結月でございます。
政治には興味ないくせにN国党の立花党首のことはウォッチャーしてるわたし。なぜなら、おもしろいから。
おもしろいのは彼の戦略のことで、それだけでなくその戦略をズバ抜けた自己プロデュースで進めているんだから、すごいよ。
まだ世間はアブクだと思ってるだろうけど、かなりしたたかにやってる。このままうまくいけば、連立政権に与党として入るだろうなぁ。
一見すると下品で教養がないように見えて、そう思っている人が多いと思う。でも、それもそう思わせるのも彼の戦略だろうね。立花党首は喋りも上手いし、頭の回転はかなり速い。
最近、韓国のことも言っていたけど、あれも今ホットな話題を取り上げて注目を集める手法で、おそらく立花さんという人はそういうことにはノンポリで、どうでもいいと思ってるに違いない。
やりたいことはNHKをぶっ壊すことで、そこにたどり着くまでのプロセスとして韓国ネタを取り上げてる。
先日の内閣改造の発表に合わせて、幹事長の上杉さんが立花党首が総務大臣に任命されなくてガッカリというようなことを言ったようで、上手いなと思った。
世間は、
「そんな指名、あるわけねーじゃん！バカじゃね！」
って思ってる。
でも本心はNHKは総務省の管轄なのだから、NHKをぶっ壊すには総務大臣にならなければならない。そういう方向性で考えてるっていうことを公にしたってことだよね。
N国党が単独で政権を取ることはないけれど、立花党首とすれば総務大臣の役職をゲットできればいいのだから、そのためには政権側の主張にすり寄っておくほうがいい。政権側がもし半数が危うくなったとき、N国党はキャスティングボートになり、与党の維持のために大臣ポストを得る交渉ができる。
だから、ノンポリは強い。有利な方にいつでも動けるから。
これは左派みたいにガチガチに考えが硬いとできない。
ところでN国党のすごいところは、NHK撃退シールだよね。これは返信用切手を貼った封筒を送ると無料でもらえるらしいけど、彼らは本気でNHK集金人を撃退する対応をやってるよね。
選挙で投票して、政治家からリアルに何かしてもらえたって普通はないわけよ。だから政治家は選挙の時だけ頭下げるけど、当選したら何もしない。
でも、N国党はNHKの集金で困っている個人に対して個別に対応している。それによってガラの悪いNHK集金人が来なくなったのなら、本当に助かりました！って気持ちになる。投票したリアルな恩恵が得られる。
新聞の勧誘とNHK集金人のガラの悪さは昔から有名だったわけだし。
その上、立花さんはNHKの裏のことまで全部知ってるからさ。
ああ見えて、立花党首って、信頼関係をすごく重んじる正確なんだよ。それは動画を見ていればわかる。
まあ、おもしろいよ。立花孝志って人は。本当にNHKを変えちゃうかもしれない。
何か大きなチョンボをしなければ、じわじわと議席を増やして10年後くらいには連立与党になってるんじゃないかな。
こんなこと言っても、
「そんなの、あるわけねー」
って思われるだろうけど、わたしはN国党は今後、かなり伸びると思ってるよ。
れいわはそこまで伸びない。山本太郎を総理大臣にとか言ってるみたいだけど、それこそ、
「そんな、あるわけねー」
だよ。こればかりは絶対に無理。左派にありがちな夢だね。
