結月でございます。
休みは長ければいいってものじゃないクソすぎる10連休の中、2歳の愛娘を愛車に乗せて向かったのは大谷寺。
ここは住所は宇都宮市でもクソ田舎ゾーンであり、しかし宇都宮市街からはクルマで15分ほどで、真岡からも50分弱でいける。
大谷寺は平安時代に空海が開いたという話もあるけれど、多分ウソだと思う。嘘というか、そういうことなのかもなー!みたいな都合のいい解釈の流れでものすごい時間が経過して検証できないところまで来たのだろう。
しかし、ここにはタリバンに破壊されたアフガニスタンのバーミヤンの仏像よりは小さいけれど、岸壁に掘られた仏像がある。
その千手観音が空海が云々という多分ウソの話。
とは言え、写真家の土門拳も撮影しているほどの仏像であり、これを歴史のリアルを2歳の愛娘に学ばせるために愛車を走らせた。
ところがカーナビが示す場所に近づいてくると、妙に道が混み出す。観光バスまで走っている。
すると駐車場はどこも満車。
看板を見てわかった。大谷寺は、かつての採石場であった「大谷資料館」に隣接していたのだ!
大谷資料館はとちテレでも見たことがあるし、結美堂・山ガール部でも山登りの翌日に行ってみようかという話もあったところ。
どうやら膨大な観光客は寺ではなく、ここをお目当てにしている。そして寺はついでって感じ。
ともかく、自動車を停められないからずっと進むと、更地を駐車場にしたようなだだっ広いところがあり、そこに駐車。それも一応、駐車場として正式なものになっている。そこまでするくらいなるほどGWなどには人気なスポットなのだろう。
そんなことは知らずに、寺なんてマイナーで、無視された観光地だと思っていたのが間抜けだった。
結局、その遠すぎる駐車場から寺までは2歳児を連れて歩くには遠すぎて断念。
2歳児が道端で草をむしって遊んだり、駐車場の石を拾ったり、地面をほじくり返して遊ぶことに付き合う羽目に。
しかしながら、採石がなされていたというだけあって、なかなかの風景だった。
改めてもう一度来よう。そう思う場所だった。
辺鄙なところだから、平日ならきっとガラガラで狙い目だと思うよ。