結月でございます。
実は8月頃からお酒をほとんど飲んでないわたし。基本、毎日飲んでいたわたしとしては人が変わったような出来事であるけれど、酒量そのもののはずっと右肩下がりだった。
それは世界のほとんどのお酒を飲んでしまって、堪能して、正直興味がなくなっていたから。あとは栃木に来て小さな愛娘と過ごすようになって、ほろ酔いで子供の遊びに付き合うことはかなりキツいとわかったから。そして、今勉強中のこともあり、これまたほろ酔いだと頭がスッキリせず、非効率であるから。
とまあ、そんな理由でかつてのようなディオニュソスでなくなっていた。
そして、8月からはほとんど飲まなくなって、ほんの時々、遠出した帰りにハイボールを飲むことがあるかないか。
それは健康志向にマインドが完全に切り替わったからであり、飲まない気分になったらそのほうが快適になってしまった。
でも、人と会ったりするときは飲むし、好きだけど無理やりやめたとかじゃないから、禁酒ではない。
とはいえ、久しぶりに今日はちょっと飲むか、とハイボールや缶チューハイを飲むと、
「まじい…」
と、飲んで後悔する。
飲まないモードになると、こんなに不味く感じるものなのか。
缶チューハイなんて甘ったるすぎて、やってらんない。
そして、ほろ酔い具合で時間が無駄になると、これまた後悔する。
「これだったら、飲まなきゃよかった…」
と、かなりの変わりようで、お酒を飲まなくなったことで有効時間が増えた。
あとは何と言っても体の調子がいい。慢性的な怠さもないし、体が軽い。
思えば、かつてお酒を飲まなくしたのは、着物の仕事を始めるために3ヶ月で20キロ以上減量したとき、そして資生堂のお肌判定でAを狙っていたとき。
その時も体調の良さは知っていたのだけれど、銀座の最前線にいたせいか、気分的にアルコールなしというのはリラックスができなくて、解禁後の一杯は美味しかった。
でも今は不味い。
それに3歳の子に勉強を教えるのに酔っ払っていては説得力がない。
あとは健康志向はハマり出すと、それはそれで楽しくなる。ストイックな楽しさ。
放蕩の楽しさの真逆だけれど、目的達成と維持ってアスリートっぽくて楽しんだよね。
こういうのは体が健康なうちに始めておくのがいい。
というわけで、お酒を飲まないモードは死ぬまで続きそう。
それにわたしは普通の人の人生の30人分くらいはすでに飲んでるし。
でもやはり愛娘の存在が大きいかな。
わたしが健康を害すると保育園にも連れていけないし、勉強も教えてやれない。
愛娘のために栃木に来て、クソ田舎のせいで飲む場所もないし。おしゃれに飲む雰囲気もない。オーセンティックなバーで楽しむとか、都会的なものだよね。
そして、酔っ払っているより、自分が勉強しているほうが楽しいということ。
でも、人と一緒のときは飲む。
今度の山登りでも宴会があるし、忘年会もあるし。
それでも栃木にいるから、人と飲むことも数カ月に一度という具合。
さて、忘年会は恒例の御徒町結月亭で中国料理です。