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人間関係は遠く、しっかりがいい。

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結月でございます。

やっとお盆休みが終わり、愛娘の保育園が再開。9日間のデスロードが終わり、朝、保育園に送り、猫たちのところへ来ると静かな解放感があった。

それは感動的なものでなく、なんとなくの解放感で、また夕方になれば保育園へ迎えに行くとはいえ、静かな落ち着き。

2歳児は掃除機の音が怖くて、掃除機を取り出すだけで泣いてしまうからずっと掃除ができなかったけれど、ようやくそれもできる。

猫たちは夏の終わりの暑さの中で眠っている。そんな寝顔も9日間は見られなかったのだから、やっと日常に戻ると知る。

人間は同じ人間とずっと一緒にいてはいけないのであって、それは2歳児でも同じ。

どんなに仲良くても、どんなに可愛くても四六時中一緒だと疲れてしまう。

まあ、ほどほどがいいわけで、程よいインターバルが人間関係を良くするのである。

特に家族や夫婦という身内こそ、程よくバラバラがよろしく、一緒にいるべきではない。親であれば、年に一度。夫婦であれば週に一度。いや10日に一度くらいがいい。

いつも一緒にいていいのは猫であり、猫ならば毎日一緒でも弊害はない。

お盆休みが終わり、今日から出勤という人が多いだろうが、その憂鬱は職場で毎日同じ顔を見なければならないことに起因していて、会社というのは週に一度くらい顔を合わせすようにすればきっと仕事の効率も上がり、ストレスもなくなることだろう。

どんなに相性のいい人だって、毎日は辛い。相性悪ければ地獄なわけだから、毎日職場の同じデスクにつくというのは異常だと言える。

それに毎日同じ面子だと成長しない。もっといろんなところで、いろんな人に出会って、いろんな世界や考え方に触れながらがいいのであり、そうやって社員それぞれがバラバラに仕事しつつも、プロジェクトの目的だけが共有されていれば大きなことができるようになる。

毎日同じ顔を見ていると、どうしても閉塞してしまう。だからまたにしか会わないことにして、でもそれは嫌っているわけでなく、顔は見ていなくても向こうは向こうでちゃんとやってくれてるなという信頼関係があればいい。

しかしまあ、そんな信頼関係を築けない人もたくさんいて、投げかけた問い合わせにいつまでも返事しないとか、そういう既読スルータイプがいるから、職場はどうしても一箇所に人を集め、いつでも直接話ができる体制にしなければならなくなる。

 

仕事ができる人に限って返事が早いというけれど、それは本当で、それは相手のことを考えて、待たせては相手が困るだろうという意識が働いているからだろう。

そして、返事が早いと信頼を得られる。

考える時間が必要であるときは返事を沈黙で遅らせるのではなく、

「今、考えてるからちょっと待ってほしい」

と、現状をちゃんと返事する。

そうすれば、相手に「どうなっているんだろう?」と考えさせる無駄な時間を与えずに済む。

今はラインなどもあるから、そういうところがきっちりとできさえすれば、職場で毎日同じ顔を見ないでも仕事ができるはず。

もちろん、職種にもよるけれど、そういうものを駆使して、できるだけ顔を合わせず、必要なときだけ会うようにし、しかし信頼関係はバッチリというようにすればストレスなんて起ころうはずはない。

そんな簡単なことが社会というのは意外とできないものなのだけれど。

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