとって。しかも服がジャージとかやめてほしい。

ああいうリズムは品がないから受けつかない。だから、テレビで始まると、すぐに消す。

子供のために云々ということでなく、わたしが嫌いだから反射的に消す。

家でシェヘラザードだけでなく、モーツァルトやベートーヴェンを聴いているのに、あのリズムはノイズに聞こえるわけよ。

それにアホそうじゃん!ダンスそのものがさ。

そもそもヒップホップってアメリカのストリートカルチャーじゃなかったっけ? なんでそんなもん、日本でやるの?

なんて言っても、クラシック音楽はヨーロッパの音楽だったよね。それなのに日本にこんなにたくさんオーケストラがあるって変なんだけどさ。

でも、クラシックのほうがリッチなテイストだよね。ヒップホップって、踊る顔もアホそうで、ごめん、わたしはパスっていうか、興味ない。

ともかく、テレビっていうのは、いろんな情報を垂れ流すものだからね。そこは取捨選択が必要なわけ。

なのにテレビが付けっ放しというのは良くないよ。

ちなみにコロナ関連のテレビも愛娘には一切見せてない。見てもわからないだろうけど、ああいう気分の悪いものは意味はわからなくても感性でわかる。

コロナ情報番組の陰鬱さ、不安を煽る暴言、真実でなさそうなガセネタなどなど、あんなものを見ていいことなんてひとつもない。

なのにみんなあれを見たから、社会がおかしくなっちゃった。

3歳児にコロナなんて関係ないんだよ。それを説明する必要もない。

それなのに親があんなテレビを見て不安で頭がおかしくなって、強迫神経症みたいなって、小さな子供にもマスクさせて、そこいら中にウイルスがあると思い込んで神経ビリビリになって、そんな親と一緒に暮らす子供は悲惨だよ。将来が暗いよ。

コロナの情報が知りたければ、トイレでこっそりネットで調べればいい。何も家族が集まる場所でテレビをつけることはないでしょう。

保育園や学校もそうで、過剰に反応して、やらなくていいような感染症対策に神経尖らせて、空気感最悪。

保育士にもマスクは外してほしい。マスクした顔なんて表情がわからないし、怪しいよ。そういうものを子供に与えてほしくない。

そもそも今の感染者数を考えても、そこにはウイルスはないのだから、保育士がマスクする必要なんてない。

もし保育士が感染していたとしてもマスクしたところで感染はする。だって、マスクに手を触れるだろうし、その手で子供を触るだろうし。そもそも全ての保育士が毎日マスクを取り替えているとも思えない。

要するに「もしも」のための自己保身のためにマスクしてるだけなんだから。

人が人を疑いまくっている状態って、教育には良くないと思うよ。

本当に必要なことだけをちゃんとしておけばいい。それなのにどーでもいいことを不安払拭のためにやりすぎてるって気がするよ。

なんてことを言っても、テレビに毒されてる人は宗教入信状態だから何言っても駄目だけど。

とまあ、わたしはコロナ情報とヒップホップは愛娘に与えないようにしている。

ヒップホップに関してはやりたい人が勝手にやればいいと思うけれど、わたしにとってはそれは別世界のものだから要らない。

というわけで、これからブラームスでも聴くよ。

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