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ワクチン打たないと、デルタはヤバいよ。

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結月でございます。

コロナワクチンは接種券が届いても予約可能が一ヶ月先だったりもするらしく、それでも日本は接種のスピードが見事で、日本的組織力がいい方向に出た結果なのだろうと思う。しかし、これだけの人口を順番に打っていくのだから、確かに即日なんかで打てるのは難しい。

そんな中、わたしは喘息持ちという持病を生かし接種券を早くゲットし、人間ドックを受けた病院に電話したら、急なキャンセルが出たらしく幸運にもいきなり即日で接種できてしまった。

おかげさまで2回目も来週に迫り、お盆の頃にはコロナを気にしないで済む体になっている。

正確に言うと、ワクチン接種しても確率的には感染がゼロになるわけでないにせよ、その確率はかなり低く、数字上は存在しても現実的には感染するリスクは低く、感染したとしてはまずもって重症化することはないという医学的統計があるから、まあ気にしないで済む。

なので、お盆明けにもしわたしの近くで誰かがゴホゴホと咳をしていたとしても、

「あら、お風邪?」

なんて涼しい顔で言っちゃう。

まあ、そんな冗談はいいとして、日本が爆速でワクチン接種を進められていても希望する全国民に接種完了するのはあと2ヶ月は物理的に必要。その間、デルタ株が流行するわけで、ワクチン接種進捗とウイルスのデッドヒートという状態。

デルタ株は今まで認識していたコロナとは「別物」と考えたほうがよろしく、従来株だと「高齢者だけでしょ、危ないのは」なんて言えていたのがそうでもないらしい。

しかもワクチンが接種できていない若い世代に流行し、重症化もしていて、これが50代や40代という若いといえば若いけど生活習慣病的な基礎疾患などが出てくる世代はちょっと危ない。

今までの考え方だと高齢者をとにかくワクチンで守ればとりあえず医療は逼迫しないと思っていたのが、デルタ株で若くても危ないから現在ですでに医療逼迫はリーチがかかっている。

とにかくデルタ株は従来型とは別物と考えるべきだから、とにかくワクチン接種をする、これしかない。

とはいえ、困ったことにワクチン陰謀論やデマを本気で信じてしまう人たちがある一定の数いて、そっちの方に毒されてしまうとコロナに罹って重症化したほうが生命的にヤバいのになぜかワクチンのほうが危ないと考える本末転倒が起こってしまう。

人間は自分が見たいものしか見ないという困った特性があって、ワクチンに懐疑的になるとますますワクチン陰謀論のトンデモな情報ばかり漁って、さらに事実から遠ざかってしまう。

あとは科学的に物事を考えられない教養レベルが低い層とか、判断を感性だけに委ねてロジックに欠ける人なども根拠のない反ワクチンに染まってしまう。

こうなると悪質な宗教に騙されてるとか、怪しすぎるスピリチュアルセミナーにどっぷりとか、情報商材に大金をぶち込んで詐欺に遭ってるのに気づかないとか、まあそんな状態と本質的には変わりない。

これは救いようがなく、最終的には感染して重症化して自らの肉体の辛さで学んでもらうしかない。

とにかく、mRNAワクチンという極めて優秀で、極めて安全であることがデータできっちりと証明されているものを危険だと思う反ワクチンの思考はつまり、

「人間は自分が見たいものしか見ない」

という原理で、公的な情報も見ず、ひたすら怪しい情報ばかりを漁っていることでできあがる。

ワクチンを接種したらくも膜下出血で死んだとか、mRNAの構造的にあり得ない話を信じてしまうのは、池袋の暴走老人と同じで、

「ブレーキを踏んだのに車は加速した!」

と訴えるようなもの。

ブレーキとアクセルは構造的につながりがないのでそんなことは起こるわけがない。それと同じく、mRNAワクチンを接種してくも膜下出血にはなるわけがない。それは単に積年の高血圧や動脈硬化で脳動脈瘤が破裂したのであって、ワクチンとはどこにも関係がない。たまたまタイミング的にワクチン接種後に積年の脳動脈瘤が破裂しただけ。

ワクチン接種後に死亡した例とワクチンが原因で死亡したとはまったく別のものであるのにここを混同している人がかなりの数いるようでマスコミもそのように煽っているところもある。

ともかく、ワクチンが開発されてないなら仕方ないにせよ、ワクチンはある状態なのにそれを接種しないで目先の副反応、しかも一時的な高熱や腕が痛いくらいの程度を憂えて、肝腎要のデルタ株による重症化のリスクを見ないというのは愚かでしかない。

ワクチン接種率を上げないことには感染を抑えられないのははっきりしていて、しかし反ワクチンの困った人たちがある一定数いるとなると、イギリスなどのようにワクチン未接種の人たちの間で流行する。

こうなると社会はワクチンを拒む人のことは分けて考えるようになるしかない。

打ちたくないんだったら、感染しても知らないからね。という社会で、そこまであんたたちには付き合ってられないよ。という社会。

とにかく、これからワクチンパスポートを持っていることで飲食店に行けたり、旅行で宿泊できたりするようになるだろうし、さらには美容院やエステなど小規模なところは安全性をアピールするためにワクチンパスポートの提示を求めるようになるかもしれない。

わたしはそうなることを望んでいて、さすがにトンデモな陰謀論に毒された人に社会が合わせるのは損失が多すぎるし、要するに相手にしてらんない。

ワクチンパスポートを持つことで経済をどんどん回していく。そうならないといつまでも緊急事態宣言などで制限されてばかりでやりきれない。

反ワクチンというのは知識不足もあるし、あとは考え方が自己中心的であるように思う。

若年層にワクチンをためらう人が多いのも若さは自己中心的であるわけで、若いとまだ社会の中で自分がどう振る舞うかを考えて行動できない。

わたしも自分が大学生のときなら、反ワクチンになっていたかもしれない。それくらいわたしの大学時代はアホだったし、愚かだったし、クソだったし、厨二病さながらに自己中心的で駄目人間だった。

陰謀論を信じて、反体制的な考え方をし、それをアイデンティティとしていたに違いない。

しかし、今はそんな愚かさからは少しは脱し、自分という人間は社会に生きている以上、他者関係が発生することをよく理解している。

つまり、できることならコロナに感染してはいけないこと。ワクチンがない頃は感染しても仕方がないところはあった。しかし、感染をほぼ防げるワクチンがあるのであれば、できることならコロナに感染してはいけない。

なぜなら、うちには4歳の愛娘がいるし、小さい子供は重症化しないとされてはいても、デルタ株は別物と考えれば油断はできない。たとえ重症化しないとしてもわたしから4歳児が感染すると保育園はとても面倒な対応に迫られ、濃厚接触者扱いされた園児や職員の日常をぶち壊す。

それになんと言っても11月にはマロオケ公演を控えている。もし公演間近でわたしが感染し、自宅療養や入院を余儀なくされてはこのコンサートは開催することができない。わたしの代わりはいないのだから。

わたしは演奏者、合唱団、ソリストたち、それだけでなくこのコンサートを聴きたいとチケットを買ってくれたお客さんの期待と責任を背負っているのである。

それなのにもしわたしが反ワクチンで陰謀論を信じるアホで、ワクチンがあるのに接種しないノーガードで感染などしたらすべてが台無しになる。なんでワクチンを打たなかったんだと当然の非難を受ける。

繰り返すが、ワクチンが開発されていない時期ならまだしも、ワクチンがあるのに接種せず、それで責任を果たせなかったというのは大迷惑という以上に、愚か者という以上に、それは単なる自己中心的な無責任なのである。

少なからず人間は他者との関係がある。引きこもりで部屋から出ない人間だって、その親との関わりはある。

会社に行けば同僚がいて、さらにその同僚には家族がいて、連鎖に続く連鎖で人間関係は無数に広がっている。

だから、ワクチンは打たなければならないのである。

無数に広がる人間関係の中で、たかが熱が出るくらいの副反応を恐れたり、根拠のないトンデモな陰謀論やデマを信じたりすることで他者の日常を、もっと言えば日常という幸福を破壊するのは迷惑以上のものだと考えていい。

感染症というのはそういうもので、オリンピックが嫌だから中止デモをするとか、政権批判に没頭するとかその種の自己主張とは異なる。

オリンピックの中止を主張したところで、政権の悪口を言おうが、それらは関係のない他者にはどうでもいいことで、とりわけ責任を負っているものでないのだから。

どんなにクズでも人間にはいてくれないと困る人が誰かいるものだ。

その人がいなくなっては成立しないこともあるものだ。

それを思えば、いかに感染を回避するかを考える。自分はいなくてはいけないのだから。

mRNAワクチンで人は死なない。デマの中で死んでいるように思わされているだけ。

しかし、デルタ株は重症化するとかなりの確率で死亡する。これは紛れもない事実。

とにかくわたしには11月22日に大事な公演がある。ワクチンを接種しコロナに感染しないようにすることはもちろん、普通の風邪だってひいてられない。車で事故って死ぬわけにもいかない。

公演が終わるまでは健康体で、300%の力を発揮できる状態にいなければならず、この公演には何がなんでもたどり着いてみせる、だからできる限りの身の安全を確保する。

公演が終わりさえすれば、わたしが背負う責任は1000分の1以下になって、風邪くらいはひくかもしれない。

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