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ジェネオケのテーマソングはドンキの歌の田中マイミさん!

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結月でございます。

もう発表してもいいかなという情報。8月からやり取りをしてきて、かたちになってきたので発表することにします。

それはジェネオケのテーマソングができるってこと! そしてその作詞作曲、さらにその歌唱までをあのドン・キホーテの歌でお馴染みのシンガーソングライター田中マイミさんが手がけてくれました!

ドンキの歌、「ドンドンドン、ドンキー、ドン・キホーテ〜」というあの歌は低く見積もっても日本人の4割は知っている。そんな話を人にすると、

「いや、半分以上は知ってますよ!」

なんて言われたりもする。

とにかく全国展開しているドンキで、さらにあの印象的な歌、確かに半分以上の日本国民が知っていると言っても過言ではない。

そんなもはや誰でも知っているというくらいのドンキの歌を歌っている田中マイミさんがなんと、ジェネオケのテーマソング、特に12月12日に開催される第九に合わせた歌を作ってくれた。

発端はうちの5歳の愛娘がドンキが大好きであること。暇さえあれば、ドンキに行く。宇都宮のメガ・ドンキは毎週行くし、那須塩原のドンキまで行くこともある。先日は愛娘と銀座に行ったので、銀座のドンキに行った。というより、5歳児が銀座のドンキに行きたいというから銀座に行ったのである。

そんなドンキのことが好きでたまらない愛娘と今夏、宇都宮のドンキに行った。すると、お馴染みのドンキの歌でなく、銀座のバーでBGMになっていてもおかしくないと思えるほどアダルトで、渋くて、大人のドンキの歌がかかっていたのである。

その歌はいつものドンキと歌詞もフレーズも同じであれど、ボサノヴァ風にアレンジされたもので、とにかくカッコいい。そんなドンキの歌、大人バージョンに瞬間的に感動してしまったわたしは思わずドンキでスコッチウイスキーを買ってしまった。それくらいバーにも合う歌だった。

この歌は一体、誰が歌っているのだろう?とすぐにWeb検索してみた。するとYouTubeでドンキの歌の本人とあり、さらにボサノヴァバージョンとしてわたしが感動したものがあった。

そこから調べると、作詞作曲して歌っているのは田中マイミさんという方で、シンガーソングライターでありながら、ドンキにアルバイト入社し、そこから大出世してドンキのナンバー3にまで上り詰めたというすごい経歴の持ち主だと知った。

ボサノヴァバージョンに感動してしまったわたしは、

「田中マイミさんにジェネオケのテーマソングを作ってもらったらおもしろい!」

と、突然閃いた。

さらに調べると、ビートたけしや欧陽菲菲の歌も作曲している。欧陽菲菲はとんでもなく歌がうまいけれど、その「最終電車」の作曲をし、これが聴くとたまらないほどいい歌なのである。

そして、わたしは田中マイミさんが出した本「楽しくなければ成果は出ない」をKindleにダッシュでダウンロードし、一晩で読んだ。

わたしはジェネオケのテーマソングを作ってほしいとハートが熱くなっていたから、コンタクトを取る前に本は読んでおきたかった。

その上で、田中マイミさんのサイトにメッセージを書いた。実は多分駄目だろうと思っていた。立ち上げたばかりのオーケストラで、まだ誰もその音を聞いたことはないし、オケとしての実績もなく、これから旗揚げ公演をやろうという段階である。それにわたしというどこの馬の骨かもわからないような人間ではっきり言って怪しい。またクラシックとジャンルも異なる。きっと返事は来ないだろうと思っていた。

ところが1週間ほど経った頃だろうか。マイミさんから返事が来た。今は経営コンサルタントをしているのでとても忙しいが、やってみるという返事。

そして、ジェネオケがどんな成り立ちで、どのようなコンセプトであるかを教えてほしいというので、わたしはジェネオケへの思いを書いた。

コロナ禍はあったし、外国では戦争がある。そうでなくてもわたしたちは生きていれば苦しいこと、絶望してしまうことがある。でも、生きていれさえすれば、そんな苦境もなんとかなる。生きていれさえすれば、未来がある。幸せは身近なところにある。だから、生きてることに歓喜しよう。第九公演に込めた思い。

そして、音楽は身近なところに幸せがあることを確認できるものなのである。何か苦しいことがあっても、絶望的な気持ちになってもコンサートホールに赴き、音楽を体感してほしい。するときっとこの世はそんなに悪くないと思えるはずである。

もちろんそれは音楽以外のことだっていい。ただわたしは音楽を公演することしかできないから、自分ができることで「生きてることに、歓喜しよう」を伝えたい。

そんなことをマイミさんに伝えた。

するとしばらくして、デモテープが送られてきた。それを聴いてみると、ものすごく素敵な曲だった。ジェネオケに、特に第九に込めた思いが描かれていて、それでいて歌いやすくて難しくない。

クラシックはどうしても音だけで表現する芸術だから、歌の歌詞のように具体的に伝えられない特性がある。そこがいいところであると同時に、クラシックが理解されにくい理由でもある。

だから、わたしはジェネオケがどんなことを考えているのかを歌にしたかった。ジェネオケのコンセプトが伝わる歌。それを踏まえて、ガチなクラシックを聴いてほしい。そして、その歌をきっかけにジェネオケのことを知ってほしいし、クラシックをよく知らない人にもクラシックを聞いてみるきっかけになればいい。

クラシックが好きな人の大半は高齢者で、あとはマニアしかいない。あと10年もすればその高齢者がいなくなるのは確実だから日本のクラシックは茹でガエル状態から死にガエルになる。だから、新規のお客さんを増やさないといけないのである。

そこにどうアプローチするか、それはクラシックをいきなり聴かせたって聴いてくれやしない。クラシックでないアプローチ、もっと馴染みやすくて、ドンキの歌のように気軽に口ずさめるような音楽。それがほしかった。

そんな要望を田中マイミさんは見事に歌にしてくれて、わたしはものすごく嬉しかった。

さて、そんな素敵なジェネオケのテーマソング。これからPVを撮影して、YouTube等で公開する。もちろん歌ってくれるのは田中マイミさん。これもわたしのリクエストで、ドンキのボサノヴァバージョンに恍惚となってしまったわたしは歌うのはマイミさん以外にはないと他の選択肢はなかった。

ドンキの歌を聞いて、ドンキのボサノヴァバージョンを聞いて、そして本を読んでみて、わたしはマイミさんのことが大好きになった。好きな人だからこそアプローチ。こういう仕事は打算でなく「好き」が大事なエネルギーなのである。わたしはそう思う。

ジェネオケのテーマソング。11月中旬にはPV公開できる予定。第九の公演が12月12日だからおよそ1ヶ月弱。ぜひ、これをきっかけに第九公演に来てほしい。

そして、今後もこのテーマソングはジェネオケの思いを代弁してくれるものとして、たくさんの人に聞いてほしい。

わたしが宇都宮のドンキで聴いて感動したドンキの歌ミラクルショッピングのBossaNovaバージョンをお聴きください。このマイミさんの声がすごくいい。この歌を聴くだけで、生きてることに、歓喜できます。


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