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macOS Big SurにアップグレードしたらWordが動かなくなった解決法

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結月でございます。

今日は午前中から愛用のMacBook ProのOSを最新のBig Surにアップグレード。

そのために外付けSSDを接続し、Time Machineでバックアップを取る。外付けHDは持っているもののTime Machineのバックアップは初期化しないと使えないので、バックアップ用に外付けSSDを購入。

そしてバックアップ作業。3時間ほど待たなければならなかった。

そこから今度はmacOS Big Surにアップグレード。こちらは思いのほか早くできて、40分くらいだっただろうか。

さて、今まで使っていたmacOSはHigh Sierra。Big Surが昨年11月にリリースされたから3世代前のOSとなる。

とはいえ、不満は何もなかったのだけれど、永続版のMicrosoft WordをインストールしようとしてもOSのバージョンが新しくないとできないと出てくる。

どうやらWord2019がHigh Sierraのサポートを早々と終えてしまい、インストールを受け付けなくなっていた。それで嫌々ながらにBig Surにしたのだった。

そしてBig SurにしてWordをインストールするも、

「あれ?ファイルは開くけど、文字入力でカーソルが反応しない…」

この原因は自分でもわかっていて、それは昨年末の決算処理のためExcelを使うため、1ヶ月オンリーでoffice365をサブスクで利用したから、セットになっていたWordもサブスクバージョンに書き換えられていて、以前から入れていた永続版が反応してないってこと。

なので、サブスクで使ったWordをアンインストールした。そして、もう一度、永続版をインストールし直す。

しかし、やっぱりカーソルが動かない。

これは困った。サブスクのWordがバグになっていることはわかるけれど、それを削除して永続版を入れ直しても状況が変わらないとなると自分の力の範疇を超える。

仕方なしにMicrosoftのサポートに問い合わせ。タイミングが良かったのか待ち時間なしで電話がつながった。

ちなみにMicrosoftのサポートはチャットか電話を選べて、電話番号を入力すると向こうから電話をかけてくれるのである。

電話番号入力後、30秒ほどで電話がかかってきた。なんて素晴らしいんだ…

すると、若そうな声の兄ちゃんが実に丁寧に導いてくれる。状況を説明すると、やはりサブスクの情報が残っていて、それが邪魔をして永続版が作動しないとのこと。

言われた通りの処理を進めていく。

しかし、それでも状況は変わらず。すると、一度アカウント情報をすべて削除するやり方にするという。言われたURLを打ち込み、対処法が書かれた専用のページが出てくると、それを見ながら進めていく。

これがなかなか大変な作業で、ファイルをいくつも削除していく。表示がうまく出てこない場合は、担当の兄ちゃんが向こうでキーボードを打ち込む音と共に対策を探し、提示してくれる。とにかく、この作業を自分だけの力で調べようとしても無理。ソフトを開発した大元じゃないと理解できないようなレベル。

ようやくのことで削除し終わり、PCを再起動させ、Microsoftの管理画面にアクセスし、もう一度Wordをインストール。そして、開いてみると、

「おおぉ!正常に動いとるやないか!」

と、パソコン関係は不具合で動けなかったものが動くようになると、重度の便秘が快便して出尽くしたような感動があるのである。

担当の兄ちゃんに礼をたっぷりを言って電話を切る。

時計を見れば、1時間以上も電話で導いてもらっていた。

わたしもパソコン関係にはそれほど疎くはないから、言われたことは普通に理解できるのだけれど、その作業が複雑でものすごく時間がかかった。

でも、これだけのことをちゃんとやってくれるMicrosoftのサポートには感動した。世界的企業だから1ユーザーなんて相手にしてくれないだろうと思っていたから。

しかし、パソコンがうまく動かない時はイライラするもので、これがパソコンに超絶疎い人ならきっとサポートが言ってくれていることが理解できず、ブチ切れるに違いない。そしてモンスターを化し、クレームを超えた暴言を吐く人などたくさんいることだろう。

だから、担当の兄ちゃんの口調は極めて丁寧であり、そう訓練されているに違いない。

そんなサポートのコールセンターの仕事はハードな仕事だと思った。少なかずパソコンには詳しい人なのに素人相手のサポートをするなんて気の毒だし、下っ端すぎる。それでいて、クソすぎるモンスターがウヨウヨいて、話が通じない人間に説明をしなければならないという無理ゲー、さらにサポート側はいくらムカついてもキレてはいけないという拷問。

わたしみたいに物分かりがいい客ばかりだといいのにと、助けてくれた担当の兄ちゃんに祈りを込める。

あれだけやってくれて無料。もし会えるのなら、銀座で何か御馳走してやりたいと思う。

とまあ、午前中からバックアップ作業が始まり、Wordが動くようになったのは夕方の5時。それは保育園にお迎えにいかねばならないギリギリの時間だった。

と、すべての処理が終わるのに営業時間丸一日かかったわけで、空虚な疲れが漂う。

結局はわたしがサブスクのOffice365ですり替わったWordをゴミ箱に入れたもののそれを残したままmacOS Big Surにアップグレードしてしまい、そのため中途半端にサブスク情報が残っていたせいで永続版とぶつかり合ったということ。

しかしまあ、普段はExcelは使わないとはいえ、年に一度の決算でサブスクでOfficeを使って、こういう面倒になるのだったらExcelも永続版を買ったほうが無難な気がした。コスト的には1ヶ月限定でサブスクのほうが安いのだけれど、Wordが動かないのは困るからややこしいことはやめて、ケチらず永続版のExcelを今年度の決算では購入しようと思う。

さて、新しくなったmacOS Big Sur。何かとデザインがオシャンティになっていて、音とかも余計でちょっぴりウザい。昔のほうが使いやすかった気がする。

まあ、それも使っているうちに慣れるのだろうけれど、パソコンは使いやすさが大事なので、余計なオシャンティはやめてほしいとも思う。

しかし、OSが古いのは問題だから、この機会にアップグレードしてよかったか。

でも、パソコン関係ってのべつ進化しているから、そこに合わせていくのは人間としてはちょっと面倒なことではあるよね。

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