結月でございます。
昨日は結美堂の仕事はオーラス。
といっても、今年はコロナで自由が制限された年だったので、仕事的にはビミョーな一年で、平和産業である音楽や着物は実質「禁止」にされたようなものだった。
というわけで、大きな成果があったわけでなく騒ぎのわりには記憶に乏しい2020年ということで、来年からは新事業をぼちぼち始める。
さて、今年は結美堂山ガール部で山登りに二回出かけた。どちらも中途半端な結果に終わりつつも、来年は産休明けの部員も戻ることだし、次なる目標も考える。
体力がないくせに男体山に登ってみたいというわたしの願望で創設された山ガール部だけれど、ちゃんと2年以上も続いている。
山ガール部がいいところは、ホモソーシャルでないからだと思う。
着付け教室なんかをやっていると、どうしてもホモソーシャルになってきて、そこの先生が教祖っぽく威張ったり、法外なことをやり始めたりする。
それは着付け教室だけでなく、体育会系や政治団体、コミュニティーサロンなどなど、性別に関係なくホモソーシャルになりやすい。
そういうのは一見、結束が固そうに見えるけれど、どこか歪なものなのである。
ちなみにわたしが茶道や華道など古い日本文化が嫌いなのは、ホモソーシャルすぎるから。
ところが結美堂山ガール部はわたしの着付けやバイオリンの生徒で構成されてはいても、創設者であるわたしが体力レベルがクソでダメダメ。
そして他の部員だって山登りに長けているわけでもなく、ど素人の集まり。
要するに創設者自らがいい加減であるから、ホモソーシャルにはならない。
それでいて、山ガール部にはわたしからの要請でないと入れない。そのためにはわたしが決めた19項目の条件をすべてクリアした人でないと誘わない。この19項目は秘密である、どれもくだらない項目だけど、重要なもの。
ここはちゃんとしていないと、やはり山登りは危険であるし、ピクニック気分で来られると危ない。山は自分のことだけで大変なのに、メンタル弱すぎて途中でメンドクセーことを言われるのも困る。あとはスケジュールもある程度は自由にならないといけない。
とまあ、そんなことがあってホモソーシャルではないのだけれど、誰でもウェルカムにはしていないわけ。それに人数的にももう十分だから。
しかし、志は高くても同時にいい加減というのはいいなと思う。
もしここにガチな登山な人が入ると、途端にシビアになって楽しくなくなるよね。
と、来年はどこの山に登ろうか?