結月です。
急遽、企画書を作らなければならないことになり、猛スピードフル回転で企画書を作った3日間。締切りのギリギリに間に合って、昨日は焦りに焦っていた。
そんな日に6歳の愛娘を定期検診のため歯医者にも連れて行かねばならず、締切りに間に合わせるとそのまま学校までクルマを飛ばしお迎えに。
と、一段落したと思いつつも今月中にあと2つ企画書を作り、来年のジェネオケサントリー公演のチケットの業務もやらねばで、ずっとフルスロットルなわけである。
企画書というのは人に見せるものであるから、自分の頭の中にあるものをまとめるわけで、意外と人間は漠然と考えていることが多いため、書類にするという作業はいいことなのである。
そして、そうやってまとめていると自分がやりたいことがさらに明確になり、さらに新しいアイデアも浮かんできたりして進化していく。
と同時に今まで考えていたやり方じゃ駄目だと気づくこともある。
三歩進んで二歩下がる。
物事は一気には進まない。
そういえば先日、シリコンバレーに行った人の話を聞いておもしろかった。アメリカの起業家たちのガチンコな考え方と執念にはビビるほどで、確かにそこでは日本人は馬鹿にされるのはよくわかる。あのガチンコに比べれば日本人は甘すぎるし、ゆるすぎる。わたしもそんなジャパニーズのひとりである。
さて、肌寒くなっていた秋。栃木は秋が快適な土地である。栃木には栃木の秋の匂いがある。
もともと明るい土地ではないので、寂れた秋や冬が似合うのかもしれない。
この間までまだ暑いと思っていたら、便座が冷たかった。わたしは便座が冷たく感じる季節が好きで、
「秋だな」
と思う。
秋といえばフランスのリヨンも秋がいい土地である。リヨンも秋に匂いが漂い、それは土の匂いだろうか。
思えば、リヨンも栃木も内陸で、地理的に国のちょうど真ん中あたりというのは似ている。
と、便座の冷たさを感じて、さあもう今年も終わってしまう。
急がねば。