結月でございます。
先日、近所にある歯医者に歯のクリーニングに出かけた。銀座にいる時にちょうど目の前にあるビルにあった歯医者がかかりつけで、しかしその歯医者がテナントの満了か何かで10年くらい前に世田谷に移転してしまった。それでも電車で通い続けていて、栃木に来てからも行ったりしていた。
さてそろそろクリーニングをと思いつつ、やっぱり栃木からは遠い。しかも高速を使ってとなると、ガソリン代も含めて歯のクリーニングとしてはかなり割高になる。それだけでなく、世田谷は駐車場のことを考えてもかなり面倒臭い。
それでもかかりつけがいいかと行くつもりでいたが、今は保育園に愛娘を預けている間に東京まで行って、治療してもらって、そして保育園のお迎えの17時半には栃木に戻らなければならない。
これがかなりギリ。
しかも歯医者は予約通りの時間に始まらない。となると、保育園に間に合わないかもしれない。
ということで、近所にある歯医者で済ますことにした。そこは老人の歯医者だから、最先端治療は無理だろうと思いながら、まあクリーニングなんてどうせ歯科衛生士がやるんだろうし、いいとするか。
と、今回は十数年ぶりにかかりつけでない歯医者に歯を見せた。
そして、歯周病チェックをしてもらう。
歯茎の歯周ポケットの深さを調べるもので、目盛のついた細い棒を歯と歯茎の間に突っ込んでその深さを測る。3ミリ未満だと健康とのこと。測定結果をチャートにしてくれる。
そのチャートを見ながら、老人の歯医者は、
「すばらしいね」
と、わたしはお墨付きをもらった。
パーフェクトに3ミリ未満でよかった、よかった。
実はわたしは歯磨きが長年下手くそで、銀座の歯医者からこっぴどく説教され、何度も自分なりに教わった通りのつもりの歯磨きをしてもいつもダメダメの判断をされていたのだった。
だからもう諦めて、
「歯磨きが上手くならないから、まめにクリーニングに来ることにしますよ」
なんて自分で自分の匙を投げていた。
しかしながら、数年前、転機が訪れた。
それはうちの家人が何気に買った歯ブラシとの出会いだった。
それまではずっとナショナル(パナソニックになる前)の電動歯ブラシを使っていた。しかし、栃木に通っているときは歯ブラシを持って行かないから、普通の手動の歯ブラシを栃木では使っていた。
その歯ブラシを初めて使ってみると、
「うおぉ!なに、この感触!歯の隙間まで深く入り込んですごいんだけど!」
と、感動してしまい、
「ねえ、この歯ブラシどこで買ったの?」
と訊く。
それは近くのスーパーとのことで、本人も意識したわけじゃない。
それからというもの、その歯ブラシにぞっこんになってしまい、今に至るまでそれ以外は買ったことがない。
電動からその必殺の歯ブラシを使うようになって、銀座の歯医者が言っていた歯の磨き方がどういうものかがわかるようになった。
つまり、この歯ブラシのおかげで、歯磨きの方法もわたしの中で革命が起きたのだった。
それからはダメダメの最低評価だったのが、歯医者からオッケーを頂戴することになり、今回も「すばらしい」評価をもらった。
ダメダメからの脱出を経験したおかげで、今では愛娘にも歯磨き指導はちゃんとできるようになった。
しかし、もうこの歯ブラシは手放せない。たまにホテルで備え付けの歯ブラシで歯を磨くと、
「ああ、ダメダメ、こんな歯ブラシ」
と、そのクオリティの低さを嘆く。
さて、その必殺の歯ブラシはズバリ!これだ!
この極細毛がすごい! しかし、注意したいのはこのシリーズにはヘッドの大きさがいくつかあって、断然!「コンパクト」がオススメ!
レギュラーサイズだと奥歯のほうが届きにくく、磨き残しが出やすい。
そして、毛の硬さは「ふつう」を選ぶこと。「かため」はタワシみたいに硬いので、歯の表面はストロングに磨けて時間短縮できるかもしれないけれど、毛が硬い分、細部への処理がいまいち。
また、デンタルプロには他の毛質の商品も出ているが、この超極細毛でなきゃ駄目。
ところでフィリップスからすごい電動歯ブラシが出ている。
これはお値段も強烈だけれど、すごい歯ブラシ。わたしはこれをケーズデンキで実物を見た。そのブラシの振動は驚異的で、さらにその動きが5段階もある。
歯ブラシで3万円超というのはビビるプライスだけど、ちょっと興味ある。
買おうかと思いつつ、デンタルプロでいい成果が出ているので、結果を考えればそれほど必要性がない。
しかしながら、電動の強力さはホワイトニング効果はあるかもしれない。
となれば、夜は電動を使い、朝はデンタルプロという二刀流もひとつの手。
わたしは自分の誕生日にはまるで興味がないけれど、誕生日に何が欲しい?って訊かれたら、フィリップス ソニックケアーダイヤモンドクリーンスマートと答える。
でもさ、歯医者に歯周病の恐ろしさをこっぴどく説教され続けたおかげで、歯周病を回避できてる。もし、あの歯医者に出会わなかったら、間違いなく今頃、わたしは歯周病で大変なことになってる。
これも運命的出会いだよね。
それに家人が偶然にもデンタルプロ ブラックダイヤを買ってきたこともね。