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結果的に栃木に来てよかったワケ

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結月でございます。

コロナって風邪の一種なわけだから終息っていうのは本当はなくて、インフルエンザみたいに、

「すみません、インフルかかっちゃったみたいで、今日会社、休みます、はい」

みたいな価値観に社会がコロナに慣れるしかないんだよね。

つまり、それはあるものとして共存しているという状態。

インフルエンザのワクチンは打ってないのに予防効果はないとWHOその他、専門機関からはっきりと言っているマスクをしちゃっているのが社会ってもので、通じない人にはいくら言っても通じない。だから集団ヒステリー状態になるわけなんだよね。

あとはさ、今日なんか愛娘を保育園にクルマで送っていると、急いでいるのか知らないけどひどい運転をするミニバンがあって、そのドライバーは女でマスクしてんの。

そしたら、そのミニバン、わたしと同じ保育園に入っていった。

クルマの中でマスクするのもアホだけど、ママさんに言いたいよ。

「お前の運転の交通事故死亡率、コロナに感染して死ぬよりはるかに高いし」

そもそも子供乗せてるのにチャイルドシートにも座らせないママさんがすごく多い。それでコロナを恐れるってどういうことなんだろう?

子供の重症化は統計でもほぼないし、コロナで死ぬのは持病のある高齢者が大半という事実なのにさ、子供にマスクさせて、チャイルドシートはなしで運転はムチャクチャってどうなんだろうね。交通事故って日本だけで毎日どれだけあると思ってるんだろう? コロナで死ぬのは確率的には低いけど、交通事故は怖いよ。

だから、言いたいことはコロナも対策はもちろん必要だけど、そこに根拠のない恐れを抱いて、現実的にヤバいところをちゃんとできてないんじゃないかってことを言いたいわけ。

ともかくコロナは「新型」というトレンドだから仕方がない。それが新しい雰囲気がなくなるまでみんなが慣れちゃって、友達からラインで、

「現在、コロナっす(汗)」

みたいなやり取りが普通になるのが社会的な終息ってことじゃないかな。

 

ともかく、わたしはコロナは風邪の一種という捉え方なので、全然怖くない。ただ今のところ感染すると指定感染症認定だから軽症でも入院させられて、それは猫の世話があるから大変困ると思ってる。

風邪の一種だから、インフルエンザと同じように大流行するのは仕方がない。そういうものじゃん。

でも放置は困るから、研究者とか頭のいい人たちがちゃんとワクチンを開発し、誰でも接種できる社会を作っている。

いずれコロナもそうなるはずで、社会が話題にしなくなってもずーっとずーっとコロナは普通に流行するんだろうな。

しかし、さすがに経済状態が危なくなってきて、ようやく自粛の影響を真面目に考える論調になってきた気がする。

多くはヤバくならないとわからないものなのだ。

必要以上に騒いで、テレビの無責任なコメンテーターの根拠のない「感想」なんかに煽られた結果がこれだよ。

結局、経済が駄目になって困るのは大衆であり、その流れを作っちゃうのも大衆。

予防効果のないマスクを大衆が買い占めて、医療機関にマスクが回らないっていう無責任さも大衆。

そして、社会は自分たちで騒いだ結果、その騒ぎにいい加減疲れてしまって、

「もう、いいんじゃね?」

みたいになるものだよ。

さて、経済は本気と書いてマジと読むほどヤバい。コロナに感染することよりも恐ろしい。

飲食店も田舎はいいだろうけど、東京や都市部は厳しいはず。

わたしの行きつけで御徒町結月亭と勝手に言っている中国料理店もよく知っている店員にSNSで訊いたら、客が全然来ない、という。

繁盛店だけれど、テナント料や従業員の給料を考えると、そんな状態が続くと危ないかもしれない。

おそらく社会が、

「もう、いいんじゃね?」

という雰囲気になるのに飽きっぽい日本人は半年もかからないとは思うけど、5月までそんな状態だと街の風景は少し変わるかもしれない。

日本は労働者人口の9割がサラリーマンという特異な国だから、多くは賃金を他人からもらう生き方をしている。だから、経営者の大変さを知らない人が多い。だからこそ、

「オリンピックより生命」

みたいなお花畑なことを言う人がいるわけで、いやいや、そんな簡単に言ってもらっちゃ困るよ。

オリンピックを中止か延期にするなんて、当事者だとしたら、その損失と手続きを考えると絶望的な気分になるよ。

それと同様に会社の収益が落ちても給料はもらえちゃうと考えるとマズいんだよね。

会社に動かせるキャッシュがなくなれば、簡単に倒産するから。

しかし、わたしは1年と3ヶ月前に育児的都合で東京から栃木に来たわけだけど、このコロナを見て、結果的にはよかったと思っている。

今、銀座にいたら大変だったのは間違いないから。いや、ふつーにやってけないでしょ。

売上ないのに、続けるためにキャッシュを投入し続けるというのは地獄だから。これは本当に地獄だよ。

でもさ、店って辞める決断ってすごく大変なんだよ。それは自分の店への愛着もあるし、辞めるための現実的なことも大変。引越し準備をして、店舗の現状戻しにはこれまた金はかかるし、しかもテナント契約は解約の申入れは最低でも半年前とかだったりする。辞めるだけでも大金がかかる。

だから無理して続けようとするんだよ。そしてキャッシュを売上もないのに投入し続ける。

これはもう食事を一切摂らないで、血液を抜き続けられるようなもの。これじゃ、マルキ・ド・サドの小説だよ。

そんなリアルがわかるから、行きつけの中国料理店のことが心配になる。

抗がん剤みたいにいい細胞まで皆殺しにするような自粛のやり方はマズいよ。

だから、コロナで予防効果のないマスクをしちゃうみたいな情弱が怖いの。そういう無知な大衆心理が危ないの。大事なのはマスクじゃないから。

わたしは栃木で、割にのほほんと暮らしている。それは栃木が東京と違って事業コストがかなり低いからで、多分、銀座時代の10分の1ほどかもしれない。

わたしは正直、コロナ程度で抗がん剤のような自粛はやめてほしいと思う。ちゃんと専門家会議が出した3条件に照らし合わせたことをやればいいと思う。3条件に当てはまらない事業は今まで通りやるべきだと思う。

しかし、抗がん剤的な自粛は、実は大衆が作っている。政府じゃない、行政じゃない、他ならぬ名もなき人々の群がそうさせている。

この巨大化した心理を変えるのは容易なことじゃない。「それでも地球は回っている」とつぶやくしかない。

そんな中、自分が強運な人間のようにも思えてきた。わたしはくじ運もないし、自分が運がいいと思うことはほとんどなかった。

しかし、こんな騒ぎになる前に東京を離れて、栃木にいることは強運なのかもしれない。

そんなことを思った。

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