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今ごろバイオハザードを観てみた。

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結月です。

2002年の映画らしい『バイオハザード』を今ごろになって観たのは、20年後の2022年。

2作目は去年、テレビで途中から観ていて、ゾンビ映画を観てみたいという5歳児のリクエストを受けて、GEOに借りに行った。しかし、5歳児は途中で、

「こわい〜」

ということで離脱し、スマホでおさるのジョージを見始めた。

さて、バイオハザードの1作目は観てすぐに、

「これはエイリアンだね」

と、エイリアンのパクリというかオマージュであることがわかった。会社が悪者であるところもエイリアンだし、ヒロインの設定もエイリアンだし、ゾンビが大量に襲ってくるのはエイリアン2そのもので、あれはエイリアンがゾンビになった映画なのよね。

さて、ヒロインのミラ・ジョヴォヴィッチ。ものすごく魅力的で、美人で、あの肉体がたまらない。たまらないからキャスティングされたわけで、アングロサクソンな白人でない肉体。ロシア美女。

映画としては見事なキャスティングであるけれど、バイオハザードがヒットしてしまったがために、他の映画には出られなくなる。あれだけひとつの映画でキャラを確立してしまうと、どんな映画に出てもバイオハザードに見えてしまうからで、それはエイリアンのヒロイン、シガニー・ウィーバーとこれまた同じ。

でも、ミラ・ジョヴォヴィッチはリュック・ベッソンの『フィフスエレメント』に出ていたんだね。なるほど、眉毛のない女が彼女だったのか。

『フィフスエレメント』はリュック・ベッソンが一番撮りたかった映画らしいけれど、映画としてはつまらない。「らしさ」は満載であれど、やはり『ニキータ』と『レオン』が素晴らしすぎる。とはいえ、確か『フィフスエレメント』を撮るために『レオン』を撮ったんじゃなかったかな、資金集めのために。

ミラ・ジョヴォヴィッチのバイオハザード1作目の赤いドレスはぴったりで、彼女の魅力は太腿。白人とは言ってもアングロサクソンでない肉質で、やっぱりロシア美人で、ちょっとアジアっぽい質感がある。それでもってあの太腿に挟まれてゾンビの首がへし折られる。もちろん演出はそれを狙っているし、カメラもそう撮っている。

GEOで3作目を追加で借りてみたけれど、3作目となるとミラ・ジョヴォヴィッチもちょっといかつくなって、加齢も加わり1作目の魅力は少なくなっていた。

3作目は映画としては、1作目、2作目と比べると失敗作だと思った。あれを見ると、

「マッドマックスじゃん」

と簡単にわかる設定で、シナリオも単調で、ミラ・ジョヴォヴィッチの魅力もそこまで出ていない。

さて、『バイオハザード』は初めから続編を作ると決めて作られていて、そこが『エイリアン』とは異なる。エイリアンの1作目はリドリー・スコット。そして2作目はジェームズ・キャメロン。1作目は続編を想定していない。

どちらも傑作だけれど、やはり1作目が映画としては上かな。

そう言えば、『バイオハザード』でコンピューターが「クイーン」と名付けられていたが、これはエイリアンの1作目の「マザー」であり、やっぱりエイリアンへのオマージュなんだよ。

あと、バイオハザードの3作目でホログラムで女の子が突然出てくるのは、あれ、キューブリックの『シャイニング』の双子の少女だよね。あのカットバック。

バイオハザードは映画としては真新しいところはない。ゾンビが大量に出てくるのも『バタリアン』という映画が1985年にやっているし、バタリアンだって『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』なわけで。

でも、バイオハザードは1作目のミラ・ジョヴォヴィッチの赤いドレスに悩殺されちゃったよ。あれだけでいい映画になった。映画って意外とそんなもんでね。

とは言え、20年も前の映画を今ごろ言ってる。

情報過多な時代だしコロナもあってか、深刻な映画を観る気もあまりしなくて、バイオハザードは今ごろでちょうどよかった。

思えば、ゾンビウイルスに感染するのって、あれコロナだね。去年はコロナに感染したら芸能人が謝罪したりするほどで、コロナ感染者の扱いなんてゾンビみたいなものだよ。地方では東京からは来るななんて言われて、他府県ナンバーが襲撃された話もあって、まさしくバイオハザード。

オミクロンになって驚異的な感染爆発。これ、バイオハザードの2作目だね。

コロナに感染したら村八分にされたり、去年なんかはみんなゾンビに銃弾をぶっ放すみたいな気持ちだったんじゃないかな、コロナ患者に対して。

でも、コロナワクチンが開発されてゾンビ化は免れることができて、それなのに悪質な新興宗教みたいな反ワクチンとか、副反応が嫌とかでワクチンを打たないなんてのは、わたしはゾンビに銃弾をぶっ放したいのと同じ気持ちになったりする。

ゾンビ化を防ぐために有効なワクチンがあるのにそれを接種しない非科学的で、自己中でいるがためにゾンビを増やしてしまう。これは社会的にどうかと思うよ。

と、コロナ禍がバイオハザードに見えてしまったわたしだけれど、咬まれるだけでゾンビになってしまうって、鬼滅じゃん。鬼滅の鬼も人間をバクバク食べるしね。

さて、オミクロン株はワクチンを2回接種していると重症化はしないで、無症状か軽症で済むとのことだけれど、願わくば軽症でも勘弁してほしい。

そう言えば、ヤフコメでワクチンなんか打っても感染するし、効かねえよ、なんて屁理屈なコメントがたくさんあったりするのを見てしまったんだけど、あれって、要するにワクチン未接種者が今ごろになって未接種を後悔して強がっているんだなとわかった。

素直じゃない奴は見苦しいものだよ。人間には己の過ちを訂正しにくいプライドがあるけど、そういうのはないほうがお得。わたしも過去はそういう見苦しい人間であったが、自分のミスや過ちは間違いだとわかったら訂正したほうがはるかに楽だと気づいてからはプライドがなくなった。

そういうプライドがある人間は面倒だから、カナダのケベック州みたいにワクチン未接種には課税するという強硬策も出てくる。でも、考え方としてはおもしろいし、日本でも導入すればとわたしは思う。なぜなら、副流煙が肺癌をもたらすなんて言われて、タバコにはすごい増税されているんだから、ワクチン未接種者は副流煙どころじゃないんだから課税だよ。

ワクチンで防げるものを防がないで、それで感染して重症化したり病床を圧迫して、その結果、心筋梗塞で運び込まれた人にベッドがないなんて事態になると、未接種というのは間接的な殺人になり得る。接種していて入院してしまったなら言い訳は立つけれど、あるものを打たないというのは言い訳できない。

バイオハザードだってワクチンを求めるシーンがあったけれど、ワクチンを打たなきゃ自分がゾンビになるってことだときっとみんなこぞってワクチンを求めるんだろうなぁ。

でも、去年あたりまではコロナに罹れば、ゾンビ扱いだったよね。

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