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これから理系になるよ。

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結月です。

今日はガソリン代が1年間でどれくらいなのかという集計を出してみた。昨年からサブカーとしてダイハツミライースを導入して、その効果がどれくらいであったか?

2021年と2022年ではおおよそ年間10万円の差で、ミライースを使うようになって10万円ガソリン代が安くなった。昨年は燃料価格が高騰していてこれだからやはりかなり燃費がいい。

2022年以前はメルセデス・ベンツの2.5リッターだけで、ミライースと比べると燃費が半分以上違う。それにハイオクとレギュラーの違い。

サブカーとはいえ、日常に使うのでほとんどミライースなのであるが、4月からは毎日宇都宮に愛娘を送迎しなければならず、1日100Km走る。となると、単純に今までの保育園の距離の3倍であるから、年間10万円の差額は30万円になり、中古で安く買ったダイハツミライースは2年もかからぬうちのその元を取れることに。

さて、そんな計算をしてみたのであるが、今までそういう計算はしたことがなく、感覚で捉えていた。しかしながら、その感覚もまあまあ正確なところをいっていて、そこまでの差異はない。

とはいえ、昔と違って事務仕事ができるようになったわたしはこれからちゃんと計算する。

今までの自分に飽きてきたこともあるし、これからは理系になろうと思う。

たかがガソリン代を計算したくらいで理系とは言えないが、今日からプログラミングをウェブ講座で学習を始めて、

「ほほぉ〜」

と、感心している。

なるほどプログラミングの考え方が自分にとっては新鮮で、考え方や生き方が結構変わるんじゃないかと感じる。

文系のことはもう十分やったし、あまり興味がない。

文系っていうのはどういうものかというと、要するに検証できるものを扱わないジャンルである。

それは文学も経済学も同じで、経済も一見検証されているように見えるが、経済学者の言うことはあまり当てにならない。なぜなら、経済は人間が動かしているからで、人間とは検証できないものだから。

そんないい加減さというか、非合理性がおもしろいのであるが、そこに関してはわたしは飽きてしまった。

それよりきっちりと検証する理系のほうに興味がある。

あまりにも今までがド文系、ガチ芸術系だったから、検証が当たり前の理系的な思考に興奮したりする。

なんだか頭の中が整理整頓される気分になるのである。

ド文系だと頭の中が散らかった部屋みたいな状態であって、それを可視化したのは坂口安吾の部屋である。

ところでプログラミングを学習しているのは、目的を実現するための合理的な道筋やアイデアを体質として身につけられそうだと思ったから。

これで今後の公演活動のために頭を変えてしまいたい。

正直のところ、音楽のことはもうわかった。大体わかった。そしてコンサートはどのようなことを実務としてやらなければならないかも概ねわかった。まだ知らないことはあれど、それはそこまで驚くほどの未知ではない。

ついでに言うと、日本で日々行われている演奏会はどれもそこまでの差異はない。ほとんど同じである。同じことを繰り返していて、たまに「これは!」というものがある程度じゃないか。

オーケストラだって決まったプロオケがあって、指揮者だって同じようなのがたらい回しで場所を変えて、曲を変えてやっている程度じゃないか、

もちろん、ミクロで見れば差異はあるけれど、マクロで見ればどれも同じようなものなのである。

そういう意味でも音楽のことはもう大体わかった。

同じようなことをジェネオケではやってもおもしろくないので、差異がない知識ではなく、自分にまだない考え方、プログラミングを取り入れようと思った。そして、今日始めたばかりなのに自分にとって新しさを感じている。多分、プログラミング的思考で音楽の公演をやっている団体なんてないはず。

ついでに思ったのが、演奏者は楽器しかできない人ばかりで人種としては変わりばえしない。もしプログラミングもできますという演奏者がいたらおもしろい音楽をやりそうな気がした。

そういうのは海外にはいるのかもしれない。でも演奏者は小さい頃から楽器ばかりやってきているから、やっぱり世界が狭いように思う。

とにかく、自分で何かアプリを創ろうとまでは考えちゃいないが、プログラミングがわかっているレベルにはなりたいわけで、ド文系思考から転換する。

でも、優秀なプログラマーで文系のこと、芸術のことに長けているというのも聞いたことがなく、ド文系の知識もありながらプログラミング的でもあり得るっておもしろいんじゃないか。

結局のところ、両方できるのがいい。ガチガチの理系だと情念への共感が少なくて、なんでも合理的に考えてドライになりすぎる、一方、ド文系だと情念的すぎて理論が乏しく、発想の根拠が曖昧。そして実務能力がない。

というわけで、文系には飽きたし、ついでに芸術にも飽きたからプログラミング。

優秀な起業家にプログラマー出身なのが多い。その理由がものすごくよくわかる。

さて、要するに今の自分が持っている考え方や知識ではこれからの公演はうまくいかないだろうなとわかっている。それは時代が常に変化しているから。

新たな思考を手に入れるためにプログラミングを集中的にやろうと思うが、そこから試行錯誤も始まり、トライアンドエラーで経験しながら前に進むわけで、時間はあまりない。

でもまあ、今までの自分に飽きたつまらなさから抜け出す新鮮さに触れることが心地いい。

であるからして、またわたしは今後、突飛なことを言い出すのである。突飛なことをやりだすのである。

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