結月です。
クルマを運転するようになりまもなく三年。その三年間で行動範囲も広くなり、わたしにとってそれは大きな変化なのであったけれど、失われたものがあって、それは肌。
手の甲の肌だけはツヤツヤで美しく、着付けをするたびに、
「どうしてそんなに手がきれいなんですか?」
と訊かれたものなのに、クルマに乗るようになって紫外線を浴びまくり、手首から下が見事に茶色くなってしまった。
実はわたしは白人よりも色白で、その白さはトイレの便器のようでもあり、陽に当たらない部分は笑えるほど白い。
しかし、クルマの運転は紫外線を浴びる量が半端なく、顔にシミは出てくるし、手も茶色く薄汚くなるしで、これには少しショックを受けている。
日焼け防止の手袋みたいなものもあるけれど、暑いのが嫌いなわたしには我慢ならないし、これからは日焼け止めクリームをクルマに積んでおくことにする。そして、運転をする前に顔面と手に塗りまくる。
後部座席のチャイルドシートに座る愛娘にも直射日光が当たるときもあり、せっかく美人に生まれてるのにこれも困る。だから子供用の日焼け止めを塗ることにする。さらにガラスに吸盤で貼り付ける日よけも買おう。
いずれにせよ、保育園でもこれから夏にかけて陽に当たることも多いので、日焼け止めを塗らなくてはと思っている。
正直、保育園での野外活動はやめてほしい。そういうのはブスで、田舎もんの子供がやればよろしい。うちの娘みたいな美人で、スペック都会人の親を持つ子は運動会も出なくてよろしい。
と、真剣にそう思っているけれど、そういうわけにもいかないので日焼け止めを徹底させる。
と、今日も2時間ほどクルマを走らせたら、右側の頬が軽い火傷のように痛い。
しかし、日焼けした手の甲はいつ見てもガッカリで、白い肌を取り戻したい。