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結美堂の結月美妃公式ブログ

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自分のクソな体力に笑う。

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結月でございます。

4月には結美堂山ガール部の活動も始まる。奥日光に雪が降る間は、自粛だからね。なんて、雪山となった女峰山を登るすごい人たちもいるみたい。

結美堂山ガール部は素人集団だから、もちろんそんな無茶はしない。というか、無理なものは無理。

と言いつつ、個人的には雪の女峰山、登ってみたい。

わたしはあまり雪を経験したことがない人間で、そのくせ寒いのが好きなので、雪景色となった奥日光の写真など見ると興奮してしまう。

あの雪の中でテント張って過ごしたらおもしろそうなんて、甘っちょろいことを言ってる。

雪山は体力的にも経験的にも無理筋で、それで遭難でもしたらかっこ悪いから、雪の戦場ヶ原キャンプくらいにしようかと思ったりね。

いやいや、それでもアウトドアなことって、わたしは小学生の頃以来、やってないんじゃないかな。いや、中学生の頃、友達と琵琶湖湖畔でキャンプした気がする。

ずっと都会的、屋内的な過ごし方をしてきたものだから、今はそんなアウトドア、すごく興味があるんだよね。

さて、結美堂山ガール部の今年の初活動としては、奥日光の社山であり、ここは一昨年、すでに登頂済み。

しかし、スケジュールの都合でまだ登っていないメンバーがいて、今回登頂できれば、部員全員が達成したことになる。

今回は社山を半月山経由で登るというハードコース。

男体山よりはマシなんじゃないかと思いつつ、昨年秋の男体山以来、まったく体を動かしていないわたしはあまりにも軽くヤバすぎて、チャリによるエクササイズを再開。

あと1ヶ月近くあるにせよ、土日は保育園が休みだし、東京へのレッスンもある。さらに4月はどこかで京都に着物を染めに行かなければならない。

となると、エクササイズに費やす日数はそれほどない。

空気が抜けてしまった自転車に空気を入れるところから始め、「さあ」と走り出すも脚が重い。

いつものコースを走っていると息が上がってきて、早くもウンザリ感が漂い始める。

ああ、これだけ体力落ちてたらダメだわ…

と、コースの半分くらいでバテバテになってしまって、

「今日は初日だし、引き返そうっと」

と、軟弱にもギブアップ。

それでも太ももはパンパン気味で、ぐったり。

こんなんじゃ、高尾山でも無理かも。

しかし、田舎って本当に体を動かさない。クルマ移動が原則だからで、郵便局へ行くのも、スーパーへ行くのも基本クルマだしね。

東京にいれば、最寄り駅までは最低歩くし、乗り換えでも駅構内を歩くし、実は都会ってよく歩くんだよ。都会のほうが健康的なんだよ。

と、もともとヤバすぎる体力がさらにヤバくなっているわけ。

しかも小さい頃から運動してこなかったし、基礎的なところが根本的にないんだよね。

やっぱり中学生や高校生の頃に部活でスポーツやってたとか、そういう人って強いよ。社会人になって運動はしなくなっても、基礎的な筋肉があるのかな、やっぱり本気と書いてマジと読むほどの文化系引きこもりとは違うなって思う。

とはいえ、精神力のほうは結構あると自認しているから、体力ないくせに男体山に登りたいとか考えちゃうわけで、精神の力が引率して、肉体を引っ張るみたいな感じかな。

わたしのこれまでの人生で一番体力があったのは、渋谷の百貨店の青果売り場で肉体労働をしているときだっただろう。

あの時は、毎日牛のように重い台車を引いていて、それは1日に何往復もする。

文化系引きもりのわたしでさえ、腕の筋肉がマッチョっぽくなったほどで、当時の肉体だったら女峰山だって今からでも登れるに違いない。

ただ、文化系引きこもりなゆえに、そういうガテンな仕事は長続きするわけもなく、導かれるように文化系引きこもりな地へ転職してしまった。

しかし、肉体って大事だと思う。肉体がダメだと、精神も病んでくる。

山登りって不思議で、山を登りきった後は肉体がボロボロなのに、でも肉体を使い切った状態ってすごく精神がいいんだよね。だからビールがうまい。

そう考えると、山登りってどこに良さがあるかってひとつには特定できないことになる。

もちろん、山頂にたどり着いた時はうれしいし、その途中の展望も感動的。でも、やっぱり一番は下山した時じゃないかな。

ともかく、山登りを始めていなければ、おそらく死ぬまでずっと体をろくに動かすことがない人生になっていたはずで、それは考えると恐怖。絶対、病気で死ぬ。

年に数度、山ガール部で活動したとしても平均して数カ月に一度は体をガチンコで動かしてる。

というわけで、部員全員の末長い健康のためにも、結美堂山ガール部は寿命が尽きるまで続くのです。

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