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奥日光・太郎山を目指す結美堂山ガール部

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結月でございます。

今月末は、結美堂山ガール部で奥日光の太郎山に登りにいくというのに体力レベル「クソ」なわたしは先週末までに片付けなければならないことがあったため、チャリによるエクササイズを先週はお休みしていた。

そして、今日はエクササイズを再開し、愛娘を保育園に送ると、チャリでトレーニング。

体力レベルは「クソ」なまま、こんなことで太郎山は登れるのだろうか?と思いつつ、残りの10日で仕上げに入る。

と、室内ではスクワットを一日トータルで100回はやらなくちゃ、と思い、今朝はNHKの子供番組『はなかっぱ』の前で30回を敢行。

しかし、太郎山は体力レベル「クソ」にとっては容易な山ではなく、登り切ることを目指さず、

「まあ、登れるところまでだね〜」

なんてユルい気持ちで無理しないようにしようと思いつつ、モードに入ると頑張っちゃうかもしんない。

太郎山は日光連山の中の山で、要は息子扱いの山。

男体山がパパで、女峰山がママで、太郎山が息子という設定になっていて、これは大昔の火山噴火でできた連山。

一昨日の土曜は寒気が来たのか、全国的に寒かったようだけれど、昨日、日光連山を眺めたら男体山のてっぺんはチョビ髭のように雪が積もっていて、さらにその奥の日光白根山は本格的に雪山になっていた。

男体山と白根山はそれほど距離がないのにいつも雪の積もり方が違う。

そして、今日見てみると、男体山の雪はほとんど消えていた。女峰山との間に挟まれた太郎山も雪はない。

とはいえ、山はかなり寒いということで、モンベル小山店に行って、防寒グッズを揃えておこうと思う。

しかしながら、暑がりなわたしはシャツ1枚でチャリトレーニングをしたら朝の寒さの中でも体が火照ってしまった。

おそらく山に登る最初は寒くとも、登り始めたら薄着になるだろう。

というわけで、着替えを入れるために今回はモンベルの超優秀リュック「チャチャ」の35リットルが出番となる。

これはまだ山には使ったことがなく、中国へ行くときの荷物が大変だからという理由で買ったもの。

さて、そんな登山もこのシーズンの奥日光は紅葉真っ盛りであり、なかなかの風景を得られるはず。

太郎山を選んだのも、紅葉客がいろは坂に大渋滞をもたらすため、それに巻き込まれないところからの出発という事情から。

滞在ホテルがスタート地点になるから、これだと安心というわけ。

さて、今日はそんなチャリのトレーニングを終えると、野暮用で宇都宮まで出かけた。クルマで30分ほど。

寒くなると空気がきれいになるから、鬼怒川にかかる橋からは日光連山がよく見える。

太郎山をフロントガラス越しに眺めながら、

「あんな山、登れんのかな…」

と思いつつ、その隣にある男体山は二度登ったことも思い出す。

そんなわたしは体力はない意識だけ高い系で、でもさ、自分がやったことないこと、今の自分じゃできないかもしれないことをやっていくって「いいよね」って毎度思う。

その繰り返しで人間は成長するから。

三日坊主は成長しない。やるって言いながら、たった3日しか続かないんじゃ、しょーがない。

だって、感動を得るもの、自分が成長することはたった3日でクリアできるような浅いものじゃないんだから。

深くて、壮大なものをやるのがいいんだよ、人間は。

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