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相性がいい相手とは冗談で笑える人

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結月でございます。

今月末に控えている結美堂山ガール部の登山。

目指すは日光連山のひとつ、太郎山であり、それはそんなに楽ではない山。いやいや、登山慣れしている人にとっては、

「ちょっと登っとくか」

みたいな感覚なのだろうけれど、体力レベル「クソ」なわたしにとっては、

「多分、無理でしょ」

と、自信がないというより、諦めモード。

しかし、それはわたしだけであって、他の部員は体力レベル「クソ」ではないのだから、わたしは早期脱落という予感。

それでも毎朝のチャリによるトレーニングはしていて、家ではスクワットを欠かさない。

とは言え、もともとの体力がクソだからどれだけやっても大した肉体にはならない。

ただ、わたしの人生の中で唯一、肉体が鍛えられた渋谷の百貨店勤務時代の自分であればきっと太郎山だって楽々登っていただろう。それくらいあの当時は牛のように働いていて、要するにブラックだったわけなのである。

しかし、そのブラックを辞めてからは、文化系軟弱体質な仕事しかしてないので、肉体は体力レベル「クソ」というわたしの原点に戻った。

そんな中、毎朝、チャリでロードワークしているわけだけれど、今日はなんだかちょっと脚が回り始めた感覚があって、それほどハードな感じはしなかった。これは少なからず筋肉がついてきたってこと?

これまで数少ないながら山に登ってみてわかったのは、わたしの場合、頭のモードがなぜか興奮モードONになったらペース良く登れること。そうなると誰とも口を利きたくない。

この覚醒の理由はわからない。しかし、そのモードになると無心となって登れる。

ところが体力レベル「クソ」なせいで、下山に入るとすっかり駄目でボロボロ。そもそも下りは気合が入らない。

とまあ、そんな有様だけれど、あわよくばという具合でどうせ駄目だろうと己を知っている。

さて、この季節の奥日光は東京よりもグッと寒い。だから今は紅葉真っ盛りらしい。

さらに山頂となると、気温が1℃とか数℃であろうから、山登り用の防寒着を栃木のモンベルで買ってきた。

モンベルのサイトで事前に「これかな?」と目星はつけていたのだけれど、実際に店員に話を聞くと、それは山頂で休憩する際に羽織るもので、汗対応でないと教えてもらった。

やはり通販でなく、直接話を聞かないといけないものなのである。

そんな栃木のモンベルにはこれまでに何度か行っていて、いつも同じおばさん店員にお願いしている。

栃木訛りのおばさん店員とはなんだか相性が良くて、話していて心地がいい。

そんな店員にわたしはくだらない冗談を言ったりして、一緒に笑っている。

そして思ったのは、相性がいい相手とは思わず冗談を言えて、盛り上がれる相手なんだということ。

基本的にわたしはふざけた人間だから、くだらないことばかり言っている。

それでも自分が冗談を言いたくなるモードになれる相手の前では瞬時にご機嫌になっていて、とにかく気持ちがいい。

冗談を真に受けられるのが一番困るのであって、正直、真面目なひとを相手にするのは面倒だと感じる。

会話に遊びというかゆとりがないと真に受けるわけで、グーグル翻訳じゃないんだから、そういうのはやめてほしい。

なんていうところが、自分はやっぱり上方の人間なのだと思うところ。

ともかく、思うわず冗談、ジョークを言ってしまいたくなる雰囲気。そういうものがすぐに形成される相手といると気持ちがいいよ。

わたしはガチなレズなので、女のひととばかり付き合ってるけど、それは男とはあまり相性が合わないっていうか、波長が合わないっていうか、つまんないんだよね。

女のひとのほうが相性がいいから、女とばかりいるんだけど、それでも真面目な人は多いし、アホなジョークを飛ばしているって人になるとかなり限られる。

ジョークに対して、ケラケラ明るく笑えるひとがいいね。それは冗談を感じられる素養がある証拠だし、遊び心を受け入れられるゆとりがあることだし。

やっぱり笑いがあると楽しい。楽しいことが大事なんだよ。

日本人って物事をちゃんとやらなきゃって思う人が多いせいか、楽しめるひとって少ないよね。それに時代がコンプライアンスとかわけわかんないことがうるさくて、余計に笑いにくい。

まあ、傷つきやすいひとが多いのかもしれない。メンタルが弱いから、そんなひとを傷つけないようにと社会が気を使いすぎているっていうかね。

ともかく、笑えるゆとりがないとキツいと思うよ。

と、モンベルのおばさん店員のことは好きで、そんなひとからモノは買いたい。

買い物にもいろいろある。商材によって接客の仕方が異なるとは言え、わたしは楽しく買いたいね。真面目に、きっちりとっていうのはあまり感心しない。

真面目に、きっちりは当たり前のこととして、さらにそこに笑いがほしいというか、楽しく話せて、

「じゃあ、それ、もらいます」

と言いたい。

そのほうが買った後も気持ちがいいし、万一、その品物に粗相があったとしても話して楽しい相手なら気軽に問い合わせできるし、それが返品交換だったとしても悪い気分にならない。

ところが真面目できっちりという接客だと、真面目な人はきっとそれをクレームとして感じるだろうし、こっちはそこまでの気持ちはなくても真面目な暗い対応をされるとあまり気持ちよくない。

だから、接客には楽しさがあったほうがいいわけ。

まあ、ノリがいいってことかな。

だって、笑いはノリだもんね。

冗談やジョークが言える相手って、自分のガードを下げられるってことだと思う。だから心地いい。

そこは信用とも違う。相手への信用でも自分のガードを下げられるけれど、ジョークに共鳴できる性格でないと、やっぱり会話は真面目になっちゃう。

辛気臭いのは勘弁だね。

というわけで、相性のいいおばさん店員から買った防寒着を持って、太郎山。

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