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コンサートを中止したらホール使用料金って返ってくるのかな?

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結月でございます。

コロナ騒ぎでコンサートが続々と中止になっている中、コンサートを企画していなかったわたしはダメージゼロなわけだけど、コンサートを主催する大変さは身にしみてわかっているので気になることがある。

それはコンサートを中止にした際、支払ったホール使用料金って返金されるのかってこと。

これはホール問い合わせていないので知らないけれど、対応はホールによって異なるかもしれない。

通常だとホールはまず使用料の半分を頭金として入金し、その半分を公演3ヶ月前なんかに支払うことが多い。

公演1か月前だとまあ、全額納めているのが普通ってことで、コンサートが平日なのか土曜祝日なのか、昼なのか夜なのか、室内楽規模の小ホールなのか、オーケストラ規模の大ホールなのかで料金はかなり違ってくる。

室内楽の場合まともなところだったら、30万から50万といったところかな。

オーケストラの大ホールとなると100万から250万くらい。

いずれにせよ、直前にゲネをするから、2枠は押さえなければならないので、ホール使用料はかなり高い。

コンサートを中止するのは主催者任せになっているのが日本で、それは学校の休校もそうだよね。自粛を促すだけで、やっちゃ駄目ってことじゃない。法的な罰則もない。

ところが空気感に任せるところが日本らしくて、要は責任逃れなんだよ。

政府はやるなと断言しない代わりに中止した時の補助はしないし、決行して感染者が出た時も責任は持たない。

日本独自の空気感は決行した主催者に責任を負わせようとするので、学校もコンサート事務所もそれが面倒だから中止してしまう。

さて、そんな空気感の中、中止したらホール使用料は戻ってくるのかな?

コンサートは決行しても法的にOKなので、ホールは返金しないと考えるのが自然。

となると、主催者に首吊れってこと?

演奏者はギャラもらえなくなるだけで済む。首吊らなくていい。でもさ、音楽事務所なんて自転車操業的だから、来月のコンサートのチケット収入を今月の経費に当て込んだりしててさ。それで大規模なコンサートでホール代は返ってこない、それまでにかけた広告料も戻らないとなるとこれは首吊るしかなくなってくる。

コンサートを決行して、ウイルスを撒き散らすリスクがあるなら、ホールもその責任を負担して返金しなきゃね。

わたしがもし主催者でホールが返金しないって言ったら、ブログやTwitter、YouTubeで、

「ホールがコンサートを中止してもホール使用料は返金しないと言っているのでコンサートは決行します。ホールがウイルス拡散してでも使用料というカネはほしいと言ってるんで!」

と、情報を拡散しまくるよ。

だって、ひとりで首吊るわけにはいかないからさ。そんでもって世論を動かして、ホール使用料返金をゲットする。

そうでなきゃおかしいもん。主催者だけコンサート中止の責任を負わされて、しかもそれは法的には問題なく、社会の空気ってだけの圧力なのにさ、ホールはちゃっかりカネはもらってるっておかしいじゃん。

社会の空気が中止を促すなら、社会全体で負担を分配してもらわないとさ。

広告料は返ってこなくて仕方がない。刷ってしまったチラシの印刷費とか、掲載しちゃった新聞広告とか、まあこれは諦めるしかないかな。

でも、まだ使用していないホールが金を返さないとなれば闘うよ。

こういうことって、演奏者もリアルにはわかってないと思う。おぼろげにわかっていても、その怖さは体験したことがないだろうから。

お客さんはもっとわからない。楽しみにしてたけど残念で済む。

でもね、コンサートやイベント中止って軽く言えるものじゃないんだよ。

コロナのことだって、テレビの悪質な煽りで、医学的にも科学的にもおかしなところで世間が怯えている。そんな悪質な宗教状態が世論を作って、コンサート中止を正当化するし、空気を形成して圧力をかけてくる。

地震が起きたら即座に義援金が立ち上がるよね。だったら、コンサートを中止した主催者に義援金が立ち上がらないとおかしいよ。

チケット代を返金してもらったお客さんだって、「残念」で済ませるのでなく、義援金渡したっていい。

出演するはずだった演奏者だってギャラなし以上に、主催者にちょっとは気持ちの金払うくらいしろよ。そうしないと主催者が潰れたら、あんたら仕事ないから。ファンだって、主催者が潰れたらコンサートが今後開催されなくなって、音楽聴けなくなるんだぜ。

こういう状態の時は、中止の負担を共有できるようにしないといけない。

そこに関わった人たちで助け合わないと。主催者はコンサートの、もっと言えば音楽の心臓部であり、頭脳であるんだよ。多くの演奏者は演奏はうまくてもプロデュース力も企画力も広告宣伝もなくて、自分たちでコンサートを開催する力はほぼないから。

中止の負担を分散し、共有できない社会は優しくない。

今の社会は一見優しいように見えて、実はみんなが責任逃れをして、正論っぽいことを言いながら自分は責任を負っていない。みんな口先だけなんだよ。それは首相も含めてね。

とまあ、そんな中で、コンサートの経費として一番高額なホール使用料って、中止で使用しなかった場合にはどれだけ返ってくるのかな?っていう疑問。

全額返すのであればすばらしい。

でも、全額返したらホールも運営が厳しくなるから、今度はホールに義援金的な行為が必要になると思う。

あまりにも負担による我慢が一極集中しすぎ。

わたしとしては出演するはずだった演奏者がもっと立ち上がって、主催者を助けるよう義援金を募るとか、中止と軽く言えない状態をもっと発信して、今後も音楽が聴けるような支援をするべきだと思う。

中止で残念ですなんて誰でも言える。

音楽が好きなお客さんたちもそこは積極的に参加して、大きな損害が出る主催者を助けて欲しい。

それをやらないと、今後コンサートなんてどんどん減って行くから。だって怖くてできないもん。

でも、もし何かあっても演奏者やお客さんが助けてくれるっていう信頼と愛のバックグラウンドがあれば怖くてもコンサートを開催できるから。

だから、もしホールが使用料を返さないなんてヤクザなことをやっていたら、音楽に関わるみんなが許しちゃいけない。

残念ですなんて軽い言葉で済まないのが主催者なんだからさ。

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