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やっぱり東京はいいけどね。

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結月でございます。

昨日はレッスンのため東京へ。とは言っても、駐車場に車をとめ、そこからレッスンスタジオまでは徒歩で30秒ほど。だから、東京には行っていてもほとんど東京を歩くことがない。

まあ、昨日は銀行へ振り込みに行くために駒込駅のほうを歩いたというくらい。

しかしながら、東京を歩くと、しっくりくるというか、自分と違和感がない。

栃木に来てあと3ヶ月で2年になるというのに、自分と違和感があって、馴染んでいるようで馴染んでいない。馴染んでいなくて、まあ慣れたかなという感じ。

都会のほうが自分に合うというか、ずっとそうやって生きてきたからもうこれは変えようがない。

とは言え、東京の街を歩いて、じゃあ東京に再び住みたいか?となると「住みたくない」と答える。

それがどんなに大きなマンションであったり、一等地であったとしても住むのは嫌だなと思う。

家賃と実質が合ってない気がして、それは栃木で人生初の一戸建て庭付きで猫3匹といると、この広さでこの家賃はちょっと手放せないよねと思うからで、この快適さを知ってしまうと、東京の不動産事情がアホらしくなってしまう。

コロナでリモートがトレンドになったけれど、そういう時代変化も含めて、東京で高い家賃をかけるというのはそれほど素敵なことでないようになってきた。

東京は一等地に住んだところで、それは地名に価値があるだけで、そのマンションの中身はどこにでもある部屋だし、外に出れば電信柱が不恰好に並んで、とてもリッチなテイストはない。

パリに住むなら家賃の価値はあると思うけれど、東京は景観的にはあまり価値がない。

栃木の今のところは、部屋が広々としているだけでなく、そんなに密集してきなくて、隣近所と密接していないから、居心地がいいんだよね。

なんて年寄りみたいなことを言ってみる。

というわけで、住むことだけ考えれば栃木のほうがよく、ただ経済が活発でないから、仕事をバリバリとエッジを立たせてやるなら東京じゃないとね。

そんな興奮は栃木にはなく、だからこそ住みやすいわけだけれど、興奮を得られないのはつまらない。

なので、東京を歩いていると、そっちのほうが心高ぶってきて、気持ちはいいよね。

まあ、これも比較があるからで、東京にいる頃は毎日東京を歩いていてそんな心の高ぶりはなく、いつも「普通」だったわけだから、そういうのは栃木にいるから思うだけのこと。

しかし、栃木は東京から近いからよかった。もしこれが東京にも容易に行けない地方だと、スペック都会人のわたしは田舎生活が続いたら首吊ってる。

竹内結子が自殺しちゃったけど、ああいうのは「ふらっ」ときたときに首吊っちゃう。冷静に考えたら、馬鹿げたことなのにそれが気づかない「ふらっ」とがある。

生ぬるい憂鬱というか、そういうものが続くと意外と人間は自殺するもので、そういう意味でもコロナの自粛やなんとなく警戒ムードっていうのはよろしくない。それはコロナウイルスに感染するよりも危険なものだから。

生ぬるい憂鬱で自殺すると、ものすごく後悔する。死んだあの世で、

「こんなことで自殺しちゃった… アタシって馬鹿…」

と、猛烈な後悔をする。

でも、そういう程度の憂鬱が一番自殺に近い。思い切り絶望くらいになると、却って死ぬのが馬鹿らしくなってきて、どこかの時点で、

「いつまでもこんなんじゃ、ダメだ!」

と、自分で奮起できるのだけれど、生ぬるくて、な〜んとなく嫌な感じが長続きすると危ないんだよ。

というわけで、田舎がすごく苦手なわたしが栃木に住んでも首吊らないのは、東京が近くて、ちゃんと東京に行く仕事があるからで、もし来てくれる生徒さんたちがいなくなったらヤバいよね。

自分が無用だと思ったときが人間は苦しいから、無用にならないように常に何か発信したり、自分にしかできないものを提供しようとしたりしなくちゃね。

サラリーマンだと会社が「これ、やっといて」って言ってくれるから気づかないけど、定年退職したら危ないのはそのためなんだよ。

自分で自分を築き上げられることをしてこないと、仕事を与えてくれるものがなくなると自分が無用だと気づいてしまう。

でも今は、インターネットがあり、YouTubeもあったりで、自己発信しやすくなっているからいいよね。

どんなくだらないことでも、そういう発信をしていればなんとかなるよ。

ただ、芸能人はそれが自由にできないから、周囲が見えないところで辛かったんだろうなと思う。

女優は自分で営業できないし、事務所からオファーが来るまで何も仕事がないっていうのは日常がキツくなる。ものすごい不安だよね。

時々CMや雑誌の仕事があったとしても、やっぱりドラマとか映画とか、そういう仕事しないと寂しいから。

出演なんて一年に一本あるかないかというのが映画界だし、でも仕事がいつ来るかわからないから、仕事がなくても自分のイメージを維持し続けなければならない。

そういう意味でYouTubeデビューもできないから、女優は。

やっぱり人間は「やり遂げてない」ことを常に持つべきだね。それがあったら死のうなんて思わないから。

やり遂げてないことを自分の力でやり遂げるために生きる。そして、それをやり遂げたら、また次に新しい「やり遂げてないこと」を見つける。

そうやってると、魔が差して首吊るようなことはない。

その「やり遂げてないこと」っていうのは、「夢」ともまた違うんだよなぁ。

夢なんて言葉使う奴はなんか信用できないよね。

ちゃんと「やり遂げてない」とはっきりと目標を具体的に持ってるように思えないから。

夢なんてちょっと漠然としすぎちゃってね。

とは言え、夢すらもないっていうのは寂しいよ。

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