結月でございます。
中国の敦煌へ行こうと思い立つ。
いやいや、敦煌はずっと前から行きたいとは思ってた。それが本気と書いてマジと読むモードになったというわけ。
敦煌は中国でもかなり奥地で、砂漠のオアシス都市。
これから敦煌のことを調べる。その歴史は深いからちょっと時間はかかる。あとは現地に着いてからの現実的なことだね。向こうで路頭に迷わないように。
これは一人で行くよ。一人で行きたい。
と言いつつも現地では専門のガイドを雇ったほうがいいとも思う。わたしは中国ではクルマを運転できないし。国際ライセンスは中国では使えないから。まあ、今は中国版ウーバーの「滴滴出行」があるけどね。でも、敦煌の砂漠地帯なんて走ってくれるのかな?
でももっと深いところに入りたいから、砂漠のガイドを雇う。これもネット時代だからおそらく日本から交渉できるとは思う。
とまあ、まだ何も知らない状態。
しかし、敦煌の砂漠は見てみたいね。そして敦煌へ行ったら、アタシの夢でもある楼蘭へ行きたいよ。
楼蘭は完全な廃墟で、砂漠をランドクルーザーで数日走り続けなければ到達できない。かなりハードルが高い。
でも、楼蘭に行かないで今世の人生を終えるわけにはいかない。
敦煌は楼蘭につながるシルクロードであるから、楼蘭の前にまずは敦煌へというわけ。
敦煌へは北京経由になるよう。
想像するだけで興奮してくる。学生の頃、初めてフランスへ行った時の気持ちがよみがえる。右も左もわからないところに一人で乗り込む。
何もわからないで初めての街を歩いていると、その街が自分のものになる。こういう経験は忘れられないものになるから。
だから頼れる人なんかが一緒だといけない。甘えちゃうとその土地が自分のものにならないから。
今年中に、秋くらいまでには行きたいね。なんて言っても、まだ何も調べていないから敦煌の気候も知らない。
一人で見知らぬ土地へっていうの、もうかなり長い間やってない。
結婚すると駄目なところだね。
一人でなくなって成長したこともあれば、一人で動かなくなって駄目になったこともある。