結月でございます。
iPhoneのバッテリーが全然ダメになってしまって、いい加減、バッテリー交換しなきゃなとアキバのちょっと怪しげなスマホ修理店へ。
銀座のApple Storeでは予約しても来週の木曜とのことだったし、アキバのヨドバシの上にあるクイックガレージも予約が必要だし、だからすぐできる怪しげを選んだ。
怪しげと言っても電池交換なので、別にどうってことはない。それに怪しいほうが実は技術力がありそうなアキバ。それに怪しいところのほうがニーズに素早く応えようとするから、サービスもいいんだよ。
さて、そんな怪しげなところにスマホを預け、45分後に来てくれと言うから、ヨドバシカメラをぶらぶらした。
１階にあるアップルを見たり、ノートパソコンを眺めたりしたけれど、MacBook Proを使うようになってから、他社のPCを見ると、その安っぽさに驚くようになった。
確かにアップル製品はよくできている。
MacBook Proのバタフライキーボードに慣れると、他社のキーボードがすごくぼったりとして重く感じてしまう。
特に日本メーカーのものとなれば、その品質の悪さに驚くばかりで、とてもじゃないがPC9801を作った国とは思えない惨状。
スマホはファーウェイを見たらすこぶる良くて、バッテリー交換に出した自分のiPhone６が古くて、時代の差を感じた。たった4年弱の差なのにね。
iPhoneも新しいのが出てそれもかなり良さそうで、そんなことを思いつつ、スマホのケースが猫にかじられたりしてボロボロなのでいいのがあれば買おうかと思って売り場を見てみると、
「iPhone６用のケース、すでに売ってないし…」
売り場のほとんどがiPhoneXで、そりゃ今頃iPhone６なんかのケースを買い換えるような客は少ないだろうからリストラ対象になって当たり前だって思った。
iPhoneXの新製品も興味はあるけど、スマホで使うとすればネットくらいなものなので、今のでなんら困ることがない。仕事のほうはMacBook Proばかりだからね。
そして３階にカメラを見に行った。やはり一応ユーチューバーとしてはカメラも気になる。
しかしながら、動画のためのハンディカムは今年買ったばかりで機能的に遜色がないから、実はデジタル一眼レフを見に行った。
ちょっと今考えている栃木サイトであればいいなというのがデジタル一眼で、わたしが持ってるのはナント！今はなきコニカ・ミノルタのカメラだからね！
軽く10年以上前のもので、進化の激しいデジタル界ではこのカメラは骨董品かもしれない。
とはいえ、着物関係の商品撮影とかは三脚を使うので、まったく遜色なく使えちゃうんだよね。
連射速度は恐ろしく遅いけれど、連射するような写真は撮らないし、そもそも持ち歩くことがない。
でも、ちょっと今のカメラじゃ駄目かなっていうのは、星空を撮りたいと思ってるから。
古いカメラは高感度にするとノイズが激しい。今のカメラの進化はちょっと前だと軍用じゃないか！というくらいの高感度。
多分、わたしの十数年前のミノルタでは、星空を撮るためにISO感度をあげるとかなりノイズが出てきれいじゃないはず。
そんなわけで新しいデジタル一眼があればいいなって思いつつ、星空だけのために買うのもなって気もするのは、骨董的ミノルタでも普段使いは本当に支障がないからね。
なんて言いつつ、ニコンの新しいものを手にして、やっぱりすごいなって思った。
フォーカスのスピードから何から何まで速い。
そこでこれがいいなって思った。
ニコン D750
これは35ミリフルサイズで、これ以上のモデルはそこまでの性能はいらないし、重い。重いのは使い勝手が悪い。いや、このD750ですらすでに重い。
ところでわたしがニコンを見ているのは、持っているフィルムカメラがニコンで、そのレンズがニコンはマウントが同じなので使えちゃうのよね。
う〜ん、でも星空を撮るだけにこれを買うっていうのはないなぁ… もっと他にこのカメラが絶対に必要！っていう案件がないと買うには至らない。
それに山登りの時だって、こんな一眼レフを持っていくなんて、ただでさえ体力がないわたしには負担すぎる。今使ってるパナソニックのコンパクトデジで十分。
さて、ニコンよりも現実的も欲しいのはドローン。
ドローンでやりたいことがあるからね。そこでヨドバシでこれがいい！と思ったのは、Phantom４ってやつ。
これはかなり欲しい！ しかし、まだわたしがドローンに関してはあまりにトーシロなのでこれから勉強することにする。
そしてドローンはわたしが抱く最大の夢を実現する際にも必要なんだよね。それを実現させるにはまだ3年はかかると思うけれど。
それ以前にもドローンでやりたい企画はあるんだよ。
とまあ、暇つぶしにヨドバシを眺めていて、やっぱり最新のものっていいなってこと。
たまにこういうところで最新を見ておかないと自分が古くなる。
何がやりたいって具体的にない状態でも、最新のものを見ることで、
「これをやりたい！」
って閃くから。
こんなことができちゃうんだったら、あんなことやったら面白いんじゃない？って、最新の技術によって新たなアイデアが出てくる。
それに新しいものを買ったら、それを使いたい欲望が高まるからいろいろやりたくなるのがいいよね。
使い込んだものって、そこから新しいものって生まれない。
このMacBook Proだって、これのおかげで動画がスムーズにできるようになったし、ウェブの閲覧も今までのパソコンとはスピードが違うからかなり情報量が増えてる。
だから、時間も短縮できていて、使える時間が増している。
まあ、その一方で変わらない魅力っていうのもあるけどね。
わたしが扱っているバイオリンとか着物なんて、もうそれ以上は進化しないから。完成形の美しさがあるよ。
ただ、変わらないものだからバイオリンの業者とか呉服関係者とか、話していても恐ろしく古くて、浦島太郎なんだよね、みんな。
つまり、品物は変わらなくてもいいけど、人間も変わらないっていうのはまずいよ。
IT関係の仕事をしているひとはやっぱり元気があるのは、常に新しいことをやろうとしているからだと思う。
いやいや、一口にITと言っても、IT土方みたいなSEはやばいね。
ともかくもヨドバシを眺めて、新しい技術に触れておかないといけないなって思ったよ。
新製品に興味があるほうが前向きになれるから。
それは古びた着物を着ていても気分が高まらないのと同じで、新しいものを誂えて着る喜び、そういうところにエネルギーって集まるんだよね。
