結月でございます。
本格的に9月になって涼しい日も随分ある。しかしながら、今日はそこそこ暑くて30度超え。明日は一気に涼しくなるとか。
久しぶりに着物の話をすると、9月でも夏の薄物でオッケーです。体感温度的には9月いっぱいでもいいように思う。
着物は重ね着だし、その上、帯も巻くから暑い。なので、9月末でも夏の着物だから寒いってことはあり得ないです。
とはいえ、日が暮れるのも早くなり、秋っぽくなってくると気分的に夏の着物って気がしなくなってくる。もういよいよかなって感じたときに夏着物を丸洗いに出したりして、衣替えするといいのではないでしょうか。
夏はすごく汗をかくので、そのままタンスにしまわないように。汗染みになったりすると落ちないので。
さて、そんな夏着物は7月や8月に着ることが現実的でない気温になっている昨今。37度なんて着物着るような温度じゃない。
と、恒例の夏のキモノ会は9月ってことになっていて、実は随分前から着物着て能楽にみんなを連れて行こうと言っていたのに、それもせずに東京を離れてしまったことを思い出す。
だったら、能楽を見に行こうと国立能楽堂の定例公演があるからチケットを確保しようと、先月、発売の翌日にネットのアクセスしたら全部売り切れていた断念ということが実はあった。
演目がすごくよかったし、定例公演は演者が一流でしかも安い、さらに土曜ということで瞬間的に売り切れたのだろう。また能楽堂は座席数が少ないしね。
能楽は見たことがないという人ばかりだったから、みんなで行ければいいと思ったけど仕方がない。
そんなこんなで時間が過ぎ、わたしも東京へは月に2度ほどなのでどうしようかななんて考えつつ、とりあえず最後の週に着物着てぶらぶらすることになりました。
そのあとはテキトーにみんなでご飯食べてって感じで。
能楽堂はまたいつかってことになっちゃったね。
「いつか」なんて言い出したら、ずっと先になる。
「いつかまた会おうよ」
なんて言って別れたら、何年も会ってないみたいにね。
そういうわけで、「いつか」って実行性に乏しい言葉なんだよね。