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なぜこれから会計士や税理士の職がなくなるか?

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結月でございます。

今まで虫唾が走るくらい嫌いだった会計の事務作業が嫌いだったわたしが昨日から簿記の勉強をしている。

それはこれからいろんなビジネスをして行くためにあったほうがいい知識というか能力だと思ったから。

と、そんなことは当たり前で、だから大きな会社には会計係が雇われている。今更そんなことを言っているのはどれだけわたしがダメ人間であるか。

とはいえ、うちなんてアタシが勝手にやってる会社だから、決算処理はずっと会計士に丸投げでお願いしていた。

ところでAIの普及でこれからどんどん消えていく職種っていうのが話題になってる。そこに会計士や税理士が列挙されていて、確かに消えていくだろうなと思う。

ただし、すぐには消えない。少しずつなくなっていく。

すぐに消えないのは日本がAIに遅れているせいだったり、会社のほうもずっと付き合いのある税理士さんに惰性で付き合い続けるから。

それに法人の決算申告はかなり面倒で、素人にはできないし、専門職に頼んだほうが早いし、正確だからね。

だから、わたしも簿記の勉強はしても、それは内容の理解を深めておこうという意味で、申告は会計事務所にお願いする。

実は今回、ずっと付き合っていた会計事務所から新しいところに変えた。思い違いもあったせいで、どちらが悪いというわけでもないのだけれど、客商売をしているわたしの感覚とセンセイ商売の会計士との習慣の違いがあったと思う。

新しいところにお願いすることになって、今までより支払う手数料がなんと10万ほど安くなった。

安くなる分、完全な丸投げではなく、こちらでエクセル入力などしなければならないとしても安い。

新しいとことのいいところは、値段が明確であること。仕事内容の料金がはっきりしていて、それも事前に請求書をもらえて、それをこちらが払ったら仕事に取りかかる。

これは先に仕事してしまって金を払わない輩がいるからだろうけど、これは当たり前の手順で、わたしだってお客さんに着物を誂えてもらうときは先払いでもらう。

そうしないと反物を切ってその人の寸法に仕立てたのに連絡がつかないなんてことになると困るから。

だから、事前に料金を明示してもらって、払ってから作業に取り掛かることはお互いのためにいいんだよね。

でも一般的には会計士とかそういう業界ってそんな当たり前がないようで、

「お前、医者かよ!」

という感じ。

病院って、いくらかかるかわからないでしょ? もちろん点数とかで向こうでは料金化されていても、客にはわからず、診断後、いきなり請求が来る。

でも、もうそんな時代じゃないと思んだよね。

だって、買い物をするときに店が勝手に商品をカスタマイズしてすごいプライスを出してきたら怒るよね。

ところがセンセイ商売ってそれを平気でやる。自分が特殊で偉いと思ってるからかな。まあ、世間出たことないから、世間知らずだってこともあるけど。

というわけで、今年から付き合うことになった会計事務所はそこが明瞭だからすごくいいと思う。今の常識でちゃんとやりとりしているね。

追加の作業があれば、こちらから値段を訊けばいいし、勝手にやられちゃうってことがないから。

と、AI以前にそういうセンセイ商売がなくなると思うわけ。

だって、昔はセンセイでなきゃわからなかった知識やテクニックが今はネットで簡単に調べられる。

行政書士とかも仕事少なくなると思う。

会社の設立とかも今は自分でできちゃうしね。

で、会計とかは会計ソフトが優れているっていうのもあるし、あとはRPAとかね。ロボティック・プロセス・オートメーション。

会計なんてAIまでもいらない。自動化ロボットでいい。

それをいち早く取り入れた会計事務所はコストをかけずにたくさん処理できる。法人の面倒な申告書も手間がかからなくなる。

そうなると仕事料も安く抑えられ、人員をたくさん雇わなくてもいいし、それを電子申告すればいいのだから早い。

税務署的には人間がハンドメイドでやった申告書であろうが、RPAであろうが、内容が正しければいいわけなんだからさ。

そんな簿記の勉強をしていて思ったのは、つまりね、簿記とかそういう仕事って道具でしかないってこと。

税金の書類を作らなきゃいけないからそういう仕事があるだけで、それは単に道具でしかない。

つまり、会計の仕事だけでは何も生み出されないってこと。道具を使う人でないってことなんだよ。

その道具が今、すごく進化していて人間の手で帳面に記入していたのがパソコンになって、エクセルになって、RPAになったりしている。

で、AI時代にどんな仕事からなくなるかって考えると、道具でしかない仕事からなんだよ。

決まったことをこなすための道具的な仕事。そういうのは人間がやらなくてよくなるから消えて行く。わかりやすいのはスーパーのレジ。わざわざ人間の従業員が買い物かごから品物を取り上げてスキャンして、金もらって釣り渡すなんてしなくてもセルフレジで十分。

無人店舗だったら商品にタグをつけて、それを信号で探知して、スマホで自動引き落としされれば店員はいらない。

つまり、機械に代替できる仕事を道具という。

今まではそんな道具が技術的になかったから人間がやっていただけ。

そういう道具的な仕事がこれからなくなっていくんだろうなぁ。

もっと言えば、クリエイティヴでない仕事。クリエイティヴでさえ高度なAIだったらできそうだけど、自分で何かを生み出す仕事はなくならないと思うよ。だって、AIがあったとしても自分がやりたいからやるんであって、やりたい人は勝手に仕事するから。

スーパーのレジ打ちとか、長時間立ちっぱなしで足は痛いし、おもしろくないし、時給は安いし、あんな仕事、喜んでやる人なんて普通はいない。

そういう仕事はこれからロボットに任せられるようになる。

会計だって同じだよ。

あとは税理士が高齢化していること。聞くところによると、平均が70代というじゃないか。

しかも同じ仕事しかしないうちに世間知らずな上に時代錯誤になっているからニーズに合わせられない。

だから若くて優秀な会計事務所がこれからはどんどん自動ロボット化で顧客を集め、古い事務所は潰れていくと思う。

でもさ、これって社会にとっていいことなんじゃない? 

そのおかげで、わたしは納得いく形で決算申告をしてもらえて、しかも安くてさ。

レジ打ちだってそんな仕事がなくなれば、足が痛い思いすることないし、お客さんだってスムーズにレジ処理できて楽だし。

仕事がなくなった分、ちゃんと新しい仕事って出てくるものだからね。

そうやって面倒な仕事はなくなって、楽しい仕事が増えるっていうことになると思う。

だからさ、古臭い仕事に執着していると、それがなくなったときに何もできない人になってるから危ないよ。

この変化を捉えて、ポジティヴにやっていけばハッピーだけど、オワコンな仕事を続けると先は暗いよね。

世の中が明るく見えるのも暗く見えるのも、その人次第ってことなんだよ。

まっ、銀行員がリストラされる時代だからね〜

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