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最も美しい死に方

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結月でございます。

わたしは結構、死ぬことを楽しみにしているところがあって、それは今すぐに死にたいという意味ではなく、死ぬことが怖くなく、死んだ先どうなるかが楽しみということ。

死後の世界があることを知っているわたしはそれゆえに死ぬこと自体、まったく怖くない。ただし、今いきなり死んでしまうとなると、これからやろうとしていることも未処理のままになるし、まだ小さな愛娘がいるからそれは困る。

しかし、人間は皆、一応死ぬので、死ぬことはなんとも思っていない。

とても不思議なのは、生命保険とか、老後の資金などをマジで考えてそこに金をつぎ込むひとがいること。

老後の資金なんて若いうちから貯蓄して楽しいのかな?

自分がどういう死に方をするかもわからないし、金があっても老人は高い確率でややこしい病気になるので、治療費としてすぐに金なんてなくなってしまう。その治療費がないと怖いから老後の蓄えをするのだろうけど、かなりの額がないと病気をすればすぐに尽きる。

年齢的に働かなくなったら生活費が困るという考え方もあろうが、それも金なんてすぐになくなる。よほど収入になるような土地を持っていて、上手に運用できているとかじゃないと、貯蓄だけで老後をやりきるのはかなり難しい。

それなのにどうして今から老後の貯蓄に専念するのだろう?

わたしだったら貯蓄よりも年齢的に高齢になっても仕事を受注できたり、モノを売ったりできて稼げるような状態にしておくけど。

それは定年退職していきなりとかは無理で、ある程度若いときに自力でやれる“思考”と“行動力”を身につけておかなくてはならない。サラリーマン思考だと自力で稼ぐのはほぼ無理なので。

なので、体が動くうちにやるべきは老後のための貯蓄ではなく、老後でも金を稼げる環境と体質を作っておくことじゃないかな。

そして臨機応変になんでもやれる柔軟さ。

まあ、若いうちから今の会社をやめたらもう働き口がないんじゃないかと恐れて、ブラックであっても辞められないというひとは柔軟さもなければ、機動力もないから老後は厳しいと思う。

ともかく、自分が年を取ったときのことなんて、その時にならないとわからないのだから、そんな不確定なものを気にして今を生きてるって、それ自体が無駄以上に危機だと思うんだよね。

そういう生き方をして老人になるから振り込め詐欺に騙されたり、退職金を株やFXにぶち込んで簡単に金を失くしてしまったりする。

さて、わたしは死ぬのが楽しみと言ったけれど、それは死後の世界を見られるし、物質世界の面倒さから解放されるから。

で、自分がどう死ぬかはいろいろイメージして遊んでいる。そうなると望んでいるわけでなく、なるようにしかならないけれど、ひとつの着地点をイメージすることで今現在の行動が決まるから大事なんですよ。

ともかくわたしにはいろんな死に方のイメージがあるけれど、どの死に方にも共通しているのはモノを極限にまでなくしておくというもの。

今すでにミニマリストでもあるので、生活に必要最低限なものしか持ってないし、現在進行形で必要なものしか買い物をしないので、ほとんど金は使わない。

ケチるというわけでなく、例えばクルマに関しては小さな愛娘も乗せるし、万が一の事故なんかで死にたくないから税金が安いからといって、安全性が乏しすぎる軽自動車なんかは絶対に乗らない。

タイヤを交換するときも安物のタイヤは履かず、しっかりとしたミシュランを選ぶ。それも雨がたくさん降った時のウェット性能を考えてのことで、いざという時、バシッと止まれることを考えているので、そこには金をケチらない。

しかし、どうでもいいものにはまったく無駄な買い物はせず、つまり100円ショップで安いからと使いもしないものを大量に買ったり、セールを見ていつか使うだろうとまとめ買いするようなことはしない。

それに引越しの度に不要になったものは処分したり、捨ててしまっているので、随分身が軽くなった。

しかし、いざ引越しをするとなるとやはり大変で、ダンボール箱が積み上がることになり、まだまだだなと思う。

バリバリ生きている今はまだそれでいいけれど、死ぬとなった時、こんなに荷物があると残されたひとが処分に困る。

故人が思い入れがあったものなど、捨てたら呪われるのではないかと勘ぐってしまうし、それなら生きている間にスッキリと処分しておくのが美しい。

わたしの場合、愛娘のシャンシャンとなるけれど、彼女がそういうくだらない苦労や面倒を抱えないように死ぬときは幾枚の服と数冊の本くらいにしておこうと思う。

死にそうなのに物品に執着するのは大変薄汚く、人間としてみっともない。さっさと死後の世界を見据えて、この物質世界への執着は捨てるべきなのである。

そういう意味で、死後の世界をしっかりと正確に勉強しておくことは大事。

くだらない遺品を遺すな。

それが価値あるものならまだしも、価値もないゴミみたいなものを残されても困る。

だから、買い物は価値あるものを買うべきで、価値がなくても必要なものは買っても、不必要になったら捨ててしまうのがいい。

「こんなもの、いつ使うの?」

みたいな無価値なものがたくさんあるなんて、迷惑なだけだから。

価値ないものへの執着っていうのは、本当に美しくないんだよね。

だから、最も美しい死に方は、すでにモノがなくなっている状態であることです。

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