結月でございます。
昨日から栃木にいるわたし。
愛する「とちテレ」を観ていると、何かのCMでバッハのゴールドベルク変奏曲の「アリア」が流れた。
音楽は全然聴かなくなったわたしもちょっと懐かしいというか、やっぱりバッハは美しいなと思い、スマホでYouTubeにアクセスし、グレン・グールドの演奏を聴いた。
何度聴いても美しく、音楽が久しぶりに手元に帰って来た気がした。
グールドの演奏を愛娘シャンシャンに見せるとじっとその映像を見ていて、静かにしている。
そして、ついでに五嶋みどりの若い頃の演奏も見せる。
退屈せずにじっと聴いているので、そろそろ英才教育を始めようかと思ったり。
まだ2歳にはなっていないけれど、文字と違って音楽は耳からそのまま取り入れることができる。
この年齢から美しいものを聴かせるのはとても重要なことだから、シャンシャンにも音楽を聴かせていく。
そんなことでわたしもまた音楽を聴き始めるかもしれない。
自分では聴き尽くしたからもうあまり関心がないと言っても、シャンシャンに聴かせたい音楽はたくさんある。だから、自分はいいけど、シャンシャンのために音楽をね、やるかもね。
しかし、バッハっていうのは美しいね。
モーツァルトは人間の音でなく、神界の音であり、モーツァルトはそれを受信する能力があっただけで、そういう意味ではモーツァルトは自分で作曲していない、という極論もわたしにはある。
ところがバッハというのは、人間の力での最大の音楽家だと思う。
ベートーヴェンはそういう意味では随分落ちる。努力と狂気で築いた感じがするけれど、バッハは人間の立場で最も神に近づいた人じゃないかな。
だから、わたしはモーツァルトをこよなく愛してはいるけれど、本当に好きなのはバッハなんです。
ゴールドベルク変奏曲。
とにかく美しいですよ。
ちなみにわたしが聴いてるCDはこれ。
「今すぐ購入」って書いてあるから、今すぐ購入するといいです。絶対に後悔はしません。美しさがどういうものかこれを聴けばわかります。