結月でございます。
レトルトカレーにはそんなにこだわりはないし、そもそも頻繁に食べていないので詳しいほうではない。
でも、以前、たまたま買ってみたものがかなり美味しくて、その感動は旧ブログのときにも書いてしまったのだけれど、それはSBが出している「噂の名店欧風ビーフカレー」。
確か300円くらいだったと記憶していて、当時、わたしとしては珍しく10個ほどまとめ買いした。
国民食のカレーなので、きっと他にも優れたレトルトがあるに違いないとはいえ、そこまでレトルトカレーに探究心がないため、欧風カレー以降、いい出会いはなかった。
しかし先日、アパホテルのカレーという代物をもらった。
アパホテルと聞いて、ネトウヨ論文掲載?なんていうちょっと古い話題を思い出しつつ、食べてみると、
「ほほぉ!これはGOOD,GOODER,GOODEST!じゃん!」
なかなかイケる。しかも量が多い。十分に食べられる。
そんなアパホテルのカレーは正確には「アパ社長カレー」と言って、これ。
すげぇ!またしてもおなじみの社長の顔写真がプリントされてる。非美人を自認して、それを逆手に取った広告で一躍有名になっただけはある。
普通なら社長の顔が食べ物にあったら、食欲に影響しそうなものだけれど、すでにキャラを確立し、逆張りの戦法を貫き、自分が認めるカレーとして「社長カレー」としてしまうのだから、商売もオリジナル。そして、カレーの品質が高いというところで勝負あり。
かなり売れているようで、このテイストなら納得。
わたしとしては、ここにトンカツをトッピングしてみたい。今度、スーパーでトンカツを買って、その上にかけてみよう。
この社長カレーは、アパホテルに泊まってももられるらしい。さりげなくもいい販促で、これ目当てにアパホテルを予約する人もいるのではないか。しかも今はGoToも使える。
アパホテルは値段を安く設定した安ホテルだけれど、ビジネスで訪れて寝るだけだったら申し分ないし、経費も抑えられるし、旅行で行くとしても晩御飯はご当地のものを食べに行くわけだし、やっぱりホテルは基本寝るだけ。
住むわけでもないのに高級ホテルに泊まる人の神経が全くわからないわたし。
だって、寝るだけじゃん、ホテルなんて。そこに金をかけるなら、別のレジャーに金かけたい。
どんなにいい部屋に宿泊して気に入っても、結局数日後にはそこを出なければならない。自分のものになりやしない。しかもほとんど留守にしてる。一番いい思いをしているのはスーツケースか。
まあ、高いホテルはお客を金持ち扱いしてくれる心地よさはあるけど、それも向こうは仕事でやってるわけで、よほどの常連じゃない限りはハートからやってる行為でない。
というわけで、どうせ寝るだけにしか使わないホテルならお財布にダメージのないアパホテルでいいんじゃね?と思うわたしはもしネトウヨ論文雑誌があっても、どうせ読まないから関係ない。
それでカレーももらえるなら十分だよ。
さて、この社長カレー、お値段は税込で390円とのこと。レトルトとしては高いとはいえ、お味からすると文句はない。それくらいはするでしょう。
アマゾンでも売っていて、10個からでないと送料がかかって割高。なのでまとめ買いがいい。
これはカレー好きな人への贈り物としてもいい。パッケージがインパクト強いけど、相手がパヨクでなければ大丈夫。
わたしも10個セットを注文しようか迷っていて、どうせなら30個のほうがいい気もしている。しかしながら、先日、猫のためのプレミアムキャットフード「ロイヤルカナン」の特大10キロをAmazonで買ってしまって、カレー30個がそれをほぼ同じ値段で、わたしがカレーを堪能するのであれば、うちの猫たちにロイヤルカナンをさらに10キロ買ってあげたほうが世のため人のためではなく猫のためになるんじゃないかと、自分を殺して猫の健康を考えてる。
さて、それはいいとして、わたしは今日、スーパーにブランチを買いに行ったら、ナナナナント!アタシが大好きな明星「中華三昧」が特売で1個77円で売ってた!
マジ!中華三昧ってプレミアム即席ラーメンで、普通は1個128円ほどするよね!?
しかし、この栃木のイオンザビッグ、過激に安い。栃木は不動産も安い上に、このイオンがあると生活コストが安くて、ちょっと東京とは比較する気になれない。
でも、物流の強さって安さに繋がるのよね。どこからどう仕入れてきたか知らないけど、中華三昧を特売77円であれだけ派手に積み上げるとは。
しかも、アタシが好きな「麻辣担々麺」。山椒が利いててナイス。
というわけで、10個買ったッス。そしてブランチで食べたッス。
「やっぱ中華三昧はうめえわぁー」
と、わたしは中華三昧が発売された当時から食べていて、全種類好き。
あえて言うなら、四川風味噌が一番好きなんだけど、そればかり食べていると北京風が欲しくなって、今度は広東風の醤油も食べたくなる。
しかし、わたしは中国料理がガキの頃から好きなのである。中華三昧は即席麺だけれど、アタシは京都の四条大橋にある中国料理の老舗「東華菜館」に小学生の頃から親に連れて行ってもらって何度も食べてんだ。フカヒレスープはガキの頃に知った美味しさ。
今も中国料理はよく食べるわけだけれど、その次はフランス料理かな、やっぱり。
と、レトルトカレーや即席麺、さらにはフレンチポテトの話ばかりしているからジャンクな人間だと思われると困るから、一応本物を知ってると自慢しておこう。それを知った上でジャンクを楽しむのがツーというもので。
でもさ、アパ社長カレーも中華三昧もジャンクというには本格的テイスト。ジャンルはジャンクでも、作りはジャンクでないってことで。