結月でございます。
今日で平成も終わりみたい。元号が変わると気分も変わるし、それによって時代が作られるのでひとつの境目としては大きなことかもしれない。
明らかに昭和と平成は違ったわけだし。
平成は年齢的にもど真ん中に生きたけれど、個人的にはあまりいいことはなかったように思う。
それは時代のせいもあるのか、自分のせいであるのか、または時代が自分に合わなかっただけなのか?
平成の大きな出来事、もっと言えば人類的に大きな出来事はインターネットの普及に違いない。
そんな時代の変化に昭和的に保守的だったために個人的に遅れを取ったと思う。
でも、5年ほど前から自分を時代に合わせることができるようになり、さらには今は自分の認識はかなり時代より先に進んでいると少しは自負する。
さて、平成の晩年からはようやくやりたいことも少しだけやれるようになった。
平成28年にはサントリーホールで国内最高のオーケストラ、マロオケのコンサートをしたのが自分にとっては最大級の出来事で、あんなに素晴らしいことが起きてしまうんだと死んでもいいくらい感動した。
その翌年の年明けには愛娘のシャンシャンが生まれた。
さらに次の年には船橋で再びマロオケができる幸運に恵まれた。
そうして見ると、いいことが段々起きている。このペースで令和になるのは幸先がいいじゃないか。
いやいや、自分としては平成はクソな時期だったといっても、よく思い返せば憧れだったフランスでも過ごせたし、中国とも関わるようになり、中国ではおもしろすぎる体験をたくさんした。
銀座に店も出したし、その隙間には壮絶なことや思い出すのも嫌な出来事があったけれど、楽しいこともたくさんあった。
そんなには悪くない時代だった。
いや、そんなもんだろう。
明日から急に何かが変わるわけではないにせよ、元号が変われば時代も変わり、その中で生きるわたしたちも変わる。
どうなるかはケ・セラ・セラでもあると同時に自分次第でもある。
ともかく思うことは、平成でやったことがないことを始めたい。
いや、それは平成でできなかったことかもしれない。
まだまだ未体験のことはたくさんある。