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わらしべ長者な4歳児

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結月でございます。

先日、小山にあるショッピングモールに4歳の愛娘と遊びに行って食事などをした。

そこのはチュッパチャップスの自販機があり、200円入れると最低でも4個、最高では7個出てくるゲーム仕様。

2回とも5個で400円で計10個、つまり一つあたり40円というわけで、損もしていなくて得もしていないというところ。

そのフードコートのそばには小さな公園があり、小さな滑り台がある。

私がベンチに座り遊ばせていると、そこには歩き始めたくらいの推定2歳未満の女の子がいて、ひとりで遊んでいる。どうやら親はベビーカーの赤ん坊を看ながらフードコートのガラスの向こうで食事をしている。

わたしならいくらガラスで見えていても推定2歳未満はひとりで遊ばせないけれど、いろんな親はいる。車だってチャイルドシートに座らせず、後部座席から子供が運転席に顔を出しているような昭和が今でもいる。

さて、そんな推定2歳未満を不憫に思ったのかはわからないが、うちの4歳児は一緒に遊んだり、ガラスの向こうの親のほうへ行こうとする2歳未満を抱っこして親のところへ連れて行ったりしている。

しまいにはチュッパチャップスが入ったビニール袋を持って、その一つをあげたりしている。

と、そんなこんなで4歳ながら姉御肌を発揮し、いろいろ面倒を看ている。

そんな様子を眺めていると、向こうの親が食事を終えると推定2歳児を連れていく。そして、うちの4歳児のところへやってくると、

「遊んでくれてどうもありがとう」

と、何かをくれた。

それはアナ雪の立体シールで、うちの愛娘が愛してやまないエルサだった。

1個40円でゲットしたチュッパチャップスよりは高価な品物で、推定280円はする。

なんでそれをもらえたのか、報酬という概念がわからない4歳児はキョトンとしていたが、エルサだからまあまあ喜んでいる。

これはわらしべ長者。

さらに情けは人のためならず。

人に何かしてやると、得をすることがある初体験。

もちろん、今後は何かしてやってもビタ一文という経験もするだろう。

ただ、打算的に何かしてやってもそれは見過ごされるから、純粋な気持ちで遊んでやったりするといい。純粋な気持ちだったら、何ももらえなくても不満にはならない。

大人になるとどうしても保身が入ってケチになる。すると「情けは人のためならず」を発揮しにくい。

ここが大変難しいところで、それが大人になってもできるのは才能なのかもしれない。

しかし、サラリーマンでない生き方をしていると、不思議とわらしべ長者な経験はするもので、これはエネルギーの循環なのだとわかる。

ところでもらったシールは早速、マンションにある戸棚に貼ってしまったので、そのシールがさらに高価なものに化けることはない。

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