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お顔のケアは大事やデ。

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結月でございます。

「ふぅ〜」とため息をつくのは自分の顔を鏡で見たときで、これはひどい、なんちゅうひどい顔や、ちゃんと真面目にやらんとこりゃ将来ひどいことになるデ。

栃木に来てから人と会うことが極端に少なくなった。だって田舎はそもそも人がおらんやないか。

住宅地に住んでいるのに道を歩いても人が歩いていない。コロナを差し引いても人がいない。それがちょっとクルマを走らせると田園風景になりますます人がいない。いても畑を耕す年寄りだったりする。

都会的な内容で仕事をしてきたわたしはこの地では存在価値も存在理由もほぼ皆無と言ってよろしいわけで、つまり人に会わない。

とは言え、もともと引きこもり体質、人間嫌いだから人に会わなくても精神的には平気。

さて、そんなわけで人間、人に会わないと顔が劣化するもので、だって人に会わないんだったら顔の手入れが必要なくなるから。

都会に美人が多い、いや美人に見える人が多いのは垢抜けているからであって、それは都会はたくさん人がいて、道を歩くだけでも多くの人とすれ違うのであるからひどい顔ではいられなくなる。

対人関係で人間はちゃんとしようとするもので、人に顔を見せるからきれいになる。その際たる職業は女優であるけれど、キャビンアテンダントやデパートの受付嬢、化粧品売り場の美容部員などなど、「見ら」れる職業は美人に見える人が多い。

ところが裏方となるとそうでなくなってくるのは、顔を見せないからであり、その典型例は職人。

と、東京にいる頃は仕事で毎日着物を来ていたし、しかもわたしみたいな変質者は並以上のことをやらないと女相手に説得力がないしで、お顔はクレ・ド・ポー総動員であったわけ。

ところが栃木に来てからは、なんたるザマか。クレ・ド・ポーなど今は昔で、そもそも寝る前も起きてからもお肌ケアをしとらんやないか。

さすがにこれだけ手を抜くとひどい有様になるのであって、こんな調子じゃ、田舎が嫌いなのに自分が田舎肌になってまうデ!と猛省。

しかし、保育園のママさんたちのひどさを見たら、

「人間、ああはなりたかないわ」

と思う。

もうちょっとなんとかならんのか。眉が生えてこないんやったらせめて描いてこいよ。いくら畑が隣接する保育園とは言ってもジャージにサンダルってなんやねん、それ。髪の毛、ボサボサやないか。

と、そのルックスに半ば絶望感を抱きつつ、

「あー、だから田舎は嫌やねん」

と思いつつ、

「ハッ!アタシもヤバいデ、これ」

と、他人のことはいいとして、大事なのは自分のことヤ、自分のこと!

というわけで、2年ほど放置していた自分の顔面を東京にいた頃のようにちゃんとケアを始めた数日前。

大問題の古い角質を禁断のピーリングジェルで削ぎ落とす。コスメは愛する資生堂しか使わないことが鉄則のわたしもピーリングジェルは資生堂じゃない。こういう劇薬的なヤバいもんは資生堂は作らんのや。

昔、このピーリングジェルを使いすぎて、顔面が痒くなるトラブル発生。こういう劇薬はほどほどにせなあかんデ。

しかし、2年間の栃木生活でガチガチになった角質はクオリティ重視の資生堂では太刀打ちできず、怪しげなブランドの闇パワーが必要になる。

と、禁断のピーリングジェルで2年の層になった角質を落とし、お肌を一旦更地にした。

そして、しっかりと化粧水をしみ込ませ、クレ・ド・ポーの美白美容液を擦り込む。乳液の後はクレ・ド・ポーのラ・クレームで仕上げ。

朝はエリクシールの収斂化粧水をトッピングで毛穴をビシッと引き締める。

そして頃合いを見て、エステに10回行くより効果が抜群という泣く子も黙るクレ・ド・ポー ボーテのパックをする。

まあ、これで2ヶ月後くらいには成果が出てくるやろ。お肌ケアは日々の積み重ね、そして効果はゆっくり。

ところで今のわたしにはお肌に大敵なものがある。それはクルマを乗るようになって紫外線をバンバン浴びるようになったこと。

東京では銀座で引きこもりで、そもそも陽にあたらなかった。それが今は「太陽がいっぱい」ちゅうわけや。

陽にも灼けるし、シミは出てくるし、これはいずれ美容皮膚科に行って、本格的に処理してもらわないかん。

着付けをするたびに、

「きれいな手ですね」

と、言われた手の甲もドライビングの紫外線で手首から下が焼けてしまった。あんなに真っ白で、スベスベ&ツルツルだった手の甲が薄ら茶色がかってキメが荒れている。

その上、飼い猫の喧嘩の仲介に入ったせいで激しく噛まれて大出血した傷跡が残る有様。

さて、とりあえずお顔のケアは復活させることにして、でもせっかく艶を取り戻しても人に会わないのは目的のない徒労のように思えて辛い。なので逆転の発想で、顔がマシになったら仕事でもっと顔出しするようにしよう。

やっぱり人間は顔が大事。哲学者のエマニュエル・レヴィナスも顔(Visage)と言うとる。

しかし、昨今、みんなマスクして口紅が売れとらんというやないか。おまけに化粧が手抜きなんて話も聞く。

あのな、そうなったら女は終いやデ。顔を大事にせん女なんて価値ないわ。

なんて思うのは耽美主義だからだけど、顔という表層は内面につながり、それは行動に影響して、ついには評価になる。

女は年取ってオバハンになるのではない。顔を疎かにすることでオバハンになるのや。

そして、運というのはきれいなところに集まる。ノーメイクのマスク姿に運なんかけーへんわ。

なんて、2年間もお肌ケアをサボってたくせに、久しぶりに目覚めると偉そうなことを言ってみる。

ええのよ、それで。そうやって自分のエネルギーで他人を巻き込むのや。そうやってアゲアゲのエネルギーを撒き散らして覚醒させるんや。

というわけで、お肌ケアをちゃんとやる。

自分が劣化するのをコロナのせいにするな。

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