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簿記3級、やるデ。

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結月でございます。

「くわっ!腕、痛テー!」

というのは、庭に生えているよく知らない木の枝が伸びていたので、剪定バサミでザクザク切っていたら、腕がすごく痛くなった。

枝は硬いし、身長よりも上の高さを脚立に乗りながら腕を高く伸ばしてやっていたからで、かなり腕が痛い。

「クッ!マジで、庭いらねー!」

と、栃木に来て生まれて初めての一戸建てで、庭を初体験したわたしは夏の雑草処理も含めて、庭なんてものに価値を感じてない。

そもそも仕事をするのは屋内だし、庭って何のためにあるのだろう?

インドアの軟弱なわたしが剪定なんてやったものだから両腕筋肉痛で、やはりキャラに合わないことはやらない方がいいのだと思う。

と、剪定以上にキャラに合わないのが、会計処理などの事務作業。

わたしはクリエイティヴなものが好きだから、何も生み出さない事務作業は大の苦手で、虫酸が走るくらいだし、何も生み出さないのくせに税金を払わなくちゃいけないってどういうことなのだろう?

税金が欲しいのなら、行政が全部やってくれたらいいのにね。

なんて恨み節を毎年言ってるけど、昨日やっと決算資料をまとめ終わり、あとは会計士さんにお願いする。

しかし、地道にエクセルに数字を入力していてわかったのが、栃木に来たおかげで会社のコストが思い切り下がったということ。

ざっくりだけど、銀座時代と比較して年間で600万円近くはコストダウンしてる。

「はぁ〜600万円か…」

と、何だか複雑な気持ちになりつつ、

「まあ、いいや。終わったことだし」

と、栃木に来たから法人税関連とか東京と提出先が異なったりするため、いろいろ調べてた。

そうこうするうちにわたしにメガトン級の変化が起きた。

「簿記、勉強しよっと!」

えっ!マジ!?だって、そういうの苦手で虫唾が走るって言ってたじゃん!

いやいや、今までずっと会計事務所に丸投げで、負んぶに抱っこだったわけ。でも、これから新しい事業も考えてるし、いつまでもそういうのが苦手なんて言ってられないし、知っておくとかなりお得なことがあることに気づいた。

簿記は戦力になる。

と、今更ながらに気づいている駄目っぷりで、でも今まで感性で生き過ぎてた。ちょっとこのあたりでちゃんと勉強しよう。

と、そう思ったらものすごくやる気が出て来てしまって、さっき書店に行って簿記検定3級のテキストを買ってきた。今日から勉強する。

検定を受けるかどうかはわからない。別にそれを取ってもわたしの場合、就職するわけじゃないし。要は内容がわかっていて、自分で処理できればいい。

とはいえ、モチベーションのために検定を受けるかもしれない。

わたしはモードに入ったらクレイジーなほどに熱中するので、早く保育園に愛娘を迎えに行き、食事を済ませたら買ったばかりの簿記の本を開きたくてたまらない。

嫌いなことは避けてしまうのが人間だけど、それを習得したら実は強い。

嫌いなことをの克服は足腰を強くさせる。

だって、嫌いだからってずっとやってなかったのは究極的な運動不足と同じだからね。

そういえば、わたしはネットがすごく苦手だった。これまた虫唾が走るくらいだったのに、今は結構詳しい。

それは純文学ばかり読んでいたところに堀江貴文さんに会ったりしてみて、要は自分にない能力を持っている人の強みを目の当たりにした。

それによって自分に武器が増える。

自分になかった能力をどんどんインストールする。それはスマホみたいに簡単ではなく、地道な勉強が必要だけどね。

これは苦手だけど、あったらもっと大きなことができるって思うとやる気が出てくるんだよね。苦手が一転して得意になる。

なんていい加減なことを言いつつ、会計処理の苦手克服にはすごい時間がかかった。

これから一ヶ月ほど簿記3級を勉強するよ。どうせ年末年始で暇だし。

それが終わったら、国家資格の旅行業務取扱管理者を取得するための勉強もするよ。やりたいことにはそれが手続き上、必要だから。

やりたいことがあるから資格を取る。そうでなくちゃね。

やりたいことがないのに闇雲に資格取ったら何かできるかもって思うと駄目。順序が逆。

やりたいことが先。

大事な認識だよ、これ。

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