結月でございます。
明日はいよいよ神尾真由子さんと共にジェネオケ旗揚げ公演第1弾!
そのリハーサルを朝日浜離宮でやりました。
というわけで今日、ジェネオケとして初めて音を出しました。ヴィヴァルディの四季。
ジェネオケ、もしかしてアタシ、すごいオケを創ってしまった…?
コンサートマスター佐久間聡一のもとに素晴らしいメンバーが集結。
そして、ソリストは神尾真由子。
神尾さんはやっぱりすごかった。世界の音だった。もうたまらない。公演前日まで来て、多忙極まったわたしはもはや頭が働かなくて、あの音のすごさを言葉で表現するスタミナが今はない。でも、神尾さんはとんでもなかった。わたしは5歳の愛娘に神尾真由子が世界一のヴァイオリニストだと教えている。
音楽で世界一という表現はおかしいのだけれど、わたしは神尾さんが世界一でいいと思う。
そんな神尾さんにジェネオケ弦楽チームは申し分ない演奏をし、チケットを買ってくれた方は明日を楽しみに。最高の公演になります。
そして、この公演の存在を知っているのにまだチケットを買っていない愚かな人は当日券を買って明日の紀尾井ホールにお越しください。
と、神尾さんを囲ってジェネオケ弦楽チームのみんな、そしてわたし(一応最高責任者・創設者・プロデューサー、それでいて雑用係)で記念写真。
そして、コレルリ。これはジェネオケ弦楽チームのみでの演奏。
明日のコンサートではコレルリがオープンニングだけれど、皆さんにはこの合奏協奏曲第4番が初めてお聞かせするジェネオケサウンド。
コレルリのこの2曲はわたしがずっとやりたかった曲で、でも曲の規模からしてちょっとチャンスがなかった。でもやった訪れた。神尾さんの出演が決まり、ヴィヴァルディ、そしてピアソラ が決まったとき、オープニングはコレルリだとすぐに思った。
コレルリは音楽の純粋な美しさがある。特に4番は明るくて美しい。
ジェネオケの実力が分かってもらえる曲だし、明日はコレルリを楽しみにしておいてほしい。
というわけで、今年の2月くらいに新しいオケを立ち上げようと閃き、3月から動き出してやっと公演。
いやいや「やっと」じゃないか。まだ9ヶ月しか経っていない。でももう随分時間が経ったような気がする。知名度ゼロからのスタートで9ヶ月は認知度をアップさせるにはちょっと短かったけれど、今日のリハーサルを見て演奏面ではいいものが出来上がってる。
でもそれも今日初めて合わせたんだった。そんなことも忘れてしまう。
そして佐久間聡一以下、メンバーの雰囲気もすごくいい。
2ndヴァイオリンソロの島方瞭さんはドイツのミュンヘンから昨日駆けつけてくれた。そして実は昨晩、急な病欠が出てしまったのだけれど、その穴をジェネオケの第九のメンバーだったウィル君が急遽、スケジュールを調整して代役として出てくれる。
昨晩いきなりの代役指名だったのに楽譜をメールで送り、今日いきなりやってくれる頼もしいウィル。
そして、まだ音も出したこともなく、メンバーがまだ決まりきっていないうちからオファーを受けてくださった神尾真由子さん。
認知度アップなどまだまだ課題はあるけれど、どうやら明日の公演は素晴らしいものになりそう。
なので、明日お越しになる方はお楽しみに。そしてまだチケットを買っていない人は当日券で来るべきです。
そして、明日が終われば、今度は旗揚げ公演第2弾、大植英次の「第九」。
第九は今日の弦楽チームに弦楽器も増強され、さらに管打楽器も加わるフルオーケストラ。
それだけでなく合奏団、声楽のソリスト4人も一緒になる大公演。
どちらの公演も聴きにきていただければ、
「ジェネオケはすごいぞ!」
を実感していただけれるかと思います。